AF通信電   2017
大型民間曲技飛行チーム発足か


 米空軍の退役パイロットを中心とした有志が、民間の曲技飛行チームを結成しようとしていると、シアトル発AF通信電が伝えています。

同チームの代表であるラッチィ少佐 (Maj. Raczy) は、B787型機8機で編隊飛行や曲技飛行を披露したいとの意気込みを語りました。

「同型機の軽さとエンジン推力を考えれば、速度は若干劣るものの、戦闘機並みの飛行は十分可能である。何より、大型機の8機編隊は壮観であろう。

できれば、重量を抑える為に「-8型」の胴体を20ft程縮め、翼を強化した機体を使いたい。ボーイングに打診したところ、それは十分に可能であると、肯定的な回答も得ている。我が国の雇用の増大にも貢献できるはずだ。」

ただ、資金面の手当はまだついておらず、投資や寄付、更にボランティアの呼びかけもしています。5年後に初公演ができるように準備を進めたいとのことです。

(2017/04/01 記)


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