フォトアルバム

2008.11.30.    岐阜基地航空祭

 

天候調査
今年はファントムが先陣を切って離陸。

地上からの目視では、所々に雲はあるもののまずまずの天気。 

 

オープニングフライト 1 ・・・ 離陸前点検
誘導路上に並べられた機体を、整備員と操縦士が点検する様子が紹介されました。

 

オープニングフライト 2 ・・・ 飛行展示
T-7、F-15X2機、F-2X2機が相次いで離陸。3機種各一機で編隊飛行、残りの戦闘機各1機で機動飛行を披露。

編隊からT-7が上昇離脱。戦闘機は加速し急上昇の競走。結果はF-2の勝利。(上段)

その後T-7が着陸、天候調査を行ったF-4を加えた5機での編隊飛行で楽しませてくれました。(下左)

編隊で滑走路上空に進入。順次左旋回し着陸。(下右)

 

地上展示 1 ・・・ KC-767
原油価格高騰のせいか、飛行展示は少し押さえ気味。オープニングフライトから次の飛行展示まで1時間20分あったので、充実した地上展示機を見て回りました。期待していたXP-1は厚木に行ったきり戻ってこず(笑)、無念。しかし、この空中給油機が見られたのは、大きな収穫でした。民間空港ではさほど大きさを感じないB767ですが、ここでは非常に大きく見えます。説明書きによると、物資や人員の輸送にも用途変換できるようです。

 

地上展示 2 ・・・ ここで見られるとは!
T-2 CCV実験機

残念ながらエンジンはもう搭載されていません。
EC-1 電子戦訓練機

密かに「シラノ・ド・ベルジュラック」と呼んでいます。

 

地上展示 3 ・・・ コックピット見学
F-15とT-4のコックピットを見られるとのことで、2時間待ちの長蛇の列ができるほど大人気でした。左の写真は、隊員の方ご本人にお願いしたところ、快く応じていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

滑走路をはさんだ南地区では、F-104とF-2が「チビッ子展示機」とし供用されていました。こちらも大人気で、孫と戯れる定年退職者との感がありました。今年は例年より地上展示に目を向けた分、「お祭り気分」を味わえました。

そうそう、開場後暫くして会場に「崖の上のポニョ」が流れたとき、航空マニアと思しき入場者の口から「何故ポニョ?」との囁きが聞かれましたが、周りにいた小さな子供たちが一緒に歌い踊り始めるという一幕がありました。航空祭の楽しみ方は色々あるものだと感じました。

 

祭りの風物?? ・・・ 赤い風船
人影の奥に赤い風船が移動するのを発見。追跡したら、天候観測用と思しき丸い風船でした。私の立ち位置から滑走路に対し平行に西側にいます。滑走路は画面の左側です。

当日はあまり感じなかったのですが、まずまずの北風が吹いていたようです。

 

エアロック
午前中最後の飛行展示は、民間代表。岐阜では初のお披露目とのことでした。

所々に厚い雲が懸かっていたのが残念ですが、ジェット機とは一味違う華麗な飛行を堪能しました。会場内放送の音響がもう少し良かったら、もっと楽しめたかもしれません。多くの隊員の方々が興味深そうに見ていたのが、非常に印象的でした。

F-2がパヴァロッティ、F-4がカレーラスならば、こちらはドミンゴの魅力と言った所でしょうか。

 

ブルーインパルス
45分の昼休み(?)を利用し、北地区から南地区へ徒歩で移動。今回は「トリ」ではありませんが、ブルーインパルスの登場です。

下段の着陸シーンは5番機と6番機です。先に着陸した機体の廃熱の影響か、滲んで写っています。

 

ブルーインパルス 余談
今回は何故か、「飛ぶと雲が出る、飛ばないと快晴」が繰り返されました。分かり難いのですが、写真は水平に描かれたハート。今年の航空祭を象徴する一枚となりました。

 

異機種大編隊 1 ・・・ 離陸 その1
C-1X1機、T-4X2きが相次いで離陸、左旋回で周回する間に編隊を組む。滑走路上空に再進入するとともに、F-4X2機が離陸、上昇しながら編隊に加わります。 

 

異機種大編隊 2 ・・・ 離陸 その2
その後、相次いでF-2、F-15各2機が離陸。急上昇の後先行の編隊を追いかけ、それに加わります。

 

異機種大編隊 3 ・・・ ダイヤ
幕間に小牧基地から飛来したC-130が通過。そして岐阜の名物「大編隊」は先ずダイヤで通過。

 

異機種大編隊 4 ・・・ 逆デルタ
再度滑走路上空に進入してきたC-130は「8の字飛行」を、「大編隊」は初めて見るこの隊形を披露。

 

 異機種大編隊 5 ・・・ デルタ
C-130が今度は機体下部の扉を開いて低速で通過。フラップに注目。通過後、小牧に帰投。

一方、大編隊は9機のデルタ隊形で進入。そして・・・

 

異機種大編隊 6 ・・・ F-2 編隊離脱
滑走路上空で、デルタ隊形からF-2X2機が離脱。着陸しました。編隊左側の機体は一旦左に舵を切り、その後右に急旋回。右側の機体との間隔をとって着陸進入しました。少なくとも1機は、オープニングフライトでは使わなかったドラッグシュートを開き、花を添えます。これは予想していなかったので、あわてて撮りました。

その後の情報を総合すると、右写真の機体に不具合が生じたための離脱で、ドラッグシュートも緊急対策で展開したとのことです。

 

異機種大編隊 7 ・・・ 雁行 そして散開
残る7機が今度は雁行で進入。滑走路上で散開し、C-1を残して順次着陸してゆきました。その後再び姿を現したC-1が「8の字飛行」を披露してから着陸。今年の航空祭を締め括りました。

 

 

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