直線上に配置
9月11日 台風日和

  いやー、今日はすごい台風でした。おかげで業務もめちゃくちゃでした。

 朝10時に家庭裁判所で調停。地下鉄の出口から家裁まで行く間のわずか30メートルほどの距離で足下はずぶぬれです。

 で、家裁に行ってみると、相手方(本人)は「昨日午後3時に電話があり、『台風なので欠席する』とのこと」。だったら昨日のうちに伝えてくれれば、こちらも延期にしてくれ!と頼んだのに。

 まあ、当方の話だけ調停委員に聞いてはもらいましたが、裁判所ってどうしてこう融通が利かないんでしょうかね。

 さて、11時半過ぎに裁判所から帰ってくると、風雨はさらにひどくなり、八丁堀駅から事務所までの100メートルで全身濡れ鼠状態。雨が下から降ってくる………。

 事務所に着くと、今夜7時30分にあるはずの打ち合わせのお客さんが「台風なのでキャンセルしてくれ」と、伝言が入っていました。

 さてさて、次なる難関は1時に小岩の法律相談に行かねばならないのですが、場所は小岩駅から300メートルはあるところです。そんなに雨の中をまた歩くと思うと………考えたくもなくて、前後の見境なくタクシーに乗ってしまいました。

 ところがこのタクシーの運ちゃんが道を知らなくて、困る、困る。結局私が車内でノートパソコンを開いて地図ソフトでいちいち道を指示することに(おお、IT弁護士!)。途中小松川のあたりでは、京葉道路の車線に道路脇の立木が折れて半分塞いでいたりして、なかなかスリリングなドライブでした。

 で、目的地に着いてみたら、よく見ると小岩駅から相談場所までは商店街のアーケードが完備されていて、風雨はかなりしのげることを発見。がーん、俺のタクシー代を返せ。

 そもそもいくら予約制とはいえ、こんな日に相談者がちゃんと約束通り来るのだろうか?と、私はかなり疑問でしたが、終わってみれば3人中ドタキャンは1人だけで後2人は律儀に来ていただきました。

 法律相談が終わった2時半ころには風雨も峠を過ぎていました。しかし、ズボンも靴下も半乾きのまま。うーん、気持ち悪い。このまま帰りたい。しかし4時にもお客を呼んである。仕方がない、事務所に戻るしかない。

 しかしながら、ついてないことは続くもので、事務所に戻ってみると、事務員に「4時のお客はキャンセルになりましたよ。留守電に入れといたんですけれど聞きませんでした?」と言われてしまいました。携帯を見ると確かに留守電は入ってます。はいはい、俺が悪いのね。

 そんなわけで、結局濡れた服のまま7時まで仕事してしまいました。

一つ前へ  一つ後へ

日誌の目次に戻る

トップ アイコントップページへもどる
直線上に配置