エアコン・コントローラ修理

1.はじめに
暑いある日、エアコンコントローラのDownボタンが操作不能になってしまいました。
「Upしか利かん〜!!」
と、いうわけで、家の人たちから苦情がきました。(特に、おかん)
エアコンコントローラを修理することにしました。

2.今回のターゲット
コントローラ今回のターゲットは、エアコンのコントローラ そのものです。
これは、R32 GTS系と共通部品ですので、何の特別な仕掛けはありません。(^^;
















3.作業
ターゲットの基板いきなりですが、カバー、基板を外した状態で す。
今回は、Downボタンが全く機能しませんでしたので基板から外してボタン自体を点検することにしました。
 基板自体は、紙エポキシ基板ではありませんので、そんなにもろくありません。(だからといって、コテで過熱したらダメよ〜)












問題のボタンこれが問題のボタンです。
(外したあとだけど)
このボタンは、接触不良を起こしているため押し込んでもONになりませんでした。
 抵抗値は、押し込んでも、0Ωになりませんでしたのであからさまでした。(^^;
(テスターで測ればすぐにわかります)
 本来ならば、このボタンは相当品または同等品と交換して復活です。。
 しかし、これではおもしろくありませんので、このボタン自体をばらしてしまいます。(^^;

(ちょっとピンボケだけど勘弁してね)









分解後ボタン自体を分解すると左図のように、3個の 部品まで分解できます。
見るとわかりますが、内部は、ゲーム機で採用されているようなゴムボタンとなっています。(^^;
 これは、電子作業用の接点クリーナー(無ければカー用品のエレキクリーナーで代用可)をたっぷり吹き付けた後で、ティッシュ等で拭いてしまいます。
 
 この後、ボタンを組み立て、テスターで導通チェックします。
 ボタンを押し込んだとき、導通があればOKです。
 それでもダメだったら素直に秋葉原の部品街へ買出しに行きましょう〜。(^^;









再組み立て後で、基板に再取り付けします。
これも、手短にさくさくっと作業してしまいます。
















ついでにメイン基板ついでに、メイン基板のはんだの盛り直しをし ます。
(はんだのクラック予防的な意味で)
このあたりは、個人的な趣味ですので、気にしない人はそのままでいいかもしれません。















4.結果
 この作業後は、何事も無かったが如くUp/Downボタンが動作するようになりました。
 やはり、Downボタンの不具合でしたので、今回はここまでにしました。

 多分、これをディーラーへ出すとユニットごとの交換になってしまうのでしょうね。(^^;
(一体、いくらかかるのやら・・・)



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