2月
英名 February  (フェブルウスの月)
イスラム歴 サファル ((戦で)空虚の月)
和名 如月 (草木の生更(きさ)らぐ月)

 「February」は、ローマの贖罪の神フェブルウス(Februs)から付いた名前である。前皇帝ロムルスによって行われたサビニ戦争の償いをするために、後継者であるヌマ・ポンピリウスが、2月12日に「Februalia」という祭りを催して、サビニ戦争の戦死者達の霊を慰めたのだという。
 サビニ戦争とは、競馬大会を催し、隣国のサビニ人やエトルリア人が見物に来ると、男達をもてなしている隙にローマ兵が若い女性達に襲いかかって誘拐し、妻となることを強要する。というローマの女性の不足を補おうとロムルスが立てた計画の結果、起こった戦争である。

                 誕生石 アメシスト

 ある日、酒の神デュオニュソスが、憂さ晴らしに家来に人間を襲わせようと思いつき、月の女神アルテミスのもとに参拝に行く途中の少女に狙いを定めた。それを見ていたアルテミスは少女を守るため、少女を白い大理石に変えてしまった。それでデュオニュソスは反省して、ワインを大理石に注ぐと、少女の体は美しい紫色をした宝石にかわった。
 その少女の名はアメシストという。

星座

    誕生日 黄道一二星座    黄道一二宮 支配星 司る天使
1月20日〜2月18日   水瓶座  宝瓶宮(Aquarius) 天王星 カンビエル
2月19日〜3月20日   魚座 双魚宮(Pisces) 海王星 バルキエル

             水瓶座の話
 トロイアの少年であるガニメーデスは大変な美少年であった。青春の女神であるへーべーが神に神酒次ぐ役をやめたときに、ガニメーデスに目を留めたゼウスが鷲に姿を変えてさらい、、ヘーベーの後を継がせた。その時にガニメーデスが担いでいた水瓶が星座になったという。

 

わんだあらんどへ戻る


トップページヘ戻る