AF通信電   2009
二酸化炭素排出抑制に新構想


航空機から排出される二酸化炭素の削減を目指す構想が、今週設立されたベンチャー企業から提起されたと、アムステルダム発のAF通信が伝えています。

オランダ・ドイツ・スウェーデンの青年が設立したエコ・ジェット社(EKO Jet)は、設立の記者会見で、取得した特許の内容を発表し、投資を呼びかけました。

同社代表のビヨェルン・ベリストロェーム氏は、開口一番、「現在飛行中の旅客機は、機内にあるエネルギー源を全く活用していない。それを有効活用できれば相当量の二酸化炭素を排出せずにすむ。それは乗客である。」と発言。「我々が提起するのは、非常に簡単なことだ。各座席の足元に足踏み式の発電機を置いて、乗客に電力を供給して貰うことだ。一人一人の発電量は少なくても、人数が増えればそれなりの電力が確保できる。その分エンジンの負荷が減り、二酸化炭素の排出も抑えられる。」とその構想を発表しました。

同氏によると、乗客に積極的に参加して貰えるように、個々の発電量に応じて航空会社がそのマイレージサービスに加算できるようにしたとの事です。

また、下肢を動かすことで、エコノミークラス症候群を防ぐことも出来るとしています。これに関して、飛行中の機内は気圧が低く心肺に対する負荷が大きくなるので、無理をせず軽い運動を心がけることが肝要、と医学的見地からのコメントもあります。

(2009/04/01 記)


トップへ       「AF通信電」 目次へ