英名 | August (アウグストゥスの月) |
イスラム歴 | シャアバーン (予言者の月) |
和名 | 葉月 (葉が落ちる月) |
ユリウス暦を作ったカエサルの死後、暦を司る為政者の中には、ユリウス暦の閏年の置き方を間違えるものがでてきたため、暦日と季節が正しく会っていたユリウス暦は、30年間に3日の余計なずれが生じてきた。
カエサルの遺言で帝国を再興したアウグストゥスは、暦の3日のずれをユリウス暦への冒涜とばかりに、再び暦日を太陽の運行と一致させるようにしたが、その後にカエサルにあやかって、トラキア、アクティムの戦いに勝利を収めた8月に、8月の月名を戦勝記念の名の下にAugustusと変えてしまった。
次の皇帝のテイベリウスの時代。側近から暦にテイベリウスの名を残してはどうかといった進言があったという。だが、皇帝はその進言を退けてこう言った。
「皇帝が13人になったらどうするのか」と。
誕生石 オードサニックスまたはベリドート 赤白縞メノウをサードニックスという。大プリニウスは「博物誌」第37巻のなかに,ローマ軍と戦ったエペイロス王ピュロスの所持していた、9人のムーサ(ミューズ)たちと竪琴を手にしたアポロンの姿が見える、という1個の瑪瑙について語っている,なぜ石の切断面にいろいろな物の形が見えるのかについては,16,17世紀の博物学者によって何度となく論議されてきた。プリニウスはまた、数多くある瑪瑙の種類のなかには,クモやサソリの毒に対して効能のあるものもあると述べている。 |
星座
誕生日 | 黄道一二星座 | 黄道一二宮 | 支配星 | 司る天使 |
7月23日〜8月22日 | 獅子座 | 獅子宮(Leo) | 太陽 | ベルキエル |
8月23日〜9月22日 | 乙女座 | 処女宮(Virgo) | 水星 | ハマリエル |
獅子座の話
ヒドラ退治の次にヘラクレスがやらなければならなかったのは、ネメアの森の人食い獅子退治である。この獅子は近郷近在を荒らし回り、住民たちを震え上がらせていた。
ヘラクレスは、まず矢を射たが、矢は獅子の頭に当たって跳ね返ってしまい、また棍棒も折れてしまったので、やむを得ず素手で応戦し、ついには首を絞めて殺した。
後に星座になったのはこの獅子である。