2008/07/24(木) 風の歌が聴きたい

昨日はTBSの「風の歌が聴きたい」というドキュメンタリーを家族で見ました♪
聞こえない夫婦と聞こえる息子の話です。
今NETでいろいろ見てみたら、このご夫婦のお話が映画になっていたり、
ずっと昔からいろいろTVにも出ていたみたいですが、私は初めて拝見しました〜。

赤ちゃんが泣いていても誰も気づかなかったり、そんな場面を見て、
ああ自分もあったな〜といろいろ思い出しました。
ゆきがベランダで泣いてたり、たくがトイレに閉じ込められて泣いてたのに、
ずっと気づかなかったことあったよね(苦笑)。
今でも、ももがいつの間にかグズグズと泣いていて、
たくゆきに「ももがジュース飲みたいなって言ってるよ」と教えてもらったりしています(汗汗)。

小さい頃はあんなに可愛かった怜音(れお)君が、中学生になって手話もしてくれなくなって、
その姿に「俺はお母さんの耳じゃない!」と言われてるような気がして、すごく辛かったです。
お母さんの気持ちも怜音君の気持ちも判る気がして・・・

でも最後に親子で宮古島に行って、すれ違ってた家族がまたひとつになれたみたいで、
本当に良かったです。
怜音君も最初「たくがこんな子になっちゃったらどうしよう〜!」なんて見ていましたが、
本当は昔と変わらず優しくてすっごく良い子なんだって判って・・・ホッとしました(笑)。
思春期って本当に難しそう・・・今からいろんなこと心配しちゃいます(笑)。

番組を見ながらかあやんが「この2人は補聴器をつけていたら聞こえるのかな?」と聞くと、
たくゆきが「音は感じるけど、何の音かは判らないんだって」と教えてくれました。
「へえ、かあやんと同じだね」と言うと、
2人とも「かあやんも何の音か判らないの?」とビックリしてました。
今更何をと思ったけど(笑)、聞こえないかあやんと一緒にいても、
聞こえない世界なんて、きっと想像も出来ないんだろうな〜って思います。
風の歌ってどんなのでしょう?なんだかいろんな音を聞きたくなりました。