フォトアルバム

2014.06.08.    美保基地航空祭

 

 開門前
9時開催ですが、8時頃にゲート前に着きました。既に長い列ができており、刻一刻長くなって行きます。08:15頃に開門しました。

 

居並ぶ機体
入場後スタンプラリーの経路に従って進み、20分ほどで3個押してもらいました。途中恐れていた降雨があったものの、すぐに止みました。

多数の大型機を抱えるだけあって、エプロンは広い!写真は上段左から時計回りに、東から西に置かれた、T-400T-4(ブルーインパルス)、C-1

C-1(026)の貨物ドアが開いているのが嬉しいですね。

 

祈りの甲斐無く
会場内で見かけたテルテル坊主です。ホテルから乗ったタクシーの運転手さんによると、4年連続で悪天候に祟られているとのことです。

予定されていたYS-11(オープニングフライト)、T-400C-1(物量投下、空挺降下を含む)と、美保基地所属の機体による展示飛行は全て中止となりました。その後、F-15展示飛行、高尾山レッドクラブの公演も順次中止がアナウンスされました。

 

実施されたプログラム 1 ・・・ SL日本海
YS-11を模った機関車(?)はプロペラを回して走ります。

子供たちの笑顔が印象に残りました。
機関車の垂直尾翼に書かれた機番は68−2014。そう、航空祭当日の日付です。細部へのこだわりに感服しました。」

 

実施されたプログラム 2 ・・・ YS-11機内解放
プロペラは取り外されていましたが、現役の機体だそうです。人員輸送用で、民間機同様の座席が設置されています。

隊員の方に尋ねたところ、「政府専用機と違って、綺麗なおネエさんのサービスはないそうです。

 

実施されたプログラム 3 ・・・ 煙体験
中は10cm先も見えない程の状態です。煙の恐ろしさを実感できました。

この煙は何故かバニラの香りがしました。体験者が過度に緊張しないようにとの配慮なのかも知れません。

 

全日空383便着陸
B767-300  JA8674

11時前に着陸しました。何となくこの塗装にあった光景を撮影できました。

  

エプロンを行く自衛隊機
この広いエプロンでは自転車も必需品なのでしょうね。長閑な光景に思わずシャッターを切りました。

 

操縦席に鎮座するのは…
最近ぬいぐるみ等を乗せるのが流行っていますね。この日確認しただけでも、5機+1両に計7体見ました。上段より左右に、T-400P-3C海上保安庁DHC-8-Q300の右舷と左舷、同AW139、車両に乗せられたものです。DHC-8に乗せられたものは、無線用のヘッドセットもつけています。もう一体は後程ご紹介します。

 

航空自衛隊創設60周年記念
9時前に撮ったので、傘を差している人も写っています。

自衛官各位に、還暦のお祝いと感謝と敬意を表します。また、誤解を恐れず言えば、ご活躍の機会が無いことを願って止みません。 

 

操縦席には・・・
このT-400は機番が060なので、この大任を仰せつかったのでしょうね。60周年のエンブレムは、中々渋くてお気に入りです。

操縦席のぬいぐるみの最後の一体は、この黄色いのです。
この機付長は実在の人物なのかな?「船橋望→ふなっしー」と発想したのか?それとも「ふなっしー」から架空の人物名を発想したのか?

いずれにせよ、日本中の船橋さんは最近「ふなっしー」と渾名されているのでしょうね。

もしかすると、発想の源は機付長の後姿??(失礼)

 

ご当地キャラ ・・・ こちらも梨
鳥取県「公営」キャラの「トリピー」です。顔は鳥取名産の二十世紀梨だそうです。小さい子供たちに大人気でした。

 

ゆるキャラ集結
ここに写っている他にも、沢山のゆるキャラが愛想を振り撒いていました。

 

飛行準備?
11:30頃、燃料車と電源車がUH-60Jに近付き、何やら作業が始まりました。プログラムでは、

12:00〜10 CH-47
12:20〜30 UH-60J

となっています。展示飛行への期待が高まります。

 

天候観察 1
会場西方の山を望むと雲が低く垂れ込めています。写真のC-1は機番007

暫くして、空自ヘリの展示飛行中止がアナウンスされました。

 

スカイマーク823便着陸
B737-800  JA737N

11;50頃着陸しました。ウィングレットのない機体です。C-1(024)と一緒に記念撮影。

 

天候観察 2
正午前再び西方を望むと、少し明るくはなりましたが、まだ雲が垂れ込めています。

 

ついに飛ぶ ・・・ 海上保安庁

AW139   JA969A   はまちどり

プログラム上は12:10〜20ですが、少し早目に離陸しました。先ずは機体を大きく傾けて大きく旋回させ、機動性をアピール。観覧者の心をつかみます。

 

救難展示
扉が開かれ、2名がロープを伝わり降下します。
機外のウィンチを使って遭難者を引き上げます。
もう一人の救難員を引き上げて、現場から飛び去ります。

 

ファンサービス
扉を開けてエプロンに沿って飛行。乗組員全員が観覧者に手を振っています。地上でも観覧者が手を振っています。10分の飛行予定でしたが、15分以上飛んでくれました。

人命救助のために日夜厳しい訓練を積み重ねる方々が多数いることは、国民として非常に心強く感じます。感謝と敬意を表します。

 

高まる期待
残る展示飛行プログラムはブルーインパルスだけとなりました。11:20過ぎ、「ブルーインパルスは予定通り実施。ただし、天候により変更または中止もあり得る」旨のアナウンスが流れました。観覧者から歓声と拍手が巻き起こり、期待の高さが示されました。

因みにこの日の来場者は6万人とのことです。

 

スカイマーク824便離陸
先程823便として飛来した機体が、13:10頃、成田へ向け離陸しました。

 

 
ブルーインパルス 1 ・・・ 5番機離陸
13:15頃先陣を切って5番機が天候調査に飛び立ちました。何時ものように滑走路上を低空で引っ張ります。観覧者は大喜びです。

 

ブルーインパルス 2 ・・・ 中止
離陸後大きく旋回し、後方(北方)から会場上空を通過。(上左)

その後何回か大きく旋回した後、今度は正面から会場上空を翼を振りながら通過。(上右) 直後、飛行中止、地上滑走実施とアナウンスされました。

その後何度か旋回した後、着陸。(下段)

 

ブルーインパルス 3 ・・・ 地上滑走から
編隊滑走の途中全機停止し、スモークを噴出します。観衆は興味深く見守っています。

この後方、煙の中に6番機がひっそりと佇んでいます。

 

帰路
悪天候に祟られ残念でしたが、間近に飛行機をのんびりと眺められたので良しとしましょう。

正門上に掲げられた「お国言葉」に送られて、基地を後にしました。空港ターミナルまでは徒歩で10分もかからない近さです。

 

本日のおまけ 1 ・・・ 飛んだ YS-11
空港ターミナル内で遅い昼食をとっていると、14:30を過ぎた頃から基地内の動きが慌ただしくなってきました。牽引された海保DHC-8が視界に入り、暫くすると空自YS-11(152)がこちらに向かって来ました。よく見るとプロペラが回っています。14:40前にどこかへ向かって離陸して行きました。右の写真に写っているスカイマークB737-800(JA73NH)は252便として那覇から飛来したようです。

 

 本日のおまけ 2 ・・・ 飛んだ C-1
更にC-1(026)が14:50前に離陸して行きました。屋内でガラス越しに見たので、音が楽しめなかったのが残念ではありますが、この旅に花を添えてくれました。

 

 

トップへ    「フォトアルバム 目次」へ