出 会 い
1990.12.10.デパートのペットショップで会いました。かわいくってペットショップの店員さんから「抱っこしてみますか?」で膝に乗せたらもうだめ即決連れて帰ってきました。
アパートに住んでいて本当はいけなかったんだけど結婚して慣れない土地で淋しくって飼いはじめてしまいました。
病 気
家族になって健康診断に病院に連れて行った時、バターを見るすぐに「この子は大変だよ」と言われましたが、私達にはピンと来ませんでした。
頭には何ヶ所かペコがありました。後頭部の頭蓋骨に隙間があることがわかりました。。
後に水頭症と言われました。食べる事に興味が無い子でお菓子とかも欲しがりませんでした。
でも、元気に生活していました。
’91.11.最初の発作らしきものが、足がふらついて酔っぱらってる感じ・・・。
後はちょこちょこあったんだと思う。。
目が動いている事もあった。軽い発作だ。
’93. 2.外出から帰ってきたときに様子が変な時があった、部屋中を歩き回り口の周りは濡れ
ていた。その時初めての発作が起きたのだろう。
’93..3. 痙攣発作。手足が突っ張って口からはよだれがだらだら出て。
これからはしばしば発作が起きる、時間帯としては夜中が多く突然始まる。
多い時は2週間に1回の発作がある。
来客があったりすると必ずといっていいほどその夜に発作がある。
興奮するとダメみたいだ。
家族だけなら比較的安定していた。
脳圧を下げる薬を飲んで過ごしていた。
’94.4 いつもご飯の時に“ワン”と1言いっていた。その夜はいつもより大きな声で言った。
夜中に発作を起こしたがいつもみたいにおさまらずおさまっては
また発作を繰り返す。
発作が起きた時に飲ませる薬を飲ませてもだめだった。
朝になったら顔に痙攣が来ていて朝1番に病院へ連れて行く即入院。
次の日病院に行くと玄関に先生が立っていて今・・・・。
' まだあたたかかった。
名前の由来
マル・チーズ
↓ ↓
かく・バターだそうです。夫が考えました。
追記 一晩家において、火葬しました。 特別に火葬に立ち合せてもらい骨も拾いました。
その時霊園の方が“この子病気でしたか?”と聞かれました。骨を見るとわかりますよ。
頭蓋骨は紙のようでした。
その姿を見て一生懸命頑張ったんだなと思いました。
バターと過ごした時間は短かったけれど、たくさんの思い出をくれました。
精神的な支えでもありました。
最後に大きな声で言った“ワン”何か意味があったのかなぁ〜?
バターと出会えた事を嬉しく思っています。
うちの子になってくれてありがとう!
誕生日 1990.10.21