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9月23日 ブリジット・ジョーンズの日記

 という映画を見に行ってきました。

 知らない人のために簡単に説明しますと、タイトルの名前の32歳の婚期を逃しつつある出版社勤務のOLが、婚約者をGETしようとドタバタぶりを発揮するラブコメです。

 朝日新聞の批評では「お相手が雑誌の編集長と有能弁護士というのはモテない女性としてはリアリティがない」などと言われていましたが、映画の性質上、観客の9割は女性、それもそのうち半分以上が主人公と近い年代の女性でした。

 で、お相手に出てくる「有能弁護士」ですが、ストーリーの中盤までは冴えないファッションとくそまじめで機転の効かない会話、能面のような表情で、いくら弁護士とはいえとてもOLに受けるタイプとは思えないのですが、彼から告白されるとそれまで毛嫌いしていた主人公がころっと気持ちが傾いてしまうのが、本当かね?って感じです。

 それと、主人公にとってこの「有能弁護士」を巡るライバルになるのがパートナーの女弁護士ですが、この女弁護士はどうも「有能弁護士」君にけっこうぞっこんらしいのですが、二人の会話はホテルでもパーティでも湖でのボート遊びの上でも「あの供述書だけど………」とか、「この証人が………」とか、仕事の話ばっかり!そんなリアリティのない話はねぇよ!

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