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12月28日 この1年

 先ほど、ようやく年賀状作成が終了し、ポストに入れてきました。ようやく年が越せそうです(大掃除などは全く頭から消えていますが………)。

 25日の日誌では「住所録の整理が大変なんだ!」と書きましたが、印刷自体も大変でした。

 まず、私の年賀状は2パターンあって、夫婦として出すものと純粋に弁護士としての顔で出すものとあります。

 そして夫婦として出すものは、裏面上部に写真、下部にメッセージ、表面下部に挨拶文及び当方の住所、表面上部に宛名と4つの要素があるため、実に4回プリンタを通さねばならない(もっとソフトを使いこなせば印刷は楽かも知れませんが)ため、えらく時間がかかるのですね。

 まあ、まだ年内ですので年賀状の中身自体を載せられないのが残念ですが(^^;

 それにしても、この1年は個人的にもいろいろありましたが、世の中もいろいろありました。不景気はとどまるところを知らず、構造改革は行き先がなかなか見えないままで、市場の暴力だけが吹き荒れています。

 つい10年前までは、識者はこぞって日本型資本主義を礼賛していたのに、最近は「日本は世界で最も成功した社会主義国だった」などという論調までよく見かけます。

 まあ、一市民としては多少声をあげたところでどうにもなりませんが、問題は、過渡的な状況の中で、旧来の日本的なセーフティネットがどんどん崩壊し、かといって新たなセーフティネットの構築が遅れているまま、強者の論理のみがまかり通る改革になってはいないか、という点です。

 そのような状況の下で、弁護士としては、できるだけ最後のセーフティネットの役目を果たすことができれば、と考えています。


 さて、明日から私は恒例の年末スキーに出かけてしまいますので、年内の日誌更新は多分これが最後です。皆様、よいお年をお迎え下さい。

 早く、明日が今日より良くなると信じられる世の中になってくれることを祈って。

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