フォトアルバム

2005.11.06.    岐阜基地航空祭

 

オープニング・フライト ・・・ エンジン始動
エプロンに並んだ飛行開発実験団のT-1BF-15F-2がエンジンを始動。安全確保に勤しむ整備員各氏の活躍も紹介されます。

 

オープニング・フライト ・・・ T-1B

先ずはT-1Bが離陸。1950年代に開発された古強者です。天候調査を実施。その後「8の字旋回」等で古さを感じさせない飛行を見せてくれました。機体下のエア・ブレーキ(?)が印象的です。なお、機体の塗装は、飛行開発実験団(旧称実験航空隊)50周年を記念して隊内で募集されたものだそうです。

 

オープニング・フライト ・・・ F-15
続いてF-15が離陸。迫力ある機動飛行を披露してくれました。

 

オープニング・フライト ・・・ F-2 そして3機種編隊
最後にF-2が離陸。単機やF-15と共に機動性能を発揮しました。そして3機で編隊を組んで通過し、T−1、F−2、F−15の順で着陸しました。

 

救難訓練展示 ・・・ V-107
浜松基地から来訪しました。救難活動の実演と共に、ヘリならではの動きを誇示しました。

 

空挺降下
救難訓練展示の前にC-1が離陸。習志野の陸上自衛隊空挺団が降下しました。「大空に落下傘の花が開く」というよりも、観客からは「越前クラゲ」との囁きが聞かれました。

 

機動飛行

F-4、F-2、F-15が滑走路端で待機している間に雨が降り始め、飛行中にその激しさを増してきました。レンズについた水滴でオートフォーカスが効かなくなるなど散々でしたが、楽しめました。

各機種単機で、「8の字旋回」「低速通過」「高速通過」「タッチ・アンド・ゴー」などを実施。各機の違いが分かります。

 

機動飛行 ・・・ 8の字旋回

F-2は動きについて行けず、撮影できませんでした。

 

機動飛行 ・・・ 低速通過

F-15やF-4はフラップ、車輪、アレスティング・フックを下ろして(F-15はエア・ブレーキも上げています)空気抵抗を増やしていますが、F-2はフラップを少し下ろしているだけです。双発と単発の差なのでしょうか。

 

機動飛行 ・・・ 着陸

F-2とF-4はドラッグ・シュートを使って減速します。F-4が接地後早い段階で開傘するのに対して、F-2は滑走路半ばで開傘します。そのせいか、F-2開傘時には、その衝撃音が聞こえました。

一方、F-15は機首を高く上げ機体に受ける空気抵抗を利用して減速します。名付けて「エアロダイナミック・ブレーキ」。

 

挨拶

飛行を終え手を振る観客の前を通過するF-15。パイロットが手を振ると共に、エア・ブレーキを上げ応えていました。 V-107が浜松に帰投する前、機首を下げ観客に一礼しました。(写真は救難展示の際、離陸前進するところ)

 

本日のおまけ ・・・ UFO??

オープニング・フライトや機動飛行の離陸前、上空に丸い物体が浮いていました。

子供が風船を放してしまったのかとも思いましたが、ちょっと変です。

実は天候観測用の風船だそうです。上空の風向・風速や雲の高さを測っているのでしょう。

 

トップへ    「フォトアルバム 目次」へ   「岐阜基地航空祭の思い出」へ