☆☆☆ メーターパネルLED化 ☆☆☆
1.目的
電球置換えで、果たしてLED化は可能か試してみました。
(単に、筐体の改造は避けたかっただけ)
2.材料(用意するもの)
・5Φ(直径5mm)の白色LED
・ユニバーサル基板
・1608チップ抵抗
・拡散キャップ
あとは、すずめっき線(0.4mm)を用意してください。
3.前加工
今回は、メーターパネルの加工なしで取り付けするため、T10規格の電球サイズへ納める必要があります。
そのため、市販のユニバーサル基板を加工します。
10mm×12mmの大きさに切ります。
ここではあっさりと「切る」なんて言っていま
すが、基板なんてそう簡単に切れる代物ではありません。
普通のカッターで切ることは出来ませんので、Pカッターまたは、オルファのクラフトのこ(品番125B)で切ります。
今回使用した基板はガラスエポキシ基板です。
そのため、加工性が悪いです。(のこ歯がすぐに切れなくなります)
今後、製作する場合は紙エポキシ基板を使用した方が良いようです。
(今回のような場合は、周波数特性とか絶縁抵抗なんて考えなくてもいいからね)
4.実装
加工した基板へ部品をはんだ付けします。
通常のセオリー通りならば、抵抗→LEDの順
番にはんだ付けしますが、今回はその逆ではんだ付けします。
理由は、LEDの位置決めが必要なためです。
ここは、大胆かつ丁寧にはんだ付けします。
部品のはんだ付けが終わったらすずめっき線で電球のソケットの端子に相当するところを作ります。
配線すると、こんな感じです。
ちなみに、組み立て後とT10規格電球と比較すると以下のようになります。
左:今回製作したもの、右:T10規格の電球
後は、拡散キャップをかぶせて完成です。
5.点灯試験
組み立てたら点灯試験をします。
今回は、輝度が22cd〜30cd(順電流
20mA時)の超高輝度なタイプを使用しました。(非常に明るいです)
6.メーターパネルへ組み込み
メーターパネルへ組み込むと以下のようになります。
青味かかってしまいましたが、視認性は従来と変化無いようです。
ただし、メーターパネル全体の消費電流は小さくなっています。
7.おまけ (なんでそんなに青いのか?)
ETS/燃料計の裏面
スピードメーターの裏面
文字盤が青だったのです。
(道理で、青味かかってしまった訳だ)
と、いうことは黄色のキャップまたは、電球色のLEDにしないと色がおかしくなってしまったのも納得です。
8.おまけ(その2)
保留にしていた電球色Ver.も作ってみました。
この方が、純正の色合いを崩していないようです。
ひとまず、この方法が一番妥当のようです。
(その分、材料費は掛かりましたが・・・・)
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