医療機器

島根県出雲市知井宮町の田原歯科医院の医療機器、設備の紹介です。治療いすやレントゲン装置など、高額な医療機器を常に最新のものに買い換えて、的確な診断、快適な治療、早期の治癒、良好な治療後の経過を目指しております。

 

デジタルX線システム

施設写真

みんなにやさしいデジタルX線システムを採用しています。

1.患者さんにやさしい
 放射線の被曝線量が従来のレントゲン装置の1/10程度ですので、女性の方やお子様など安心して撮影することが出来ます。
 人間は、医療機関でX線写真を撮らなくても、ただ、地球上に生活しているだけで自然界から放射線を浴びています。
 当院のデジタルX線撮影1回に受ける 量は、人が一年間に自然界から受ける放射線量の1/1000です。
 妊婦さんも安心です。


2.環境にやさしい
 デジタルX線は、現像が要りません。劇薬を含む現像液が要らないため、今まで産業廃棄物として排出していた現像液、定着液が、なくなりました。
 これは、地球にやさしいと言えます。
 また、現像液、定着液は、歯科医院特有のにおいの原因の一つでしたので、悪臭がなくなったということも環境にやさしいと言えます。


3.歯医者にやさしい
 現像したフィルムは、時間がたつとだんだん変化しますが、コンピューターに保存された画像は悪くなりません。前回の画像と比較することによりより適切な診断ができることは、歯医者にやさしいと言えます。
 また、画像をコンピューター上で拡大したり、加工したりできるため、診断や患者さんへの説明が簡単に分かりやすくできます。これも歯医者にやさしいと言えます。
 しかし、これら、歯科医にやさしいということは、患者さんへもやさしいと言えます。


 そして、何よりうれしいのは、保険でできるのです。
 当院では、パノラマ撮影装置が、フィンランド製で、デュールデンタルドイツ本社において開発製造されたX線画像取り込み装置を使用していましたが、平成26年10月機械を最新型に取り替えました。

 従来のセンサーでは、X線は、シンチレーターにより光に変換され、この光をCCD素子が受け電気信号に変換しています。
 このシンチレーターで光が拡散するため画像がボケることがありました。

 今回導入したパノラマX線装置は、次世代高解像度Direct CMOSセンサーと、独自の画像構築技術により、ボケの少ないシャープな画像を実現しています。

撮影位置が少しずれていても、コンピューターが自動でフォーカスを調整します。

 また、患者さんのあごの形に臨機応変にオートフォーカスするため、どなたでも、鮮明な診断画像が得られます。

患者さんに優しい低線量 ハイスピード撮影。

撮影したレントゲン画像は、無線でデータが飛んできて、すぐに、手元の大画面モニターに表示されます。

疼痛緩和治癒促進レーザーLUMIX2

アメリカのUSAレーザー社で開発されたルミックス2はフォトダイナミックセラピーをリードする、Biostimulation効果による歯科疼痛緩和レーザ ー機器です。
輸入発売wavelength社東京都港区三田3-7-16-5Fより購入未承認医療機器 
論文・文献
Ejiri K, Aoki A, Yamaguchi Y, Ohshima M, Izumi Y. High-frequency low-level diode laser irradiation promotes proliferation and migration of primary cultured human gingival epithelial cells. Lasers Med Sci 2014; 29(4):1339-1347.
近年、歯周治療において組織の創傷治癒促進を目的に低出力半導体レーザーが応用されている。しかし、その効果・機序については未だ不明な点が多く、特にヒト歯肉上皮細胞に対する効果についての研究は皆無である。そこで、高パルス低出力半導体レーザー照射が初代培養ヒト歯肉上皮細胞の増殖および遊走に及ぼす効果について検討することを目的とし、本研究を実施した。その結果、レーザー照射によるヒト歯肉上皮細胞の増殖および遊走の促進が確認された。また照射によりExtracellular Signal-regulated Kinase(ERK)がリン酸化されることが確認され、細胞増殖および遊走の促進には、Mitogen-activated protein kinase(MAPK)シグナル伝達系の関与が示唆された。以上の結果から、本レーザー照射は歯肉の創傷治癒促進に有効であることが示唆された。
ラット脛骨骨欠損の治癒過程に及ぼす半導体レーザー照射の影響について
INDUCTION OF BONE PRODUCTION BY SUPERPULSED LASER IRRADIATION IN A HUMAN LINEHUMAN OSTEOBLAST CELL LINE (トリノ大学)
Effect of Low-Level Laser Irradiation on Bisphosphonate-Induced Osteonecrosis of the Jaws: Preliminary Results of a Prospective Study
Effects of a Low Level Laser on Periodontal Tissue in Hypofunctional Teeth
Effects of Low-Intensity Laser Therapy on the OrthodonticMovement Velocity of Human Teeth: A Preliminary Study
Biostimulation Effects of Superpulsed,High-Intensity, Low-Average Power LaserApplication on the Timing of Orthodontic Aligner Sequencing of the Invisalign® System

 

 

 

 

 

超音波洗浄機


 超音波洗浄機は、メガネ屋さんで、眼鏡のクリーニングでご存知でしょうか?
 オートクレーブという完全に滅菌できる機械がありますが、よごれがこびりついたままでは、滅菌できません。
 そこで、メガネ屋さんで使うのより強力な超音波洗浄機で、細かいところまで、隅々までよごれを,まず、落とします。
 血液や組織の付着した器具を流水下で洗った後、消毒薬の入った超音波洗浄器にて洗浄するわけです。


オートクレーブ

滅菌と言えば、オートクレーブです。
 オートクレーブとは高圧蒸気滅菌器のことで、高温高圧(2気圧135度)の飽和水蒸気で滅菌を行います。この機械によってC型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルス、エイズウイルスなどすべての細菌やウイルスが死滅します。
 これで、病気やウイルスを持った患者さんから別の患者さんに病気がうつるという院内感染を防ぎます。
 


紫外線殺菌庫


滅菌したものは、清潔なまま保管。
消毒・滅菌された器具は、紫外線で殺菌された状態の保管庫で使用直前まで保管しています。

口腔外バキュームシステム

各治療椅子の横の床から生えているゾウの鼻。
 これが口腔外バキュームシステム『フリーアーム」です。
 歯を削る時や、口の中に入れる金属の詰め物やかぶせや入れ歯を削って調整するとき。その削りカス(粉塵)が飛び散って空気中に広がってしまうことを防止するため、通常の口腔内バキューム装置に加え、口腔外部より「フリーアームシステム」を用いて、空気の汚染を最小限にとどめるようにしています。
 これにより、診療室内を清潔に保ち、ひいては院内感染を予防します。

むし歯レーザー診断器(ダイアグノデント)

レーザーを使用し、視診やX線写真で分かりにくい裂溝部の虫歯の診断を可能にします。虫歯の進行具合は数値で表され予防診断にも役立ちます。
 
 ドイツのカボ社が開発したダイアグノデントは、判断が困難な、あるいは、発見が不可能な、歯質変化を早期の段階で認識出来ることを可能にしました。ダイアグノデントの使用により、局所的な治療を施すことが出来、それが患者さんの歯質の保存につながります。
 見ただけでは分からない虫歯の深さをレーザー光線で測り、数値で教えてくれます。
 今まで、削ってみなければ、むし歯かどうかわからなかった歯でも、削らずにむし歯かどうか判定できます。
 
●裂溝域における診査診断の改善
●どんなに小さな歯質・歯面変化も早期・初期段階で発見
●歯科保存学的な接着修復可能
●精密な治療行為の質の向上
●適切な予防処置の確認


炭酸ガスレーザー

外科に使用しています。
 レーザーメスは、切りながら止血していくので、出血も少なく、画期的な機械です。
 抜歯等の外科処置の後の止血処置にも使えます。。
 レーザーメスとして積極的に切ったり焼いたりする使い方と、パルス波といって主に治癒促進のために当てる使い方があります。

根管長測定機能付根管拡大形成器


世界で唯一根管測定機能と連動して動くマイクロモーターは手指感覚では察知できない根尖孔近くまで根管の拡大・形成を可能にし治療時間の短縮が図れます。
 口が開きにくい人などに、無理に口を開けてもらって、指でこりこり削るのはお互いにストレスでしたが、これで、安全確実に神経の治療ができます。




除菌水フィルター&クリーンシステム



治療用のいすには、コップに入る水や、歯を削る時に使う水などが配管されています。
治療中の口の中で使う水ですので、きれいな水でなければいけません。当院では、すべての診療イスに除菌水フィルターを装着しています。
最大孔0.1ミクロンの中空糸膜フィルターにより、赤さび・スケール・カビ等はもちろん、バクテリアも除去し抜歯窩・歯周ポケット・根管等の洗浄に、大変有効な水を作ります。
コップの水を「この水、飲めますか?」と聞かれることがありますが、水道の水よりきれいですから大丈夫です。

5倍速コントラ(音が小さい歯を削るモーター)

 キーンという高い回転音が少ない機械 歯の形の仕上げや、お子様の虫歯の治療に活躍します。
エアー式(音が大きい)ではなく機械式(音が小さい)で回転します。
回転を止める時もエアー式と違い瞬時に止まりますから、歯をけずり過ぎる事もありません。
 また、形の異なる優れものもあるため、届きにくいところまで正確に削れます。

PMTC用ハンドピース

 PMTC用ハンドピースを使ったプロが行うお口のクリーニングをした歯は、きれいに磨き上げています。だから、今までと歯磨きの時間が同じでも、歯の汚れが従来に比べても付きにくくなるのです。

ジェット式歯面清掃器

 歯の表面に付いた茶渋やタバコのヤニなどの頑固な汚れは歯磨きだけではなかな落ちにくいものです。 無理に磨いて落とそうと思うと、歯を傷つける恐れもあります。

 この機械は歯の表面を傷つけることなく、ジェット噴射により短時間で汚れを取り除き、歯本来の白さ、
自然な輝きを戻すことができます。細かい粉末を水と一緒に歯面に噴射して、 汚れをうまく落とす機械で、歯ブラシの届かない溝や歯と歯の間のすき間にも細かいパウダーが入り込んできれいにしてくれます。

口腔内CCDカメラ 

 Panasonic製デンタルアイ。先端に小型カメラが付いており、お口の中を撮影するカメラです。見えづらい奥歯まで撮影することができます。口腔内CCDカメラは、一本の歯から、お口全体まで映し出すことができます。わかりにくいときに、実際にご自分の奥地の中を見ていただけます。

口腔内カメラ

松風 アイスペシャルⅡ です。お口の中を鮮明に記録できる口腔内専用カメラです。治療の記録、歯の色や形などの情報伝達、コンサルテーションなどのために、口腔内や顔貌の写真を撮影する高画質なカメラです。


位相差顕微鏡

歯周病の治療には、位相差顕微鏡とコンピュータソフトを使って口腔内の微生物(歯周病菌)を瞬時にパソコンに取り込み動画で保存することによって画面上で術前、術後の微生物の変化の状態を患者さんにはっきりと見ていただくことができます。

双眼マイクロルーペ

眼鏡ですが、眼鏡の前にルーペが付いていて、治療中の歯、治療前の歯を約3倍に拡大してみるため、細かいところまで精密な治療ができます。
ドラマ『医龍』で、主人公の心臓外科医がオペ中にしていたことで有名になりましたが、本当に細かいところまで見えます。
はじめてみる人は、院長が極度の老眼ではないかと思われる方もあるかもしれませんが、決してそんなことはありません(笑)。

パルスオキシメーター

診療中に迅速に血圧や酸素飽和度が測れるように数種類の血圧計、パルスオキシメーターを備えてあります

AED(自動体外式除細動器)

心臓が痙攣し血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)の救命率は、除細動が1分遅れるごとに約10%の割合で低下します。
AED(自動体外式除細動器)は、自動的に心電図を診断し、必要があれば除細動を与えますので、1分1秒が問われる緊急時でも適切な救命処置を行うことができます。

唾液検査装置 SPOTCHEM ST

測定結果をレーダーチャートに反映し、ビジュアル化することで、 自覚しづらい口腔内の状態を、客観的なデータを通じて把握することができます。

採取した唾液を専用装置と検査キットを用いて、口腔内トラブルに関係が 深い6つの項目を5分で同時測定します。