最低
人生で初めて異性を振った。
理由は単純、「スタイル」が気にいらなかったからだ。
彼女は何も悪くない。
唯、これ以上自分の感情に嘘が付けなかっただけ。
自分も「容姿」や「収入」や「性格」に一つの自信も無いのに。
他人に誇れるものなど何も無いのに…。
「ほんのちょっと仲のよい友達になるって事でどうかな」
言ってしまった最悪の言葉。
「偽善者」な自分に唾を吐きつつ
来てしまった終わりにホッともしている。
ただ一つ学んだ事。
「振られるより振る方が辛いのよ」
何年か前に言われた「彼女」の言葉は
嘘じゃ無かったって事。
最低な気分で字を綴っている俺は
一体、何様なんだろう。