日記0408

2004年8月1日（日）

電話の音

　ちょっと作業しながらBGM代わりにDVDを流してたのだが、異常に疲れてしまった。流してたのは「踊る大捜査線～」、警察署のシーンごとに電話の音がする。普段ならどうということもないが、今日は拘束番なので身体が反応してしまうのだ。
　我々の仕事には拘束番（異常番・出番）というのがある。つまり休みの日に救急患者様の診療に当たる当番ですな。仕事が無ければ休みなのだが、実はこれがなかなか疲れる。いつ呼び出されるか分からないだけでなく、何が来るかわからない、すぐ反応しなきゃいけないという緊張感の為だと思う。
　少し前はポケベルの呼び出しだったが今は（携帯）電話。電話の話を聞いてから緊張すればいいものを、呼び出し音だけで身体が勝手に緊張してしまう。（パブロフの犬並に）訓練された身体がテレビなどの音にも律儀に反応してくれるのでかなわない。以前はポケベルのCMのたびにテレビを壊したい衝動に駆られたものだ。今はすっかり落ち着いてそんな事もなくなったが、それでチャンネルを変えることはよくある。私と似たような状況の人も少なくはないと思う。テレビ局は電話の呼び出し音を出すのを止めてみてはどうだろう。好感度が増すかもよ。かわりに銅鑼の音なんか景気が良くていいよなあ。＜無責任(^^;
　これまでに実際あったキツイ状況の呼び出し。
＃1.彼女とデート、盛り上がってきたトコロで、
＃2.レストランで注文して出てくるのを待ってるトコロで、
＃3.床屋さんで髪を半分くらい切ってもらったトコロで、
泣きたくなるよ、ホント

2004年8月8日（日）

高校野球

　あまり高校野球は見ないのだが、今回たまたまテレビをつけたら地元高校の試合だったので久しぶりに見ることにした。
　我が県は野球が弱くて有名なのだが、最近は各高校とも力を入れてきているようで実力も上がってきている。甲子園の初戦突破も決して夢ではなくなってきた。＜その程度です(T^T)
　試合は一点を争う緊迫の展開で地元高校もなかなかの善戦を見せた。粘り強いピッチングの控え投手に、好打の２年生一番バッター、ホームランを放った３番バッターなど好選手のプレーも光った。試合結果は秘密だ。
　まあ、結果は残念ではあったが勝敗は兵家の常（？）、よく頑張ったと評価したい。試合内容では決して負けてなかった。でも負けたと思ったことことが一つ。
　回の合間にスタンドを写すことがあるでしょ、カメラは一喜一憂する女子生徒の姿をとらえることが多い。で、思った。完敗だ。
　素材ではそう変わらないんだろうけど、磨き方が違うのだろうか完成型ではかなりの差が出てしまっている。やはり都会の方が美人が多いのだなあ。住むなら都会がいいなあとしみじみ思った。

　と思っていたら転勤の話が来てしまった。またもや中央から遠ざかります。左遷って訳じゃないんだけどね（T^T)

2004年8月16日（月）

夏休み

　鬼のようなスケジュールの合間を縫って夏休みを（奪い）とりました。で、行ってきたのは佐渡ヶ島。
　佐渡ヶ島には毎年のように行っている。観光で成り立ってると言ってもいい島だが近年は観光客も減っていてなかなか大変らしい。朱鷺も最初は良かったけど、名前も付けられないくらいに増えるとちょっとね(^^;
　その朱鷺や金山が観光のメインなのだが、私が思う佐渡ヶ島の最大の見所は「きれいな空気」！こりゃもう半端じゃない。
　山並みはずっと彼方までくっきり（目が良ければ）判別できるし、なんといっても星空がすごい！最近では天の川を見たことのない人ってのもいるらしいけど、そういう人は佐渡へこいっちゃ＜佐渡弁。満天のあるいは降るようなという表現がぴったりの星空、流れ星ウォッチングもできるよ。

　流れ星に向かって３回願い事を唱えるとかなうって言うけど、時間が足りないよね。だから普段からなるべく短い言葉で唱える練習をしておくといい。
　さあ皆さんご一緒に、
「カネ、カネ、カネ」
　んー、旅情台無し。

2004年8月28日（土）

勉強します

　さて、転勤が決まったら引っ越しの準備だ。今回はとりあえず単身赴任にすることにした。子供の転校を考えての苦渋の選択だ、と奥さんには言っておいた。けっして、羽を伸ばしたいとかいう理由からではない、と奥さんには言っておいた。
　３年半ぶりの引っ越しである。前回の引っ越しでは遠いこともあるが５０万近い費用がかかった。前の病院は給料良かったので気にしなかったが、今の職場は給料安いので引っ越し費用は大問題。というわけで引っ越しの見積もりをしてもらった。
　お願いしたのは引っ越しの最大手（とのこと）サ○イ。朝の９時から奥さんに言わせると岸部シローに似た愛想のいい営業マンが来てくれました。単身で冷蔵庫や洗濯機も持っていかないし荷物が少ない分安く上げられるだろう、などともくろんでいたら本とマンガの量が響いたのか２トントラックが必要と言われてしまい、愕然。なにかが足下から崩れていくような気分。こりゃあ２０万コースかも（；；)
　それでも気を取り直して細かい説明を聞くと、さすが最大手（とのふれこみ）だけあって荷物の取り扱いやご近所への対応など、きめ細かい配慮が行き届いているように思える。これって安心していいのか、心配していいのか。
　で、肝心の見積額はというと、なんと７まんえん！意外に安いじゃないの、これって軽トラック借りて自分で荷物運んだとき以来の安値かも(^o^)と思っていたらさらに驚くべき言葉、「なんでしたらご相談にものれます。」
　ねぎれるんかい！
　さすが大阪育ち、違いますね。このあとクロネコの見積もりがあると言ったら、決めるという条件でけっきょく６万まで引いてくれました。予想よりかなり安く上がり満足の一日でした。

　ん、まてよ。今度行く病院は赴任（引っ越し）費用全額負担してくれるんじゃなかったか・・・

2004年8月31日（火）

爪あと

　１６号大きかったですね。山口県ほか被害に遭われた方々に心より同情いたします。
　こいつ、昨日の夜から今朝にかけてうちの方にも来ました。夜はフェーン現象で猛暑だわ明け方は暴風がうるさいわで大迷惑。すっかり寝不足です。
　と、こんなこと言ってられるのは大したこと無かった証拠ですね。近隣に大きな被害もなくまずはよかった。
　なんて思っていたらありましたよ、被害。　なんと駐車場においていた上司の車に病院の窓枠がはずれて激突、ガラスを割ってしまったそうです。気の毒としか言いようがないですね、百台以上駐車している中でなんで、と思ったことでしょう。天災相手では怒りのやり場もないし、あとは部下に当たるぐらいしかないです。＜やめてくださいね(^^;
　でも大丈夫、上司は大変な社交家、これを話題のねたにして人脈を広げるぐらいのことやってのけます。さっそく看護婦さん達の笑いを取っておりました。明日には病院中の話題になっているでしょう。
　これが私だったら呆然として終わってしまうところ、他の人でも似たようなものでしょう。当たったのが彼の車だったのはまさに不幸中の幸いと言える出来事でした。
　ああ、本当に、当たったのが上司の車で良かった。

　私じゃありませんよ。・・・一応言っておきますけど。