1月
英名 January (ヤヌスの月)
イスラム歴 ムハツラム ((戦争)禁止の月)
和名 睦月 (睦みの月)

 「January」は、ローマの神ヤヌスに捧げられた月という「ヤヌアリス(Januarius)」から来た言葉である。ヤヌスは門の神として、ローマの鍵を持ち、戦時には扉を開き、平時には閉じるとされ、二つの顔を持って前方と後方を向き、敵と味方に睨みを利かせ、常に過去と未来を見定めている神であった。また、全ての行動の始まりを司る神でもあったから、「神の中の神」として、ヤヌスが年の初めの一月を司ることになった。
 和名は「むつき」であり「睦月」と書く。正月は睦み合う月であるからという説があるが、それが正しいわけではない。他の月についても同様であるが,意味の解説は後の人の推量にすぎず定説はない。

            ガーネット(石榴石)

 ガーネットは赤色をした石榴石のことである。古代エジプト遺跡からガーネットが彫刻されたものが出土し,ギリシア・ローマ時代には,、その赤色が血を連想させるため,負傷から身を守る護符として用いられた。赤色の丸カボション・カットの小粒石はカーバンクル(carbuncle)と呼ばれ,中世には十字軍兵士が戦場におもむく時,好んで身に着けたと伝えられる。
    誕生日 黄道一二星座    黄道一二宮 支配星 司る天使
12月22日〜1月19日   山羊座 磨羯宮(Capicornus) 土星 ハマエル
1月20日〜2月18日   水瓶座 宝瓶宮(Aquarius) 天王星 カンビエル

星座

                 山羊座の話
 牧神であるヘルメスの息子パーンは、怪物デュポーンが攻めてきたときにナイル川に飛び込んだのだが、慌てていたために、水に浸かったところだけが魚の姿になり、水面に出ていたところが山羊になった。そのまま天空へ引き上がったのが山羊座である。
 Capicornusの、capriとは「山羊」の意味で、cornusは「角」の意味である。


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