SAKAKI's etc. ■ 09 ■ |
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[142]>>>> 2005/1/20 マイ・ボディガード >>>> ★ロリっ子(笑)ダコタちゃん目当てで見に行きました。 ★感想……「お〜ダコタちゃん可愛い〜。ダコタちゃん演技うま〜い。……なんか思ってたのと展開違ってたねえ」ってな感じか……(- -;) ★作品自体はすごく良かったんだけど、どうも見た後に残る物がイマイチ消化しきれないっていうか。複雑な心境です。 ★それと今回は作品自体の質云々って言うより、売り出し方がまずかったってえか。 ★まあ、映画なんてものは、多少大袈裟でもCMでお客さん掻き集めてなんぼっちゅうか、そういうのが当たり前っちゃ当たり前なんだけど。ただ、どうもCMの打ち方が大袈裟・誇張しているというよりは詐欺くさいっちゅうか(笑) ★作品自体は面白かったのに、思ってたのと違う〜っていう戸惑いがあったんですよ。「第二のレオン」みたいな売り方しといて、そう言う感じよりは、むしろ復讐劇のアクションがメインだったし、前半はもちろん幼い純粋な少女と、長年の暗殺稼業からの罪の意識によって酒に溺れてしまったクリーシー(デンゼルワシントン)との心の触合いが切なくさせるんだけど、最終的な方向が「レオン」と違うだろ。方向が。 ★レオンはあくまで少女マチルダを「守る」のが目的の為の殺しのストーリーであって、「マイ・ボディーガード」は少女を誘拐・殺害されてしまった事に対するの「残虐な復讐」のストーリー。ネタバレになるけど、結局は少女ピタ(ダコタちゃん)は生きていて、お母さんの元に戻れて、ああ良かったね、って話なんだけど。だったら最初からそういう売り方のCMにすりゃーいいのに。CMからして「彼女を必ず取り戻す」みたいな事言ってんだもん。恨みがベースの復讐とは全然違うじゃん。 ★でもまあ作品自体は面白かった。デンゼルの演技もすごく良かったし、何よりダコタちゃんの思いきりのいい演技がすごく良かった「グリージーーーー!」って絶叫してるのは、下手な小技の効いた演技よりぐっとくる! ★ただやっぱり、心に残る物が今ひとつ足りないってのは、前半メロドラマで後半愉快犯的な復讐劇なのがバランス取れてないってか。あとメロドラマにしたいのかクライムサスペンスにしたいのか、どっち付かずだったとも言えるかも。まあ、見て損は全然ない映画ですよ。 |
[141]>>>> 2005/1/11 クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア >>>>
2002年/原題「QUEEN OF THE DAMNED」 ★(1点/3点満点) 監督/マイケル・ライマーン 製作/ジョージ・サラレギー 原作/アン・ライス 出演/スチュアート・タウンゼント(レスタト)/アリーヤ(アカーシャ)/ヴァンサン・ペレーズ(マリウス) 「クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」 ★いわゆるヴァンパイア物ムービー。お耽美作家アン・ライス作のカルト的人気作「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編の映画化。前作「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」はトム・クルーズとブラット・ピット主演、アントニオ・バンデラスなどが脇を固めるなかなかの良作。 ★…が。 ★が、が、が。 ★続編の本作は、いかんともしがたいかな〜。なんちゅうか、アン・ライスも匙投げてるんだろうか? 前作は脚本も書いてたのに、今回はノータッチ。つうか、実際アンライスが好きそうないわゆる「お耽美」感が物足りない。まあ正直に言えば、原作自体のノリも今作はイマイチだったと思うけど。 ★前作は割と本格ヴァンパイア・ストーリーだったけど、今回は主人公ヴァンパイア・レスタトが現代で目覚め、ロックスターになって全世界を彼の魅力でノックアウト☆ な話だからねえ。うう。前作の原作は大好きなんだがな〜。 ★映画自体も前作の方が好き。つうか12歳の少女ヴァンパイア役(あれ? 6歳の幼女役で、12歳のキルスティン・ダンストが名演技を見せたんだっけ?)まあ、ともかくそのクローディア役のキルスティンがめちゃくちゃ可愛くてなおかつ妖艶でね〜〜。私は最高に好きなんだけど。 ★トムクルーズの猪首も演技で醸し出す色気で全然オッケーだったけどね。たばブラピはどうもお耽美が似合わなくてな〜。二人のラブシーン(?)見ても面白くない。 ★まあ前作はいいとして。今回のはまあ面白いっちゃ面白いんだけど、お耽美感がなくてその分アクションっていうかホラーに行きすぎちゃってるのが、イマイチなのかな。ホラーでもお耽美感があって、尚且つ本当に怖ければ魅力もあるんだろうけど。 ★どうも主演のシュチュアートタウンゼントの身のこなし方に、「ヴァンパイアっぽい色気」が足りなくてなあ。顔はまあいいんだけど。 ★超絶“女王”アカーシャもいいんだけど、私の好みとしては「ボン・キュ・ボン」なお色気ねーちゃんの方がいいなあ。黒人さんの割に貧相な身体でどうもなあ…。ちなみにこの方、この作品を撮った後、飛行機事故で亡くなられてるんですよね…。 ★まあ、なんだ。要は映像美が足りねえと。 ★お耽美ヴァンパイア物でお勧めなのは「アンダーワールド」の方かな。監督がPV系で鳴らした人だから、映像がイイ。系統はゴシック・サイバー・アクションですけど。ケイト・ベッキンセールのクールな魅力がいいんだわ。濡れたような黒髪がセクスィーで。 |
[140]>>>> 2005/1/5 スコーピオン >>>>
2001年/原題「3000MILES TO GRACELAND」 監督・製作・共同脚本/デミアン・リヒテンシュタイン 出演/ケビン・コスナー/カート・ラッセル/クリスチャン・スレーター ★(1点/3点満点) ★エルビスのそっくりさんコンテストを開催中のラスヴェガスのカジノに、エルビスに扮したマーフィーとマイク(+二人)が襲撃。 ★…という、ノリノリ・ハイスピード・アクション・バイオレンス物を狙って微妙にコケた作品(笑) ★作品紹介★ ★当時、劇場でCMを見て、元々ケビン好きでもあるので見に行こうかと思ってたんだけど、予定が合わずに見送っていたものを、レンタル屋に行ったついでに借りてみた。 ★こういうノリ映画は好きなんだけど、どうも何事もイマイチな作品で。盛り上げ方が上手くないっていうか、ハラハラ感もどうなっちゃう感もおバカなノリもイマイチで。 ★ストーリー的には「どうなっちゃうの感」のある伏線の効いた面白いものなんだけど、演出がなんか、もう一声! って感じ。そこそこいいんだけど、そこそこで終わってるから、おバカ感もイマイチで。 ★それからケビン・ファンとしてもイマイチで。つうか、この役にケビン合ってないよ。 ★ケビン扮するマーフィーはガンガン人を殺してっちゃうイカれた犯罪者。でもそのイカレ具合が全然足りないんだよ。ケビンって演技は上手いけど、演技の方向性がなんつうかキムタク系? 「間」を大事にしてる方っていうか。この映画に関しては、間よりもテンション高めの演技の方が絶対面白いと思うんだけど。 ★カート・ラッセルは良かったんだけど。 ★あと何気に、子役の少年の銃捌きがうまかった(笑)トリガーガードに指かけて、銃をくるくる回す技、アレやってみると意外にすごく難しいんだ(笑)それをあんなに上手にこなすなんて、ちょっと感心ですわよ。おもちゃで軽いとはいえね。沢山練習したんだろうな、と(笑) ★総括としては、ストーリーは好きなんだけど(元々クライムムービーってハラハラ出来て好きだし)実際展開は「そうきたか!」って感じで面白いんだけど、演出とケビンの演技がイマイチでした。ケビンは大人しくダンディーや役やってた方がいいよ。 |
[139]>>>> 2005/1/5 K談社交流会 >>>> ★今更なネタですけど、年末にK談社の男性漫画誌の交流会に行って参りました。いや、別に伏せ字にする事もないんだけど、なんとなく。ネットの海って怖いから(笑) ★例によって、漫画家のHさん(一応なんとなく伏せてみたり。先方の御迷惑になってはアレなので)の金魚のフンしてきました(笑)いや〜Hさんにひっついてると何かと面白いです。貴重な体験が出来ます。 ★BONESの南プロデューサーに御会いしたり。実は私この方と、数年前にこれまたK談社の交流会+マガ○ンZの二次会で御会いしてるんですが、まあ、私は何せHさんの金魚のフンですので、私の事なんて覚えていらっしゃらんだろうとか思ってたんですが。名前こそ覚えてらっしゃいませんでしたけど、「ああ、前に一度御会いしてますよね。ああ、ビバップの送るとか言ってたのにねえ、あっはっは」っとかって。 ★覚えてたんすか。…正直覚えられていて嬉しいとかを通り越してすごいな、と思ってしまいまた。こういった仕事されてる方の記憶力ってあなどれん。 ★それにしても、「ビバップ」…数年前御会いした時に、フュギュアとか送ってくれるって(お酒の席で)仰って下さったんですよ、ええ。お酒の席で! まあ、お酒の席での発言なんてあってないようなものですので、本気にはしてませんでしたけど。それまで覚えてらっしゃったとは…。すげー。なら代わりにラーゼフォンの何か下さい、とは言えませんでした(笑)つうか思い付かなかった。言えば良かったなあ(セコイ) ★それから…。去年一番のくやしい事。 ★交流会の時にHさんの仰った事。「実は集○社の文庫系の交流会にも呼ばれてて、吉岡さん誘えば来るかなと思ったんだけど、その頃丁度忙しそうだったから誘うのやめちゃった」……………て!!!! ★それってコバ○トとかもじゃん! じゃん! じゃん! ぐは〜〜〜〜。 ★うが〜〜〜。ネット上で、「忙しい」だの愚痴るんじゃなかった! そんなお誘い頂けるなら、1日くらい死ぬ気で空けましたとも! ごは! ああ〜、マリ○て! くくう。くううう!(血涙) ★仕・事・し・ろ! |
[138]>>>> 2005/1/1 コミケ帰還! >>>> ★あけおめ! ★どうぞ今年もよろしくお願いいたします! ★さて、コミケから帰還いたしましたぜよ。当サークルまで足をお運び頂いた方、本当にどうもありがとうございました。当日は初日とは打って変わって晴天となりましたが、それでもすごく寒かったですね〜。 ★つうかすっごく楽しかったです! お声を掛けて下さった方、友人たち、皆さんのお陰でオタクやってて良かったな〜と思えます。サンキューコミケw ★すわて、今回のコミケ。四方や雪が降るたあ、驚きです。都内で12月に雪なんて滅多に拝めるもんじゃござーません。おまけに大晦日にも降りやがった…。まあ、雪好きの私としては嬉しいんだけど、さすがにコミケ当日となると、恨み言もつらつらと…orz ★初日は一般参加したんですが、入場列で待つ事20分くらい? 寒くて大変でした。でもまあ、お目当てのパロでごっそり本を買ったので寒さなんてなんのその! 本命のパロ+マリみて+LOTR等々ごっそり買いました。ああ〜聖蓉(蓉聖)はいい!(笑)マリみてはいい! 夏も買おうと(笑) ★そして人にコ○って貰ったマリみてのDVDを見ながら、イラスト描いてしまったよ…。あ〜薔薇さま卒業式の会はいいの〜。正直細かい演出はイマイチだったんだけど、後半の演出はよくて、中々よいです。薔薇さまばんざーい!(笑) ★そして2日目はレッツ・サークル参加。………………ぎゃふ。もう二度とサークルチケットなくすなんて大馬鹿は致しません! ごめんなさい準備会の方! 本っ当に今後はこんな事のないように気をつけていきます!m(ToT;)m ★で、新刊出ました。ペラいですけど…(笑)でも相変わらずサンライズさんは仕事が綺麗だ。 ★それにしても、今回からちょっと女の子の書き方を変えた影響で、作画にバラつきが……。実は今回の新刊は、変えた絵柄を安定させる為の練習という意図もあって描いた作品でした。……ううん。見返すと見事に絵柄が安定してない…。ごめんなさい。でもいい勉強になりました。 ★でも作品自体は自分の描きたいものを描いたので、楽しかったです。ん〜でも何から何まで、もっと精進せねば…。押忍! ★それから、お声を掛けて頂いた方々ありがとうございました。一言でも何か言って頂けると、本当に嬉しくてメキョメキョ力が沸いてきます! なーんかしみじみオタクやってて良かったと思います。う〜ん、同人イベントって素晴らしいなあ。人と人とのコミュニケーションっていいですやね。 ★夏コミで出した「マッドドッグキラーズ」の後編が出ていなくて済みません! 「…続き、出てないんですか?」…………ああ、ごめんなさい。夏には出します! でもそんな質問を頂いて、続きを待ってくれている方がいるんだな〜と思って安心しました(笑)安心かよ! いや、だって前編読んでつまんねーから続きいらねーとか思われていたら、顔面つっぷしてへこたれちゃいます…。 ★頑張ります。夏には出しますよ〜。エイッエイッオウ、自分!! ★それから今回はとても嬉しい事が。 ★スペースに立てておいたA3サイズのPOP(新刊の表紙を拡大したもの)があったのですが、イベント終了後に、向かい側のとあるサークルの方が「もし良ければそのイラスト譲ってくれませんか?」とおっしゃって下さって、それがもう本当に嬉しかったです!! ★「そのイラスト、気になっていたんですよ」なんておっしゃって下さったりなんかして、も――――う有頂天でございますわよ! 何! 何なの! イインデスカ? ひゃっほう! ★最近色々とイラストに関して、自分として納得出来ずにいた部分もあったんで、自分のイラストなんかでも人の目を引く事も出来るんだと、ちょっぴりですけど自信が持てました。 ★正直自分のイラストに関しては、全然レベルが低くて落ち込む事が多いんですが、それでも頑張ろうと思いました。努力すべし! うお〜〜〜。 ★ではでは、今年も宜しくお願い致します。 |
[137]>>>> 2004/12/20 APPLESEED >>>>
2004年/デジタル・フロンティア 原作/士郎正宗 監督/荒牧伸志 ★★★!(3点/3点満点) ★取りあえず見ておくべ〜と思って劇場で観賞して、むちゃくちゃハマった作品です。DVD化をものすご〜〜〜く心待ちにしておりました。発表されるなや否や、速攻予約。んで、購入後一ヶ月程ほっぽらかし(笑)いや、DVDってそんなモンじゃない?(笑) ★原作とは敢えてストーリーを変えた事で、その結果、上手いことあの壮大な話を再構築し直して90分に収めたなあと。1本の劇場作品として、完成度はものすごく高いです。ビジュアル的なクオリティはいわずもがなで、脚本も演出も、エンターテイメント性、オタクのツボ突きもいい感じ!(笑) ★いや〜何が良かったって、デュナン×ヒトミがね!(笑)ギリアム×アテナがね!(笑)ニケ×アテナがね!(アテナは常に受かい!(笑)) ★冗談はさておき、メインのカップル・デュナンとブリアレオスもすごくいい! ブリアレオスなんて見た目ただのロボット(本当はサイボーグ)だけど、デュナンとの純愛が最高にいい! 原作でのラブラブ感も好きだけど、そうはしないで、ブリアレオスと溝がある所から始めてて、それが1本の映画としてすごく上手くストーリーが盛り上げられてて良かったです。小杉さんと小林さんの演技も良かったし。あ〜デュナン役の小林愛さんはビバップ劇場版にも出てたのね。そういや聞き覚えが…。 ★いやしかし、声優と云えば嬉しきサプライズ! デュナンの母親役で篠原恵美さんが出てて、劇場でものすごく嬉しがってたな、私(笑)んで、今回また見て、篠原さんの声と演技に激萌え。いいわ〜。篠原さんの声いいわ〜。それにしても何度聞いても、デュナンの子供の頃の声が川上とも子さんだとは分からない…。む〜。 ★えっと、真面目に感想を。 ★この作品の一番のポイントは勿論、3Dアニメーション。正直いかにもCG的な機械的な動きと、フラット感とCG的な立体感とが混ざったアニメーションと、その見慣れないバランスに戸惑ったけど、これって成功してるのかしてないのか。見る側の慣れってのも必要だろうけど、もう少し改良の余地はあるだろうね。流石に作品1本だけで、新しい表現を完璧に完成させるってのは難しいから。ただ、クオリティはすごいと思う。 ★それから演出がすごく好み。カメラアングルとかスローモーションの多用とか。しかもアクになりすぎず、絶妙にかっこいい。音楽の使い方もいいしね。ただ、洋楽を多用する映画ってのが最近多いから、もうちょっとヒネりが欲しかったなあ。でないと「く〜〜〜〜、イカすぜ!」とまではならない。そつが無い、って位に感じちゃう。それでもOPとかすごく良かったけどね。 ★それにしてもこの映画のいい所は、オタクじゃない人が見ても楽しめそうなところ。エンターテイメント性が高いっていうか、SF色が強いから、一見オタク向けにも見えるけど、実はすごく普遍的な事がテーマになってるから良い映画だと思う。人間とは。愛とは。生殖とは。人間はどこへ向かえばいいのか。 ★でもそんな難しい事考えなくても、人間として、頑張って生きていこう、って気になれる。それがすごく気持ちがいい。色んな人に見てもらいたい映画だなあ。 |
[136]>>>> 2004/12/20 クォ・ヴァディス >>>> 2001年/ポーランド=アメリカ
★声優の久川狙いで(きっぱり)見ているポーランド=アメリカ製作の古代ローマのアクション活劇ラブロマンスドラマシリーズです(笑) ★クォ・ヴァディス←オフィシャルサイト ★つうか、久川目当てで見てるのに、飽く迄も主人公(ヒーロー)のウィニキウスが出ずっぱりなので、久川(ヒロイン)はあまり登場せず…。しょぼん。 ★でも、そういうおかしな目線で見なければ、すごく良質のドラマです。元々歴史物が好きなので、がつがつ楽しめます。登場人物たちもお仕着せのありがちなキャラクターではなく、「ヒーロー」「悪者」に割り切る事の出来ない揺らぎのある人間として、人の感情の複雑さなどがさりげなく描かれていて、ホント、見ててうならされます。 ★このドラマの面白い所は、何より、主人公の心境の変化でしょう。古代ローマで貴族として生まれ、富も名声も欲しいままに生きてきた青年ウィニキウス。ある日伯父の家に人質として預けられていた他国の王女(違ったかも(笑))リギアに一目ぼれしてしまい、力ずくで彼女を奪おうとする。 ★しかし、その彼が、愛の為にヒーローへと変わっていく。 ★ウィニキウスは最初、ホントむかつく野郎でした。…が、徐々に彼の一途さが表現されていって、気づいたら「ウィニキウス頑張れ〜」とか思っちゃってる。そういう風に、視聴者に自然と思わせる流れがいいですね。うまい。しかし、(両想いになって)後半になるとちょっとウザカップルになってます(笑)それはまあご愛嬌。でもその分、メインのストーリーが暴君ネロのローマの大火の話になっているので、飽きさせません。 ★最終巻はまだ見てないのですが、本当のお楽しみは最終巻に収められているので、楽しみです。 >>>> 原作/士郎正宗
Production I.G/講談社/攻殻機動隊製作委員会 ★いや〜このTVシリーズもいいですね。正直1巻は買って損したかも〜とか思ってたんですが。 ★期待し過ぎて、なんだかイマイチに感じてしまってたんですけど、いやいや、中々どうして本当はかなりの良作ですぜ、旦那! 2巻以降はレンタルしてるんですが、買ってもいいんだけど、某実写版美少女戦士どもに金をつぎ込んでいるからな…。フッ。 ★つうか。やっぱり劇場版と違って、割と原作寄りに作ってあるんで、それが嬉しい。劇場版はひたすら叙情的で暗いですけど、TVシリーズは原作程コミカルではないけど、ある程度すり寄ってる感じなのでいいですね。 ★素子はもっとはっちゃけてくれた方が好きなんですけど、田中さんのあの美麗な声ではっちゃけるのは無理なので、いいです。田中さんの演ずる素子大好きです! ★つうか…。03巻。……いいんだ、素子のそんな設定TVでやっちゃって…。私はより原作に近くなって嬉しかったけど(笑) ★というのは、素子のセカンドハウスに女の子が……。あ〜〜それは原作の通りに色眼鏡(?)で見ちゃっていいんだ?(笑) まあ、実際は原作と違って「副業」してるシーンはなかったけど…(抽象的な書き方でゴメン。つまり素子は高性能擬体だからものすごーーく色んな感度が高いので、それの特性を利用して、ああ〜んな疑似体感電脳ソフトを作って、闇で売りさばいてるんですやね…。) ★いや〜〜原作の素子は一筋縄ではいかんので好きです(笑) ★あとやっぱり菅野ようこさんの音楽はすっばらしい! CD買おう。そんでいつかDVDも買おう。よし! |
[135]>>>> 2004/12/16 モンキーターン >>>> 少年サンデー/河合克敏/小学館
★最終回を迎えてしまいました。 ★まあ、先週の「次回最終回」の文字に酷くビクビクしていたってのが、やっぱり本音で。不安なような残念なような。でもどこかで「ようやくか…」という想いがないとは言い切れなくて。 ★私にしてはこの作品で長い期間同人活動していて、1ジャンル最多13冊発行という、つまり、それだけ思い入れのある作品なのですが。 ★まあ、とにかく最終回の感想から。 ★良かったです。河合という作家の神髄だと思うね、あれだけの有終の美が描けるのは。正直前半は臭いストーリーだったとは思うけど、あれですごく良かったと思うし。 ★波多野の気持ちがぐらついて、澄ちゃんから気持ちが離れかけていて、でも最後は澄ちゃんの元へ帰る。決してモンキーという作品で「恋愛」要素がここまで大きく取り扱われるとは当初思ってなかったけど、ましてそれをやってうまいこと話が盛り上がったかというと、そうでもないとは思うけど。周りの反応を見ると、アニメ化の流れとは反して、原作の展開には辟易してる人も多かった訳だし。 ★河合がどういう考えで、ああゆう展開に持っていったのか分からないけど、しかし何にせよ、ああいう終わり方で良かったな、と思わせる河合の手腕に敬服しました。 ★実は、読んでいて涙ぐんでしまいました(笑) ★いや〜ありさちゃんが澄ちゃん、持ち上げるから(笑)そこかよ、泣く所は! いや、でも単純に友情っていいな、と思うじゃん。河合は友情、好きだよね(笑)でも、ありさちゃんの事はさておいても、憲二と澄ちゃん、お幸せに、って思えたから、いいやね。 ★それから、やっぱり友情大好き河合先生(笑) ★同期です。同期レースです。実際、同期レースは面白いよね。リアル競艇で云うと69期とか。…最後に山崎出て来たのは良かった! あとみっちゃん好きの私としてはみっちゃんが登場してくれた事も。 ★ああ、そうそう。青島と洞口も良いライバルになれるといいよね。 ★あ〜〜〜色々感慨深いです。 ★モンキーターンは私に色々教えてくれたなあ、競艇の仕方とか(笑)いやいや、漫画の面白さから、漫画の技術的な事とか、そして同人の面白さとか(笑)なんかモンキーで同人の青春を謳歌してたよ、今になってみれば。モンキーでは大事な友達とも知りあえたし、それぞれジャンルが違ってきても全然仲良しだし、言い方は何か変だけど良質な友達ばっかりで。人として友人として大好きと思える友達らだから。 ★それはやっぱり「モンキーターン」という作品が良質であるからこそ、良い友人が出来たのかな、と思うんだよね。類は友を呼ぶっつうか。 ★そして、やっぱり同人活動自体がすごく楽しかった。自分らにしては本も売れたし(笑)いや、同人活動ってのは決して「売る」のが目的ではないけど、それは私たちの「作品」を評価して共感して「買って」くれてる訳だから、その気持ちがすごく嬉しいっていうか。 ★多分私が同人誌を描いてる理由ってのは、人と「共感」したいって事だと思う。私は思った事を本に描く。すると読んだ人が「面白い」と思って次にまた買ってくれる。描いた作品を読者の人と一緒に共有して、お互い楽しくなれる。そういう気持ちになりたくて同人をやってるんだと思う。私は人間が好きだから。 ★きっと、私は人間が好きだから、とても「人間くさい」漫画の「モンキーターン」という作品が好きなんだろうな。 ★……ああ、うまいこと締まった(笑) ★とにかく、河合先生おつかれさま。そして次回作、早く始めて下さい(笑)楽しみに待ってるから。 |
[134]>>>> 2004/11/1 ワッショイショイ!!!!! >>>> 最近購入したCD
「CDツイン はる・なつ・あき・ふゆ こどものうた」 コロンビアエンターテイメント株式会社 ★上記のような、教育現場の指導者殿か幼児の保護者しかお買い上げないようなCDを買ってみたよv 勿論吉岡は未婚ですよv ★……いい加減自分のうっかり加減にげんなり気味な吉岡さんです。しかも買って損してないな〜とか思ってる辺り腐ってる。 ★ええ。しっかり動揺…いえ童謡CDですのよ、紛れもなく。しかも2ディスク全50曲入り。あわわ。 ★何でそんなCDを買ったかと言えば…。「レ・ミゼラブル」に出演なさってるジャガー・ジャベールこと岡幸二郎(誰もそんな風に呼んでないし)さんが出てるんだよ、50曲中1曲だけ。本望だから。誰も石投げないで! ★まあ、他にもオタク的理由がのっしりあるんだけど(声優の篠原恵美さんがコーラスしてる曲があったりね……(実は影の本命だったり)つうか、マジにコーラスだけなんだよね。しかも50曲中3曲だけ) ★で、岡さん。アニソン&童謡の女王・山野さと子嬢とデュエット。中々いい感じ(笑)つうか、岡さんって童謡歌うの合ってるね。正当派な歌い方っていうか、はっきりくっきり「幸二郎お兄さんだよ〜」みたいな。そんなジャベが見てみてみたいです……。 ♪このゆびに とまれ 「お〜い」(掛け声! 楽しそう) しゅっぱつだぞ あつまれ 「お〜い」 つないだてとてに つたわるよ あったかい ポッカポカのおひさまと おなじにおいがする ★さ、さわやかすぎて眩しいです! 岡アンジョを想像すれば、こんなのもアリかな、とは思いますが、ジャベから入った初心者としては粘土に込められて捏ねられているような心境です。生温かい……。すごくいいよ、岡さん。ますますファンになってしまったよ! だってね〜ホントにさわやかなんだよ! まあ元々すっごく見た目爽やかですけど。ああ、明日は川崎でレミコンwith岡ジャベだ! |
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