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「2020年に向けて」



 例年になく暖かな年末年始だった。昨日の夕方から冬の風が強く吹き始めた。今朝の気温は5度前後だったけれど、一部の畑では野菜にべた掛けしてある不織布が凍っていた。風の冷たさの故だろう。今夜も風は強く冷え込んでいる。それでも例年に比べれば楽な気候の部類だ。

 仕事らしい仕事は明日6日からの予定だ。2日の午前中に野菜の初出荷をした。ファーマーズマーケット2カ所に行ったが、いずれも正月休み堪能の人、人、人だった。午後は僕としては珍しくショッピングモールで長い時間を過ごした。娘たちの要望や、東京からの僕の妹家族の予定に合わせて、ショッピングや外食をしたのだった。お正月の外食は、僕の記憶にあまり残っていないくらいの、珍しい過ごし方だった。連れ合いと長男はまだ実家にいた。

 三女の帰京と大学駅伝復路で、慌ただしい3日の午前中。毎年訪問してくれる従弟が、社会人3年目の娘さんと共にお墓参りにきてくれた。親戚付き合いの世代交代に骨を折ってくれる従弟との、しばしの歓談は味わい深い。午後には、初売り初日の自動車販売会社に車を見に行った。購入予定の車が、どうやら今年の夏頃にモデルチェンジしそうなので、購入を延期するつもりなのだが、実際に車の色や装備を家族で確認しておきたかったのである。3日の出荷はしなかった。

 4日は出荷を終えて初詣に出掛けた。ここ数年、行きつけの懇意にしてくれている神社に行くことのできない状況だった。やっとお参りができて安堵である。しばらく遠退いた間に、パワースポットとして大賑わいになったその神社であるけれど、宮司のJさんもそのお母さんのRさんも昔通りに元気で暖かく出迎えてくれた。大勢の賽銭箱の前に並ぶ人々の脇から、本殿前に家族でかしこみ、Jさんの祝詞に頭を下げる時、気持ちのよい空気が流れて凛とした気配に包まれる、久しぶりの感覚である。Rさんの長年の御奉仕の賜物というべきか、常時数名の巫女さん等を雇い入れなければ成り立たぬほどの盛況ぶりは、感慨を超えて畏怖の念である。しかし、あの悠然としたクスノキなどの木立は、何も変わらないかの如く悠然と佇んでいる。

 帰りに家電売り場で掃除機を買ってきた。25年働いてくれた紙パック式の掃除機が、とうとう電源も入らなくなったのである。また紙パック式にしたが、掃除機も進化している。この掃除機がまた25年も働いてくれるかは疑問だが、明治の終りに建てられたこの家の絶え間なく排出される細かなホコリを吸い込んでくれることだろう。

 今日は出荷や高校サッカーのテレビ観戦のあと、強風に破れかけた畑の不織布にネットを掛けて回った。点で留められた不織布を、ネットの面で押さえ込んで風から守るというわけだ。そして、日が暮れると、長男のサッカーの相手をする。長男のサッカーの技術的な修正点を、楽しい1対1やシュートでゲーム形式に相手をするのである。あと5日もすればジュニアユースの練習が始まる。それまで長男は僕に勝とうと真剣に挑んでくる。もっとも、1対1では、長男に歯が立たなくなってきたことも確かだ。僕が頑張れば、長男の技術は向上する、と信じているのだが、これらの日々がこの一年の象徴となるかな?

 

2020年1月5日


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