レミゼ日記



★「レ・ミゼラブル」=「ああ、無情…」ヴィクトル・ユゴーの名作。亜美ちゃんなら小学生高学年で読破し、「人生って…」と世の無情っぷりを嘆いてハンカチを濡らした事でしょう。でも文庫、分厚いの5冊。超難解文学。舞台はフランス革命あたりの(うろ覚え)フランス。お気楽には読めないって。読んでないって、私も。
★でもって私が好きなのはそれのミュージカル。坂本真綾ちゃんが見たくて博多まで行ってきちゃった。往復航空券+ビジネスホテルで諸々20,000強。安くはないが高くはない!(どっちだ!)いや〜その価値あったもん! 実は東京・帝国劇場でももちろん公演してたんだけど、私が気付いた頃には真綾ちゃんは千秋楽迎えてて(同じ役を4人のキャストでぐるぐる回して公演してるの)、でもまあ、有名なミュージカルだし見てもいいか〜と取り敢えずセラミュの初代タイトルロールのANZAが同役を演じてる回を鑑賞。¥13,000。高!

★ハーーーーマーーーーッターーーーー! ANZAはエポニーヌという、ちょっと強気な女の子の役。これがまった可愛いんだ! 恐いもの知らずで物おじなんかしない子で、好きな男の子に対しても素直になれず強気な事を言っちゃうんだけど、これがまた相手の男がニブちんで全く気付いてもらえない訳! でもエポったらいじらしいんだわ。「彼に求められたらすべて捧げてしまう〜〜」って泣きながら歌ってるんだもんよ! うう、いじらしい。
★で、(エポっ子に)ハマっちまったんで、ぜひぜひ真綾ちゃん版エポニーヌを見なければいかん! 遺憾! と友人とエポニーヌ愛好会を結成し、(でも友人のお目当ては主演の山口祐一郎様でもあったり)いざ行か〜ん、博多座へ! チケット1枚15,000円成。ワ〜オ!(やけくそ)

★博多座最高〜〜〜〜! そしてレミゼ最高〜〜〜〜〜! 思わず、行く予定のなかった次の日まで朝早起きして立ち見席のチケット取って見ちゃったよ。やりすぎよ。でも楽しいからいいのさ〜〜〜〜〜ラララ〜〜。(気分はもうミュージカル!)
★で、お察しの通り次の日ってセラムンファンには重要な土曜日でして。朝早起きしたのは何もチケット取りの為だけではないのさ! そうさ、実写版セラムンを見る為だったり!(本命)
★前日からもうすっかりレミゼ一色に染まっていたのに、朝起きた途端セラムンモードにチェーンジ!(テレティアS持ちながら。否、持ってないって)
★で、日記参照。セラムンのまこ亜美に壊れるワシ。
★で、友人がチケ待ちしながら色々言ってくれる訳さ。まこ亜美がどうのって。いやん、私を興奮させないで! こんなレミゼファンなマダームのずらりいらっしゃる席で変態トークさせないでくれよ〜。したけどさ。小声で。

★あ〜よかよか(エセ博多弁)真綾ちゃん、所詮声優とあなどってはいけません。私はあなどっていましたが(え?)、好きなくせに。や〜歌唱力バツグン! いや、普通の彼女の持ち歌のCD聞いてるだけだと余りに透明感ありすぎてミュージカルは大丈夫なのか、と思っちゃうくらいホント透明感のある綺麗な声してるんですが、ミュージカル大オッケーです! 超〜〜〜〜声量あるし感情豊かな演技力で最高でした!


 
レ・ミゼラブル 嵩乃さんのそりゃ違うだろ、なキャラクター解説

以前に書いた「レ・ミゼラブル」のイラストがあったのでそれを参照しつつ、キャラ解説〜〜。

ジャン・バルジャン(正面):主役。妹の子の為にパン1つを盗み(フランス革命の頃の退廃していた時代だからね)19年監獄に入れられた不運な人。その後仮出獄するも宿敵ジャベール刑事に付きまとわれ大変はラブコールを受ける。色々あって市長になり、コゼットを引き取る。その後色々大変な思いをする結構苦労人。ストーカーに狙われる事多し。
ジャベール刑事(左奥):ジャンバルジャンのストーカー。最期には彼の事を「奴はオレの天使か悪魔か」と愛憎の間で揺れ自害。副業は刑事だが本業はストーカー。
エポニーヌ(右手前の女の子):泣いてるよ〜マリウスの事を思って泣いてるよ〜。「愛してる でもひとりさ〜」「幸せな世界に縁などな〜い」うう。マリウスのカバ! マリウスにコゼット宛のラブレターを預けられ(!)、「彼に求められたらすべて捧げてしまう」為きっちり届けるけなげな良い子。嵩乃の想い人。
コゼット(左手前の女の子):幼少の頃、エポニーヌの両親の家に預けられるが、シンデレラ張りにコキ使われる。後にジャン・バルジャンに引き取られ裕福な生活を送るようになり、やがてマリウスと恋に落ちてハッピーエンド。ピュアーな良い子。
マリウス(右奥の青年):変態的素質の持ち主、でも外見色男。革命を心に誓う好青年だが、実態はコゼットの落としたと思われるハンカチを拾い、毎日匂いを嗅いだりすりすりしたり変質的な愛を抱く。が。実はそのハンカチは中年オヤジジャン・バルジャンのもの。中年オヤジの香りはとても香(かぐわ)しいそうだ。
ガブローシュ(奥男の子):小憎たらしいがヤンチャで大人の真似をしたがるとっても可愛い男の子。自称子犬。嵩乃のハートの1/5はこの子に占められる。(残りの3/5はエポニーヌ、1/10コゼット、1/10ジャベール刑事)