エアコン・コントローラ修理(その2)

1.はじめに
以前、修理した「Upしか効かん〜」という件は、再発してしまいました。
エアコンコントローラを根本的に修理することにしました。

2.今回のターゲット
コントローラ今回のターゲットは、エアコンのコントローラ そのものです。
またもや取り外すことになりました。












3.用意した材料
左:タクトスイッチ
右:0.4mm すずめっき線
材料
秋葉原の部品街を回りましたが、同一のものは入手できませんでしたので、部品の加工を前提に購入しました。
ちなみに、タクトスイッチは、高さ7mmの物です。

4.作業
今回、用があるのは以下の画像に示すパネル部分です。
ターゲットの基板
画像中ボタンが、1個無いのは、不良個所を外した上でサンプルとして持って「これと同様の部品がないかな〜」と部品街を放浪したためです。
問題のボタンこれが問題のボタンです。
(外したあとだけど)
このボタンは、接触不良を起こしているため押し込んでもONになりませんでした。
今回は、これを全部(合計10個)を外しました。
で、外したもの残り9個のON状態の抵抗値を計ってみると・・・・












9個中4個がご臨終寸前だった・・・|||orz


内部構造がゲーム機のコントローラといっしょでも耐久性の低い部品って一体何よ・・・・
R32が現役のころはぷれすてが出る前の時代ですが・・・
愚痴っても仕方ありませんので、入手した部品の加工です。
加工前加工前
加工後加工後
で、これを10個作って、足曲げの上、基板へ実装すると以下の画像のようになります。

加工後

5.結果
 この作業後は、何事も無かったが如くUp/Downボタンが動作するようになりました。
 ただし、ボタンの感触は、「ボコッボコッ」から「カチカチ」へ変化します。

にせ最速伝説へ戻る