みづうみ

2016.9.26.

みづうみの 氷はとけてなお寒し 三日月の影 波にうつろう

島木赤彦のこの短歌に初めてお目にかかったのは小学生の時。短歌という形式も初めて学んだのだったと思う。
その歌の舞台が「諏訪湖」であるのを最近になって認識した。
周囲をぐるりと山に囲まれ、勇壮な御柱祭のある諏訪湖。
みづうみを囲実、散歩道になっている土手のどこからも水辺に降り立つことができ、ちゃぷちゃぷとさざ波の音が聞こえる。
暮れかけた陽に、水面は光り、鳥たちがシルエットになっていく。
この時も何種類かの水鳥がいたけれど、冬になれば白鳥がにぎやかだそう。
そう、冬になれば、諏訪大社の上社と下社の間に氷の道ができるのだとか。

 
中央道のサービスエリアから
 
諏訪湖と富士
 
諏訪湖のさざなみ
 
サギ
 
諏訪湖にそそぐ清流
 
諏訪大社と御柱
 
げんのしょうこの花
 
ななかまどの真っ赤な実


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