SAKAKI's etc. ■ 05 ■ |
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[108]>>>> 2004/7/2 21g >>>>
2004年/監督・製作 アレハンドロ・ゴンサレス・イリャニトゥ/主演 ショーンペン ナオミ・ワッツ ベニチオ・デル・トロ
★★☆(2.5点/3点満点) ★人は死んだとき、21gだけ軽くなる。 ★殺した人、大切な人を殺された人、命を貰った人。それでも人生は続いていく。 ★良かったです。テーマもいいし、時間軸をずらした演出もうまい。3組の主役たちのそれぞれの時間軸をごちゃまぜにしまくってるので、何が起っているのか継続的にはわかりずらいし、最初は「?」の連続だけど、最後にそれが効いてくる。最後まで展開が読みづらいし興味を惹かれる。まあ全体的にエンターテイメント性には欠けるけど、そういうサービス精神を排除したからこそのいい映画だと思います。 ★「?」の演出(時間軸をめちゃくちゃに映してるの)が最後に効いてくる、というのは、こういうごちゃまぜだからこその「人生」のやるせなさというか、人為的にはどうにもならない部分が、うまく演出されている感じかな?「なんでオレばっかり」とか「どうしてこうなっちゃうんだよ」みたいな感情がまさに「ごちゃごちゃ」という感じでないまぜになって、それが効いてる感じ。 ★俳優もいいやね〜。賞総ナメなのに超納得です。ショーンペンもいいし、ナオミワッツも迫真の演技。ドナーの被提供者が分かった時の、ショーンペンにあたりちらすシーンなんかすごい。このシーンは脚本もいいし。 ★そしてデルトロ。男臭くてフェロモンヴァリヴァリの演技がよく似合うお人ですが、今回は全然ダメダメ野郎で、その演技がすごく上手い。頑張って更正しようとしてるのに上手く行かない感じがすごく自然に出てて、うならされます。よく泣いてるし(笑) ★最後に。ただ「超この映画好き〜」とはならない映画ですよね。「ああ、いい映画だった」って感じ。見ておいて損は決してないけど。 |
[107]>>>> 2004/6/25 KURAU Phantom Memory >>>>
TVアニメ/毎週木曜日26:12〜・テレビ朝日/BONES製作
★「カウボーイビバップ」や「鋼の錬金術師」などの製作で有名なBONSの新作アニメ「KURAU Phantom Memory」 ★最近はちょっと偏ったアニメばっかり見て、普通の(?)アニメは見てなかったんですが、この作品を見るキッカケになったのは、大好きな作家さんが雑誌でこのアニメの漫画化をするというのをお聞きして。まあ、下の日記にも書いてますけどね。 ★あまり期待し過ぎずにみました。監督さんが、この作品で初監督、っていうんで大丈夫かな〜とかむしろ思ってたんですが、全くの杞憂でしたね。すごく良い出来で、大満足のアニメです。星さんが漫画化してなくても見たいアニメとなったと思います。 ★物語の舞台設定としては近未来モノで、ありがちで大丈夫かよ〜とか、前情報では思ってたんですが、テーマは面白いトコついて来ましたし、なにより演出がすごくいい。キャラの扱いも丁寧だし、面白いです。クラウ、ちょっと顔は好みじゃないな〜とか思ってたんですが、気づいたら結構好きになってました。今後の展開見ないとわかんないですが、う〜ん、好きだ(笑) ★にしても、「百合」っぽいと聞いてたんですが、次回はさらにそんな風になりそうなの? う〜〜〜ん。どうなんだろ? ともかくあの演出の感じでは面白そうです。 |
[106]>>>> 2004/6/5 うれし情報! >>>> ★「エターナルアルカディア」の星さんの新作登場〜〜! いえ〜〜。楽しみです。ようやく今回発売のマガジンZに告知が載った所で、6/26発売号から新連載です! イエ〜〜〜! ★ボンズ制作のアニメ「KURAU」の漫画化。何やら女の子二人が主人公らしい? あんまりまだ情報出て来ないんで、分からないですけど、御本人曰く「なんか百合っぽい…(- -;)」らしいです(笑)それはそれで私は楽しそうだけど(笑) |
[105]>>>> 2004/6/5 ナツノクモ >>>>
篠房六郎/イッキコミックス(小学館)/¥562
★以前アフタヌーンで連載していた「空談師」の仕切り直し新作。う〜ん、やはり出版社が変わった(講談社から小学館)ってのは、何かあったんだろうなと勘ぐらないではいられない今日この頃。つうかアフタヌーンで終る時もやたら打切りっぽかったしなあ。好きだったからすごく残念だったんだけど。結構設定が難解だったから……ごにょごにょ。 ★何にせよ新作出てよかった。「空談師」と世界観はほぼ一緒で、仮装現実的なオンラインゲーム世界のお話。登場人物も「ボードの管理人」は一緒の名前だしね。同じ世界観で軸が違う感じ。 ★まだ謎が多いんで面白いかどうかは分からないけど、次の巻も買いたくなります。買うでしょう。結構好き。 PRIEST プリースト >>>>
ヒョン・ミンウ/ビームコミックス(エンターブレイン)/¥650
★いわゆるジャケ買いして、ハマって続刊ずっと買ってる韓国の作家さんの漫画。「アジア発暗黒ファンタジー」らしい。 ★まあ神とか悪魔とかそういうのをテーマにしてるんだけど、切り口と絵面がユニークなんで飽きさせませんね。でも絵自体は結構好みが別れそうですが。アメコミ好きならまず大丈夫。 ★内容はハリウッドのダークヒーロー的なノリで、テンポは良いし情感もいい。しかし話が壮大過ぎて収拾つかなくならなきゃいいけど。ともかく結構オススメ。 ★関係ないけど、今日愛犬がお父さんに猛烈に怒られてて、ホントにしょんぼりしてた。バカ元気なだけが取り柄の子なのに…。さすがに私が叱ったくらいじゃへこたれないけど、家長の一撃は恐いらしい。んで、私が夕飯あげても(ドッグフードと鶏肉のササミのジャーキーをちぎったもの。朝晩共にコレ)、そしたら上の方のササミだけ食べてドッグフードは残しやがった。食べ物を粗末にするない! ★で、相変わらずしばらくはお父さんに対してはビクビクしてたんだけど、ちょっと気持ちが落ち着いて来たら、流しで茶わん洗ってる私の所へ来て脚に刷り寄って床にペタンと座りました。 ★バカ犬のくせに可愛いよ! アンタ猛烈に可愛いよ! 愛しいよ! や〜実は良い子ですよ。ウチの萌ちゃん、9ヶ月。お誕生日には何を買おうかな〜〜。うふ〜。結局親ばか。 |
[104]>>>> 2004/5/29 APPLESEED アップルシード >>>>
2004年/日本アニメーション映画/監督 荒牧伸志/原作 士郎正宗
★★★(3点/3点満点) ★すごく良かったです。同じ士郎正宗氏が原作でも、「攻殻機動隊シリーズ」とは全然違いますね〜。監督の違いが顕著でした。結論から言えばどちらも違う観点から好きですが。 ★今回あまり期待しないで行きました。どうせCGにばっか凝ってて中身が希薄なんじゃないかと思って。でも蓋を開けてみたら、どっこい! むしろCGがどうの、SFがどうの、ってオタク的趣味をなくしたとしても、すっごく話がいい、テーマがいい、エンターテイメントがいい。すごく映画として良かったです。観賞後、とってもいい気分になれました。 ★まずはCG。CMを見れば分かりますが、えらい試みをしてます。背景ピカピカのCGイラストで人物はえらくリアルな写実的且つアニメ絵な感じ。なんつうのかキャラの動きがなめらかなCG過ぎるし、表情の動きもすごくCG色が強くて本当に滑らかで、返ってそれが違和感を感じるんですね。馴染んだセルアニメではないプログラミングされた動きのキャラで。でも新しい試みだな〜とは感じました。 ★しかししばらくは違和感が抜けなくって、非常に見づらかったですが。前半30分ぐらいは葛藤してた、自分(笑) ★で、肝心の話。原作とは結構違いますね。世界観や人物の特徴なんかはそのままでしたけど、話の進め方も、キャラの肉付けも原作と結構違うみたい。映画の影響で原作読み始めて最後までまだ読んでないんですけどね(笑) ★しかし、サブキャラ・ヒトミ。どうしてこんな男受けしそうなキャラが自分好きなんだろう(笑)。ボブヘアって好きなんだよね〜(笑、ばか) ★もちろん主人公のデュナンもブリアレオスも好きだけど。あと義経も。みんな好き。あとアテナも。キャラが好きになれる映画ってのはいいよね。 ★他には展開も良かった。テーマは「人類」「バイオロイド(クローン)」とは何ぞや、とかすごく難しいテーマを扱ってるのに(しかもそれが嘘臭くならないんだ。希薄でもないし。すっごく哲学やら倫理観やらが深い!)でもテンポも悪くないし、それに最後のアクションシーンも、まさに息もつかせぬ展開ってこういうんだな、って感じですごく良かった。最後までホントハラハラしました。 ★アニメというカテゴリを抜いてもすごくいい映画でした。色んな人に見て貰いたい映画ですね。 |
[103]>>>> 2004/5/20 ブラック・ラグーン >>>>
広江礼威/サンデーGXコミックス(小学館)/¥533
★漫画「ジオブリーダーズ」が元々好きで(話題になる前からね!)、この作者が上記の漫画のオビのコピーを書いてたんで、買ってみたんですが。 ★まあ面白かったです。でもなんかモロに「ジオブリ」の伊藤さんの影響うけまくってない? それから見た感じ園田健一氏の影響もありそうな…邪推ですがねえ。どっちも好きな作家なんで、「ブラック・ラグーン」は大変読みやすかったのですが、どうも「影響を受けてる」っていう範疇から抜けだせていないですね、1巻は。それ以降はまだ読んでないんで分からないですけど。後で買って読んでみよう。 ★買って損はないです。ただどうせ読むなら伊藤氏とか園田氏の方がいいって気がしちゃう。 |
[102]>>>> 2004/5/20 GOD DIVA ゴッド・ディーバ >>>>
2004年/フランス映画/監督・脚本・台詞 エンキ・ビラル
★★(2点/3点満点) ☆NY2095年、上空にピラミッドが浮かび人々の驚異の的となっていた。ある日、鳥の頭を持つ古代エジプトの神・ホルスがそこから飛び立ち、自らの宿代となる男を探して…。 ★登場人物3名以外はすべてCG。だもんで、なんだか出来のよいゲームのムービー見てるみたいでした。最近どうも質の良いCGが増えて来た為に、そんなにリアルな動きでないCGを見ると違和感を感じてしまいます。これはこれですごい作品なのかもしれないですけど。 ★原作は監督ビラルが描いたコミックが元らしいです。読んでみたいな。その方が映画の解釈が深まるし。 ★映画自体は結構楽しめました。原作があるだけに、どうも映画単品で楽しむのは困難でした。というのはSF的設定が映画の中ではまったく説明されないまま終ってしまったので、主人公なんか「なんであんた青いんや〜〜〜」と思ったまま終ってしまいました。 ★でもストーリーとかは目新しいし、キャラクターとかもすごく良かったんで、好きな映画ですね。タダで行けるならもう一度行きたい。(キャシャーンより全然いいかも) |
[101]>>>> 2004/5/16 CHASSHERN >>>>
2004年/日本映画/監督・撮影監督・編集・脚本 紀里谷和明
★(1点/3点満点) ☆世界は大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合とに二分され苛烈な戦争を続け、ついに大亜細亜連邦共和国が勝利を収める事となったがそれでも尚争いは収まらず、ある日研究中だった「新造人間」が不慮の出来事により誕生してしまい、彼等は迫害された事で人間への復讐を始める…。 ★前半がすごくつまらなかったです、ハイ。 ★映像は綺麗だし、さすが有名なPV監督だけあるな、って感じはしたんですが、なんか映画としてそれ以前でつまづいとりゃせんか? と私は言いたい。話の大筋は面白いし、後半の展開は「そういう事だったのか」と思わされて楽しめるんだけど、前半がひたすらダルい。 ★というのはこの方PV監督でいらっしゃるから、「イメージ映像」先行で、誰がどこで何をしてる、っていうのを明確に描写するのを忘れがちなんですよね。イメージが伝わりゃいいでしょ、くらいで、どういう繋がりでA地点とB地点とC地点とが動いてるんだかが描写されていなくって、話自体が飲み込みづらい。A地点にB地点にいた人が現れると、アンタどっからどうやって来たの?って疑問が沸いちゃって見づらい事見づらい事。点と点ばっかりが描かれて「線」の存在がまったくないんだよね。 ★で、脚本も面白くないし。 ★シーンも無駄に細切れで余計にテンポが悪い。 ★でも作品のテーマはよく伝わって来たし、それなりに楽しめたからいいんですが。でも楽しめたのは唐沢寿明と及川ミッチーの演技だけですけど。唐沢がやってなければ「ブライキング・ボス」の理念って伝わって来なかったと思う。あれは彼がやったからこそ存在感が出てました。 ★で、ミッチーもすげーいい! あのエセ臭さがホントに良い。動きひとつひとつがすごく味が出てて、モデル歩きですらないミッチーウォークがイカス! ★見どころは二人だけですね。映像も人間の動きのCGが変だし、引き込まれる程ではなかった。つうか元々この監督のPVって好きじゃないんですけど。 ★そんな超長いテーマのあるPV映像でした。 |
[100]>>>> 2004/5/16 KILL BILL Vol.2 >>>>
2004年/アメリカ映画/監督 クェンティン・タランティーノ
★★★(3点/3点満点) ★いや〜面白かったです。Vol.1も面白かったけど、Vol.2もやっぱり面白かったですね。 ★オマージュと言いつつ単にオールドムービーのパクリ(笑)なんだけど、元ネタ知らなくても楽しめるし、なんというかハチャメチャ(死語かよ)さの匙加減が滅法うまいんですやね。パイ・メイのシーンなんか普通に笑えるし、まああんまりネタバレになっちゃうとアレなんで語りませんが、ともかくすごくイイ。 ★それに何より今回はダリル・ハンナの扮するエル・ドライバーがすっごく良かった。眼帯、黒スーツが超クールです。意外と几帳面に色々メモしてるのもキャラとしていいし、そこ好きです。ユマ・サーマンのブライドとの対決シーンは正に圧巻です。当初は荒野での対決の予定だったらしいですが、撮影する日の朝に、QT自身がトレーラーハウスの中での対決に変えようと思い付き、急遽変更されたとか。変更して良かったですね、あれは。荒野でチャンバラやるより、刀の振り回せない狭いトレーラーハウスの中の方が、何が起こるか分からなくて面白いです。まあダリルとしては折角覚えた刀の腕を披露出来なくてがっかりしたらしいですが。 ★あと、エル・ドライバーの目。片目に眼帯してるのはそういう事だったのか〜〜! と、話のネタが面白いです。そして対決後には更に…。う〜ん、QTの脚本最高! も、兎も角エル・ドライバー大好きだ〜〜。 ★それから特筆事項はビルとの対決! 日本刀であんな面白い意表を突く殺陣があったのか、とQTのアイデアの斬新さに今更ながらに脱帽。斬新でスピーディーでキレがあって、正に息を吐かせぬ面白さ! ホントこのシーンはクールでかっこいいです。 ★それからもひとつ。Vol.1のDVD買いました、おまけ(笑)がスペシャルな奴の方。うお〜〜素敵なおまけがホントに素敵(笑)それから初回生産分限定の「ライダースーツ型DVDケース」も手に入れられて良かったわ〜〜。一番素敵なおまけだよ! 今回発売の10日位前に予約してないのを思い出して、急遽ネットでまだ扱ってる所を探したんだけど、どこも数量完売していて見つからない。で、TSUTAYA on linedショップに当たってみたらありました。でもライダースーツは諦めてましたが、何やらTSUTAYAは予約してる人少ないのか、無事封入されてましてラッキー! と。でもまあ単にTSUTAYAは割引してないから予約する人が少なかっただけなんだろうけど。 ★でも人気モノで予約予定数完売で締切られちゃったソフトは最終手段としてTSUTAYA当たってみるといいかも。 |
[99]>>>> 2004/5/6 最近買ったモノ >>>> ★最近買った漫画。結構お勧めです。普段私の好みって自分のツボに直撃しないと(好みに相当近くないと)面白く感じられないんですけど(笑)でも今回買ったのはどちらも万人にお勧め。読んでみると吉です。 エマ >>>>
森薫 著/ビームコミックス(エンターブレイン)/¥620
★まず『エマ』 ★今更お勧めしなくっても、結構いい評判ばっかり聞くちょっと有名な漫画ですよね。正当派メイド漫画。 ★メイド漫画といっても全然「萌え」なんてないし、じんわり感じさせるいい漫画です。友人に勧められて読んでみたんですけどいいですね。主人公のメイドのエマとか。その御主人様(?)の婦人とか。きっついけどいい人なんだよね〜〜。 ★メイド漫画っていうよりホント正統派ないい漫画なんでお勧め。早く2巻も買いに行こうっと。 LA QUINTA CAMERA(ラ・クィンタ・カーメラ) >>>>
オノ・ナツメ 著/シードコミックス(ぺんぎん書房)/¥900
★んで、商業誌の『LA QUINTA CAMERA』。これまたイイんだ。私はスキンヘッドの●●と、アルとシャルロットのカップルが好き。や、皆キャラ好き。キャラクターが好きになれる漫画っていいよね。 ★それから。ついでに近頃の別のお買い物。 ★ワタクッシー実は最近パソで漫画を描いておるのですが、普通に原稿用紙(投稿サイズ)に主線を描いてそれをスキャナーで取り込んで、パソでトーン処理しておるのですが、A4サイズのスキャナーでは1ページを2度に分けてスキャンして合成しなくてはならないので、えっらく面倒だったのですが、この度A3対応のスキャナー「EPSON ES-7000H」を買う。たっけー(死)そしてデッケー(死) ★でもやっぱり便利。買って良かったです。もう1ランク上のスキャナーもあったんだけど、価格とか色々検討して7000Hで。でも前使ってたのが同じくエプソンの「GT7000ART」でコレの性能がすこぶる良かったので、7000Hは、スキャンした品質から言えば不満が残ります。ペン入れしたもののスキャニングはまだアラが見えづらいのでマシなんだけど、鉛筆画だともうヘタレ。有効画素が粗いです、案の定。 ★でもそれは恐らくそうだろうと覚悟して買ったので致し方ない。というか前のGT7000ARTが良すぎるんだよね。全スキャナーの中でも品質ではピカイチでしょう。もう何年も前の商品だけど、スキャナーの中では本当に最高の機種です。現行機種も目じゃないくらいです。 ★で、7000H。オススメと言やあオススメ。そうでないと言えばそうでない。どちらとも評価しづらいですね〜。買って損をしたとは思わないけど。だって1回で原稿が読み込めるのって楽だしね。漫画の主線を取り込むだけなら問題なしです。しかし爆裂にデカイ。B2くらいのサイズあるんですけど…。邪魔ですよ、ハッキリ言ってさ。でもまあいいか。 |
[98]>>>> 2004/5/6 大好き和菓子! >>>> ★突然ですが、仙台にある「お茶の井ケ田喜久水庵」の「喜久福」っていう抹茶クリーム大福が大好きです。うまいんだ、コレが。ぜひお勧め。 ★アンコ味のもあるんだけど、やっぱり抹茶味がウマイ! 仙台に行かれる方はおみやげにぜひお勧めです! 冷凍してないといけないんで移動には不便だけど、発送しちゃえば問題ないし、つうかそんな手間暇惜しむ場合じゃないくらいうまいです! ★ちなみに。仙台で好きな物。伊達政宗。伊達の牛たん。喜久福。 |
[97]>>>> 2004/5/5 スパコミ&コミティア >>>> ★ただ今戻りました! いや〜〜〜〜〜本当に楽しい3日間でした(スパコミ+コミティアが) ★今回も相方の家に合宿。ごめんよ萌ちゃん(←愛犬)、4日間もおいてきぼりにさせて。寂しかったろう。でも今膝の上で重たいよ、君。そして変な体勢でキーボード打ってるのツライよ。そして今、寝てるくせにおならしたろう君。臭うから。分かるから。自粛しなさいよ。でもまあ可愛いから許しちゃうんだけど。君を撮る為にデジカメもようやく買ったから、本の売り上げで(笑)否、本の売り上げが化けたのは相方のデジカメでしたっけね。アハハ〜〜。他に手持ちの現金がなかったんだよ。銀行はしまってるし。 まあ、オカンがくれた弁償代使い込みした自分がいけないんだけどさ(笑) ★オカンの所為で萌が相方のデジカメ食べちゃったので、その弁償代をむしりとったんだけど、無意識に使い込みしちゃって、今回アイタタな出費。か〜〜ついでにつられて自分もデジカメ買っちゃった。前、持ってたのはぶっ壊れちゃっててたんで新しいの欲しかったんだけど、面倒で買ってなかったのよね〜〜。でも萌ちゃん撮る為に買っちゃった。だってまだ8ヶ月なんだよ、可愛い盛りなんだよ、親にとっては! ★まあ関係ない話は置いといて。 ★今回の参加は初日、某月戦士ジャンルにてサークル参加。2日目、相方のサークル参加の売り子。3日目、コミティアでサークル参加。……という相変わらず鬼のような参加スケジュール。死にました。た、体力が持ちません。でもホント楽しかったです。 ★来て下さった方、本当にありがとうございました。し、新刊なくて済みません。パロの方は新刊あったんですけどね〜〜〜あっはっは! オリジナルは……。おや、ペーパーだけですかい、酷いですね。ウウ。次回は出します。予定としては「ザ・セブンス・ガン」の後日談かな。そんなに長いお話ではないけど、そんなお話な予定です。夏コミが受かってればそれが新刊です。夏コミが落ちてれば8月後半のコミティア合わせになるかと。夏コミ、受かってるかな〜〜。恐いな〜〜。当落通知の配達されたポストを覗くあの恐さ。胃がキリキリしますよ、ホント。 ★えっと、改めまして。来て下さった方、ありがとうございます。ウチなんかの本、楽しみにして下さって本当に嬉しいです。でも今回程新刊なくて申し訳なかった事はありません。次回こそは新刊だしますよ。出したいネタもありますし! ★で、最近分かった事が。どうやら私、ガンアクション描いてていいみたいですね(笑)どうも自分の漫画に自信がなかったのですが、やっぱり描きたいものはガンアクションだし、でも実際読み手としてはガンアクションってどうなのかな? と不安に思っていたんですが、どうもガン話でお声を掛けて下さる方が多くて、結局は自分の描きたいものを描いていていいんだな、と解答(?)が出て嬉しかったです。 ★よ〜〜し! 次作へ向けて頑張るぞ〜〜! |
[96]>>>> 2004/3/21 蛇にピアス >>>>
金原ひとみ/第130回芥川賞受賞作
★読みました。まあ、「蹴りたい背中」と比較するのもアレなんですが、まあ同時受賞の御縁って事で(笑)というか対照的な2作品なんで、比較対照した方がよく掘り下げられると思うのであえて比べてみます。 ★まず対照的、と言ったのは何も表面的なあらすじとかそういうのだけではなく、書き方のスタンスもお互い違うのかな? 感想の結論から言うと、私はこちらの「蛇にピアス」の方が(飽くまでも比較して)面白かったと思うのですが、というのは、こちらの方がよりテーマが確りしていたから。違う言い方をすれば、表現したいものがあるから書いた、という意志の感じられる作品だなと。 ★さらに言い換えるとすれば、随分と素直な作品で、自分の内から湧き出て来るものをそのままストレートに文章で表現してる感じがする。だからこそ諸刃の剣で、今は勢いのある作品が書けるけど、外にぶつけたい(表現したい)ものがなくなっちゃえば勢いがなくなっちゃってつまらない作品しか書けなくなりそうな。勢い。良いも悪いもそれしかない作品とも言える。それだけ、とは決して言わないけど。ただこの作品を面白いと思わせているのは、自分の中の葛藤衝動焦燥感。それを読者にぶつける事。それだけだと思った。 ★で、「蹴りたい背中」の方は、作者の年齢こそ「蹴りたい〜」の方が若干下だけど、描写の技術で言えば上だと思う。でもだからこそ、下の感想でも書いたけど、自分の描写のうまさを知ってるからこそ、勢いを殺して「上手」な文章を書こうとしている。それは悪い事ではないけど、その分、テーマの希薄さを技巧で誤魔化せてしまっているから、ぱっと見上手な文章なんだけど、読んでも後に残らない。 ★対称的、と言ったのはまさにそういう所で。技術力、テーマ、そういったものの表現の仕方が対照的で、読み比べれば多少面白く感じられるかもしれない。まあつまりどっちも大して面白くはないんだけど。まあ芥川賞なんてデカい賞もらっちゃったんだから、それなりの辛口トークは甘受して頂かないと、こっちは金払って読んでるんだしね(でも私が買った本じゃないけど(笑) ★で。「蛇」は勢いがなくなっちゃえば面白くない作家に成り下がりそうだし、「蹴り」は技術はある分、叩かれれば面白いもの書けるようになるんじゃないかと。「蛇」の彼女は登場人物のキャラが濃い分、ネタに困らないようにいつもアンテナぴこぴこはり巡らして欲しいですね。イッっちゃってる人間しか描写出来ないんだと、そのうちネタに困るぞ〜っと。 ★でも結局のところ、どっちも次回作が読みたいとはあんまり思わないな〜。健闘は祈るけど。 |
[95]>>>> 2004/3/17 蹴りたい背中 >>>>
綿矢りさ/第130回芥川賞受賞作
★読んでみました話題作。家に転がってたんで読みましたが、それなりに楽しめました。文章のセンスはある感じで、さらさら読みやすいですね。テンポもいいし。 ★ただどの辺を評価しての芥川賞なのかは理解しかねましたね〜やっぱり。若年の受賞の話題ってのも分かるけど、そういうのやっちゃうと「賞」として後がないっていうか。最後の手段な感じがしますが。 ★で、内容としては青い果実〜な青春〜な感じはよく書けてるとは思いますが、なんというか結構素直過ぎて灰汁がなくて惹かれるものがないっていうか。もうちょっと作者の若いがむしゃらなパワーが欲しいですね。「オレはこういうのが書きたいんだよ!」みたいな思い込みパワーが。歳が若いうちくらいそういうのがあってもいいんじゃないかと。若い内から自分の文章を俯瞰で読める人間って歳とってから面白くないと思うのですが、余計な心配か。 |
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