10月
英名 October (8の月)
イスラム歴 シャウワール (尾の月)
和名 神無月 (神が出雲へ集まる月)

 和暦の10月は、全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲に集まり,村には神が不在となるために神無月というが,逆に出雲では神在月(かみありづき)という。神々が出雲へたつことを神立ち,お上り,神渡し,御出舟などといい、1月間の滞在の後の神々の還御はお下り,神迎え,御入舟などという。
 吉田兼好の徒然草では、神々は出雲ではなく、伊勢神宮へ集まるという説もみえる。どうやら古くは出雲とは決まっていなかったらしい。出雲へ集まった神々は男女の縁をきめてくるといわれ,未婚の男女が良縁を願って村の鎮守に参拝する所もある。
 出雲への神送り,神迎えは祭りのたびごとに神を送迎した信仰のなごりという。

             誕生石 オパールまたはピンク・トルマリン

 オパールはローマ時代から17世紀初期までは大いに珍重されたが,18世紀から19世紀にかけては,不幸を招く石として不評をかうことになった。その理由の一つには,ウォルター・スコットの小説「ガイアスタインのアン」(1829)の影響があるといわれている。この小説のヒロインはオパールを持っていたが,彼女がこの石をついに海に投げ捨てるまで常に不幸につきまとわれるという筋書である。

星座

    誕生日 黄道一二星座   黄道一二宮 支配星 司る天使
9月23日〜10月21日   天秤座 天秤宮(Libra)  金星 ズリエル
10月22日〜11月21日    蠍座 天蠍宮(Scorpio)  冥王星 バスキエル

                  天秤座の話
 乙女座とされる正義の女神アストライアは、正義を審判する天秤ばかりを持っていた。地球上の黄金時代には天秤は善の方に傾きっぱなしであったが、「パンドラの箱」を人間が開けて以降は、至る所で争いがおこり始め、アストライアは天秤を持って飛び回らなければならなかった。
 アストライアはそれでも頑張ったが、天秤は悪の方にずっしりと傾き、人々が争いごとで明け暮れ、とうとう殺し合いまでするようになった時に、絶望して天上に戻ってしまったという。

 

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