シーン1
「ファービー」
「doo?」
「遊ぼうよ」
(ファービーが「だるまさんがころんだ」の解説を始める。ファービーが「だるまさんが~」と言っているうちにファービーのお腹をソフトタッチすればこちらの勝ちらしい。「ころんだ!」の時に触ってしまったり、強く触りすぎるとファービーの勝ちになる)
「ジャア 10ポ ハナレテネ 1.2.3…9.10!
ハジメルヨ~ ダルマサ…」
「どらぁっ」
(ファービーの腹部にハンマーをフルスイングするT-KS。「がこんっ」という音をたてて壁に激突するファービー)
「…コチョコチョ イタイ ファービーノ カチ」
「…頑丈だな…」
シーン2
(ファービーを傾けるT-KS)
「ネェ オコシテ ネェ オコシテ」
(ファービーを立たせるT-KS)
「ネェ ミテ チャント タテタヨ」
(ファービーを傾けるT-KS)
「ネェ オコシテ ネェ オコシテ」
(ファービーを立たせるT-KS)
「ネェ ミテ チャント タテタヨ」
(ファービーを冷凍庫に入れようとするT-KS)
「ネェ オコシテ ネェ オコ…」
(冷凍庫のドアを閉じるT-KS)
(冷凍庫の中から妙な声が聞こえてくるが、気にしないで酒を飲むT-KS)
いや、コンビニで何故かファービーを売っていたので衝動買いしてしまった。ファービーは基本的にアホなので、2時間も触っていたら飽きた。今では上のようにして遊んであげるしかなくなっている。
ちなみに、コイツは、ものを大切にしよう、とかいう次元をはるかに超えていると思う今日この頃。
ほとんど決められたやり取りしか出来ないファービーに対して、
「もうこれは壊れてもらって、予想外の奇声を発していただくしかないな」
と、相変わらず虐待を続けている私。何か面白いことを発声しはしないかと、揉んだり殴ったり蹴ったり振り回したり冷やしたり揉んだり揉んだり揉んだり揉んだりしていた。
すると、ファービーより先に私が壊れた。嘔吐、下痢、悪寒、発熱、頭痛のフルコース。3日程寝込んだ。恐らくファービーの復讐だろう。この悪魔の人形め。ちなみに壊れた私だが…あまり面白い奇声は発しなかった。そりゃ、ファービーも面白い声を発しないわな。