去る2006年3月12日(日)
旧パソコンがお亡くなりになりました
お亡くなりになった理由は悲しくなるので語りたくないですが
まあ、メモリを増設しようとしたらやけに硬く
無理やり押し込んでスイッチ入れたら焦げ臭いにおいが周囲に充満して
それ以降PCがウンともスンとも言わなくなったとだけ言っておきましょう(全部語ってるやん)
そんなわけで新マシン構築計画始動(゜▼゜)
いや、実を言うと新マシンの購入計画はそれ以前から企画していたんですが
改めてこの日から本格に始動という事にしました
まずはその日のうちにSoldam(星野金属)のサイトにアクセスしBTOにてフルアルミケースを購入
これが我が家に到着したのが明けてから5日後の18日になりました
そしてケースが到着する18日、そのお亡くなりになったPCを製作して以来数年ぶりに秋葉原に出陣しました
京葉道路を上り、首都高速を抜け久々に到着した秋葉原は噂にたがわぬ変貌振りを見せておりました
ヨドバシを筆頭に、ニョキニョキと建つ高層ビル群、駅前のおされな喫茶店(メイドじゃないよ)
つくばエキスプレスの近未来的な風貌
私の持つ秋葉原のイメージとはまったく違う物でした
まあ、中央通り西側は昔ながらのアキバでしたけどw
それはさておき、車を駐車場に停めるとさっそくパーツ屋に移動
今回はパーツを買う店を最初からほぼ決めておりました、ここになります
T−ZOON PC DIY
なぜかそうしたかというと、まあ一言で表すなら
『 年 』 のせいですね
もう、アキバ中を回って最安値を探すだけの気力も体力もありません
ちょっとばかしの出費で体力を温存できるならそっちを選ぶようにしてますw
それでは、なぜその理由でこの店を選んだかと言うと
実はこの店でちょうど自分に都合のいいキャンペーンが行われていたからでした、それは
『MSI製のM/BとCPUをセットで購入の方は、それも含めてすべての商品3%引き』
と言う物でした
元々、過去に使った感触から今回のM/BはMSIに決めていた事もありますし
何より、買うものすべてから3%引きになるので、変に最安値を求めてあちこちで買うよりも
まとめ買いした方が安くなる可能性が高いです
そんなわけで、すべての必要なパーツをここで購入
なんでもCPUをインテルの物にすると更に3%引きと言う事でしたが
やや後ろ髪を引かれつつも予定通りAMDのCPUを購入、そのまま帰宅しました
そんなわけで今回購入したパーツの一覧はこんな感じ
それではそれぞれの説明に入ります
・CPU:Athlon64 X2 +4400 (TDP89W)
ODPはADVから始まる番号になっているので、しっかりとTDP89W版です
もし、この型が発売されておらず、今までの110W版しか出ていなかったら
今回はインテルの半分くらいの値段のCPUで済ませてしまったかもしれませんね
インテルだったら更に3%引きだった事ですしw
ただ、これが倍の値段出すだけの価値があるものなのかと聞かれると・・・まあそれは己の物欲の琴線に触れたと言うことで
・M/B:MSI K8N Neo4 Platinum
キャンペーンと言うのもありましたが、元々MSIは好きなM/Bメーカーだったりします
それと言うのも
昔から、ここのM/Bはかなり日本語マニュアルに力を入れており
組み立てするのにかなり便利だったりします
それと、これまでに都合4つのM/Bを使っておりますが、その中でも一番問題が起きてないという事実もありました
(まあ、今までのトラブルがM/Bのせいだったかはわかりませんがw)
でも、その分ちょっと他のメーカーよりお高め?
・メモリ:sumsung PC-4000 512M×2
そもそも今回の新マシン購入計画は、メモリのトラブルが発端となっているので
同じ過ちは繰り返すまいとブランドの同種類メモリを購入、更に各300円ずつで相性保障もつけました
・グラボ:Leadtek WinFast PX7600GT TDH 256MB
一応現在最新のミドルレンジグラボ
店に行った時はもうLeadtekとASUSTekのどちらかのグラボしかなく
どっちにしようか非常に迷いましたが、在庫数がLeadtekの方が少なかったので
こっちの方が売れてるのかな〜、という判断で購入しました
性能的に差はないんでしょうけどね
・HDD:HITATCHI S-ATAU 250G
特価品で売ってたので買いました
これまで数多くのHDDを買ってきましたが、S-ATAのHDDは初めてだったりします
CPUクーラー:WIDEWORK ZEROCOOL2
本来はこのクーラーではなくSI-120を購入しようとしたんですが
これ、FAN無しの本体だけで6000円近くするんですよね
それに加えて高機能の静音FANなんか購入すると・・・
そんなわけで店員さんにお勧めを聞いたところ、2つほどクーラーを紹介されました
上のクーラーが騒音レベル25dbに対して、もう1つの方が17dbと
静音性に関しては今回選ばない方が優れていましたが自分はこっちを選択、なぜかと言うと
はい、すっごく重要です
不器用な私にとっては(T▽T)
というか、今使ってるAthlon2100マシンのFANがうるさいので取り替えようと何度も試みたんですが
その度に硬くて外せないFANに返り討ちにあっておりました・・・orz
そんなわけで同じ轍を踏まないようこれを購入しました
・ケース:Soldam SuperX BTO
今回はここに一番こだわるぜっ!!
と意気込み、わざわざメーカーの通販でBTOの物を買ったんですが
正直ハズレだったかなぁ・・・
組み立てるためにバラしたんですが
ネジが硬い
つーか、ペンチで回さないと開かない
強引にネジ回したらネジ穴の金属粉がベットリ
その後も、なんとかネジ穴が緩むようにとこなれるまで何度もグリグリと
指痛てぇ(;;
ん〜、これなら今使ってる数年前に買った九十九のオリジナルアルミケースの方がずっといいなぁ
値段も半分くらいだったし
まあ、買っちまったもんは仕方ないんでこのまま使いますが
そんなわけで、パーツ紹介も終わったところでさっそく組み立てに入ります
ちなみに電源は元から持ってた鎌力U(400W)を使用します
まずはM/Bから
普通なら、説明書読んで内容物を確認するところですが
面倒なので最低限必要な本体とドライバだけ確認
まあ、もし足りなくても魔法の小箱から出すだけですので(謎
(正直不具合あっても申請にアキバまで行く方が面倒)
これを、絶縁体であるダンボールの上に設置します
そしてまずは、CPUクーラーの固定装置であるリテンションを純正(?)から
購入してきたCPUクーラー専用のリテンションに取替えます
ちょっと画面ではわかりませんが、新しいリテンションには専用金具を取り付けるフックが付いています
これの取り付けが終わると、いよいよCPUの取り付けを行います
CPUを行うにあたって、注意しなければいけないのはこの点
CPUの向きを間違えないように、ソケットの△とCPUの△をあわせて設置します
設置したらいよいよ第一の関門・・・というか最大の関門であるCPUクーラーの取り付けに入ります
本当にこのCPUクーラーの取り付けってのはPC組む人間にとってはやっかいでして・・・
無理にやってM/Bをぶっ壊したとかは良く聞く話です
だからこそ『取り付け簡単』がウリのやつを選んだんですが
そんなわけで取り付け〜
・・・の前に
・・・・
・・・・・!!
メモリースロットに干渉してるぞゴルァ
コンデンサ類に干渉するのはよく聞く話ですがまさかメモリースロットに干渉するとは・・・
ただ、説明書を見てみると、第3第4スロットを使っても性能には問題は無いとの事だったので
第1第スロットは、仕方ないのでCPUクーラー用にあけておく事にします
それを確認すると、今度こそクーラーの取りつ・・・
けって・・・・この・・・・
なかなか・・・・
引っかかりが・・・
で、ようやく取り付けました〜(T^T)
&メモリも問題なく設置
ん〜、こうしてちゃんと取り付けるとメモリの干渉も無かったかな?
まあ手前の金具反対向きにするとコンデンサ折りそうになるんですけどね
次は、いよいよこのM/Bをケースに設置します
今回のケースは(散々文句たれましたが)BTOにて、M/B設置基盤がスライドで取り出せる物を選択
外すとこうなります
この基盤にM/Bのねじ穴にあうようにスペーサーを設置します
このスペーサーの上にM/Bを置き、ネジにて固定します
そして、ケース内に収容するとケースのそれぞれのコネクタ(電源スイッチ、ランプ、USB等)をM/Bと接続します
いや、これがまたかったるい作業でして('A`)
それが終わると今度はグラボを取り付け、いよいよ起動チェックに入ります
本来だったらグラボを乗せる前に起動チェックをするところですが
今回購入したM/Bはオンボードのビデオが無いので、起動チェックにグラボが必須となります
起動チェックと言うのは、パソコンが最低限動くだけのパーツ(M/B、CPU、メモリ)だけ組み上げ
その構成で起動してそこまでのパーツに問題が無いかどうかチェックする事です
そのチェックをするために、作業スペースの居間から自室のモニターのある場所まで組みかけのPCを移動
ここで内部電源をコネクタに差込み、そしてグラボをモニターに繋ぎます
ちなみに電源は、M/Bへ12ピンを刺すだけでなく、ほかにもCPU脇と
更にグラボの種類によってはグラボ自体にも差し込む必要があるので気をつけよう
(旧マシンの時にはCPU電源の存在を知らず、不具合かと思って秋葉と自宅を往復しました(汗
そんなわけで準備も整いいざ起動チェックへ
うう・・・正直ものすごく緊張する
なにぶん前回はメモリ増設後のこの作業でPCがパーになったわけですから
震える手を伸ばして〜・・・
『えいっ!』
カチッ
し〜ん・・・
き、起動しない!
なぜだ、相性問題か! それとも前回この電源まで逝っちまったのか!!
・・・って
コンセントが刺さってねぇだけじゃねぇかよ
あせらせやがって、危ねぇ危ねぇ(馬鹿
気を取り直し、コンセントをちゃんと刺し
電源のスイッチも確認して今度こそ大丈夫、スイッチオン!
ふぃ〜ん〜・・・
起(゜▼゜)動
画面を大まかに説明していくと上のほうか
『BIOSが動いてますよ〜』
『CPUはAMDのAthlon64 X2 +4400が付いてますよ〜』
『メモリは1ギガ付いてますよ〜』
『CDドライブ、HDDは何も付いてませんよ〜』
『キーボード付いて無いですよ〜』
『再起動はF1、設定するならDEL押してくださいね〜』
とかこんなことが書かれてます
まあ、つまり
『M/B、CPU、メモリに問題ないですよ〜』
って事です
という事で、これでPC組み立ての8割が終了したといっても過言ではありません
これ以降になんらかのトラブルがあっても、ある程度力技で対応できますw
てか、この時点でダメだったら本当にどうしようも無いんですけどね
情報が無いだけにどこが悪いかとか皆目検討も付きません
何はともあれ無事に起動したということで、これから最後の詰めの作業
PCとしてちゃんと機能させるため、DVD−ROMの取り付けとHDDの取り付けを行います
ちなみにこのPCケースの3.5インチシャドウベイ
実はこれもBTOのパーツだったりします
この写真の取り付け状況を見てもらえると判ると思いますが
HDDの取り付け位置が、ある程度上下に自由に移動できるようになってます
複数のHDDを取り付けたときに、エアロフローを調整できる仕様です
取り付けが終了し、先ほどの起動画面で今度はDVD−ROMとHDDが認識されているのを確認すると
その後はBIOSの設定をしてからHDDのフォーマットとWindowsのインストール
さすがにそれらを全部カメラで撮るのもあれだったので画面はありませんが
特に問題も無く無事Windowsが起動しました
いやー、なんといいますか
ほとんどのパーツ(DVD以外)を最新のパーツで構成しただけあって
今まで組んだ中で一番何の問題も無く完成したPCになりました
コンセント刺し忘れてた以外はw
何はともあれ、PCも無事に組みあがったという事で、これにてPC組み立て日記は終了とさせていただきます
まだベンチマークとかはしておりませんが、現時点でハイエンドと言っても差し支えない能力はあると思います
ただ、このPCでやる事といえば相変わらず信長だけだとは思いますけどね〜ヽ(;´▽`)ノ
おまけ1
こんなのもあわせて購入してきました
開けると・・・
うひw
内訳:160G+120G+80G+80G
おまけ2
今回のPC購入企画前倒しの元凶
シールが溶けてますwww
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