飛行機模型で遊ぼう

 

 

 成田空港開港40周年
1978年の成田空港開港から、40年目の節目となりました。そこで、当時を振り返って、お祝いします。

とは言え、当時の写真などは手元に無く、開港から5年目くらいまでに就航していた機体の模型を並べてみました。今となっては、単なるアナクロかな?

 

日本航空
B747-100, DC-10, DC-8-62 B727

DC-8-61 は未入手。日本アジア航空 DC-8-61 も未入手。

 

全日空
B727-200

名古屋(小牧)間で1日1往復。

 

 大韓航空
B707. A300, B747SP, B747-200, DC-10, B727-200

御覧のように、多種多様な機種を運航していました。

 

中国民航 
B747-200M, B707, HS121 2E

調べてみましたが、成田へのトライデント運航の詳細は不明ですが、飛来実績は確認できました。
B747-200Mは1980年代半ばに就航ですが、未入手のSPの代用。Il-62も未入手。

 

 キャセイ・パシフィック航空
B747-200B, B707

当時の香港は、まだ英国統治下。台北経由の便もありました。L1011未入手。

 

 フィリピン航空
DC-10, A300

A300の塗装は少し後のもの。キスマークが付いたものもありましたね。

 

タイ国際航空 
B747-200B, DC-10

ノンストップ便(B747)、マニラ経由(DC−10)、台北・香港経由(A300)で運航されました。
A300は未入手。

 

 マレーシア航空
A300, DC-10

この塗装を見ると、「三枝の国取りゲーム」を思い出します。
台北・香港経由で運行され、ペナン島行きの便もあったと記憶しています。

 

シンガポール航空
B747-200B, DC-10, B707, B727-200

1980年の時刻表では確認できませんが、成田からのTV中継でB727を見た記憶があります。
香港、台北を経由する便もありました。

 

ガルーダ・インドネシア航空
DC-10

デンパサール(バリ島)経由ジャカルタ行きの他、ジャカルタ経由デンパサール行きもありました。
インドネシアと言えば、開港後1年余りで撤退したセンパチ航空は未だ詳細不明。

 

パキスタン国際航空
B747-200BM, B707, B720

B707は他機の一つ前の塗装ですが、1980年頃見た記憶があります。
マニラ・バンコクを経由する便と、北京・ラワルピンディを経由する便がありました。
同社のDC-10、エア・インディアのB747,ビーマンのB707は未入手。
(ビーマンは1980年4月から翌年5月まで運行していました)

 

中東から
イラク航空 B747-200B
トランス・メディテラニアン航空 B707F
エジプト航空 B707

「世界の安定こそが民間航空の礎」を再認識させられます。
イラク航空はバンコク、エジプト航空はマニラとバンコクを経由していました。
当時の塗装(青いチートライン)のイラン航空 B747SPは未入手。

 

アエロフロート・ソビエト航空
Il-62

1機では寂しいので、チャーター便が多かったLOT ポーランド航空機も添えてみました。

 

SAS スカンジナビア航空
DC-10, DC-8-62

DC-10は北回り(アンカレッジ経由北極航路)、DC-8はシベリア航路(モスクワ経由)。
1983年に北極航路を無着陸で就航した、フィンランド航空のDC-10も添えてみました。

 

ルフトハンザ・ドイツ航空
B747-100, DC-10, B707

順に、北回り、南回り(アジア・中東経由)、シベリア航路で運航。

 

KLMオランダ航空 
B747-200, DC-10

順に、北回り、南回りで運航。
色々なクイズ番組に優勝賞品として、欧州旅行を提供していたように記憶しています。
そのせいか、高校の数学の先生がよく、「△KLMオランダ航空」等とボケていました。(義理で笑)
そうそう、寅さんがウィーンへ行った時も、KLMを利用していましたね。

 

欧州のDC-10
サベナ・ベルギー航空、スイス航空、アリタリア航空

サベナは北回り、スイス、アリタリアは南回りで運航。
スイス航空機は、真直ぐなチートラインもありました。

 

英仏 ナロー・ボディー機
英国航空 スーパーVC-10, B707
エールフランス B707

エールフランスのB707は、モスクワ経由で運航。
英国航空のB707は、モスクワ経由(成田着は007便!)のみならず、
香港・コロンボ・セイシェルを経由して、ヨハネスブルグへも運航していました。
VC-10は、運行こそ確認できましたが、詳細不明。(1981年に運行終了)
両社共に、B747未入手。

 

カナダ太平洋航空
B747-200B, DC-10

一度見たら忘れられない、大胆な塗装でした。
一部の便は、成田を経由して香港に向いました。

 

パン・アメリカン航空
B747-100, B747SP, B727-200

大相撲各場所千秋楽、表彰式の「ヒョ〜ショ〜ジョ〜」を楽しみにしていました。
米国のみならず、以遠権を使ったアジア線も多々ありました。
B727は大阪等への接続便として運行。
L1011は未入手。

 

その他米国の航空会社
フライング・タイガー航空 B747-100SF
ノースウェスト・オリエント航空 B747-200B
コンチネンタル航空 B727-200

フライングタイガーは80年代の末に、フェデラル・エクスプレス(現フェデックス)に統合されました。
ノースウェストは、パンナム同様、以遠権を使ったアジア線も多々運行。
コンチネンタルは、エア・マイクロネシア便として、グアム・サイパン線を運行。
このフライング・タイガーとノースウェストには多少の違和感があります。実機はもっと汚れて・・・
1983年就航のユナイテッド航空は割愛。コンチネンタルのB727-100は未入手。

 

南半球から
カンタス航空 B747SP
UTAフランス航空 DC-10
ニュージーランド航空 DC-8-52
ヴァリグ・ブラジル航空 B707

カンタスの日本線はB747-200Bが使用されていましたが、SPしか入手でず代用。
UTAはヌーメア(ニューカレドニア)を結んでいました。
ニュージーランド航空は1980年8月1日に就航。ナンディ(フィジー)経由で週1便運行。
当時ニュージーランド航空のIATAコードは、国内線(赤系の塗装)が "NZ"、国際線が"TE" でした。
ヴァリグはロサンゼルスやリマ(ペルー)経由で運行。

 

ナローボディー貨物機 
英国航空 B707F
トランス・メディテラニアン航空 B707F
日本航空 DC-8-62F, DC-8-55F

とりあえず、手元にあるものを並べてみました。

 

 

 

トップへ    「飛行機模型で遊ぼう 目次」へ