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2014.10.19.    航空自衛隊百里基地 航空観閲式事前公開

 

到着
滑走路南端誘導路付近に陣取り、3年に一度のイベントを楽しみました。

先ずは、現地到着後飛来した、参加者を乗せたと思われる機体から。

CH-47(487)
C-1(019)
EC-225(01030) UH-60(43130)


上段から格段左右の順。()内は機首に記された機番。時刻はカメラデータ。以下同様。

 

慰霊飛行
10:47、F-4 4機(434,333,391,415)が離陸。
11:18、民間機が離陸。

11:29、F-15 4機が西方から滑走路を横切るように進入、内1機が昇天。遠目に見ていても、厳かな感じがします。合掌。

 

観閲飛行 1 ・・・ 陸自ヘリ/総論
慰霊飛行後2分も経たないうちに、北方から陸自ヘリの大編隊が進入して来ました。観閲飛行の始まりです。流石に、これだけ機数が揃うと迫力を感じます。

実は、この日から遡ること2日、総合予行に向かう同じ編隊を自宅から見ました。航空観閲式本番当日も見られるかと、密かに期待しています。

  

観閲飛行 2 ・・・ 陸自ヘリ/各論
大編隊は用途別に3つの編隊で構成されていました。

AH-1X3 AH-64X1
OH-6X1 OH-1X2
UH-1X3

 

観閲飛行 3 ・・・ 海自・空自ヘリ

SH-60(編隊右翼より16,12,27)

前回は3機、前々回は2機でした。

CH-47(499) UH-60(569)

こちらはいつものコンビです。

 

観閲飛行 4 ・・・ 海自・空自プロペラ機
US-1(90)
P-3C(82,00)
E-2C(456)


US-2ではなく、絶滅危惧種のこちらが飛んでくれたことに感激しました。

 

観閲飛行 5 ・・・ 空自輸送機等
U-125A(不明)
C-130(077,084,078)
C-1(012,022,018)


前回は各機種1機ずつだったのですが、今回は3機ずつと大盤振舞いです。

U-125Aは近付いた時に、オートフォーカスが逡巡してしまい、機番は不明のまま。

 

観閲飛行 6 ・・・ ボーイング旅客機改
B-747(101:前輪扉に記載)
KC-767(604)
E-767(504)


B-747は前日にイタリアから安倍首相を乗せて帰国したばかり。

KC-767は給油ブームを下げて、E-767はレーダーを廻しての飛行と、サービス満点!!

 

観閲飛行 7 ・・・ 戦闘機
F-4(391,434,333)
F-2(不明)
F-15(不明)


機数が大幅に増え、圧巻でした。F-4、F-15は増槽を3本ずつ装着。F-2は右翼から2番目だけが3本、他4機は2本ずつ装着。

以上計44機による観閲飛行でした。

 

展示飛行
戦術偵察 RF-4(903)
機動飛行 F-15(812)
模擬対地攻撃 F-2(549)


これに先立ち、F-15の緊急発進展示で2機離陸。(3機出動。流石のバックアップ体制!)

戦闘機系の派手な機動に心が躍ります。何処からともなく現れ、そして入替わる。会場外ならではの楽しみ方です。(笑)

 

試験飛行展示 ・・・ 01編隊

C-1(001)  XC-2(201)

ここでこの機体が見られるとは・・・ XC-2が飛ぶ姿を初めて見ました。遠近差はありますが、随伴のC-1と比べると、かなりの大きさであることが分かります。両機とも初号機であることも、粋な計らいですね。

初飛行以来幾多の困難に直面し開発途上ですが、観閲式への参加は、量産開始が近いということなのでしょうか。ついつい期待してしまいます。(笑)

 

ブルーインパルス
雲が散在するためか、或は民間機の発着を妨げないためか、あっさりとした演目構成でした。

彼方に展開する光景を遠望しただけですが、所狭しと飛び回る雄姿に心が躍ります。ほぼ真横から見たサンライズ(2段目左)は、新鮮な光景でした。

 

創設60周年
今年は航空自衛隊創設60周年にあたり、それを記念するプログラムで航空観閲式は締めくくられました。(12:50)

17機のT-4による、60の文字を象った編隊飛行です。この角度でもちゃんと「60」に見えます。(笑)

 

帰投 1 ・・・ C-130
空港ターミナル脇の公園へ移動。既に展示機等の帰投が始まっていました。目撃したのは、

 13:47 CH-47(496)・・・4つ星の札
 14:01 C-130(074)
 14:03 CH-47(491)・・・4つ星の札

そして写真のC-130(082)は、13:56にエンジンを始動させ、14:13に飛び立ちました。

 

帰投 2 ・・・ 地上展示遠望
14:31、陸自のUH-60(43127)が離陸。

機体に日が当たらず、陸自特有の迷彩塗装は判り難いのですが、展示されているペトリオットをお楽しみいただければ幸いです。(笑)
14:39、C-1(019)が離陸。

今度はE-767の全景も一緒に収まりました。(笑)

これに先立つ14:29に別のC-1(026)も離陸しました。

 

帰投 3 ・・・ CH-47 & T-4
14:50、CH-47(495)が離陸。
5つ星の札を掲げていました。

同時刻に着陸した春秋航空 A320(B-1892)と一緒に。

これに先立つ14:42、到着を捉えたEC-225UH-60の編隊が離陸しましたが、両機の距離が離れていたので、写真は割愛します。
15:06、大きな音が響きます。地上の動きに集中していたので、上空に現れた機体に虚を衝かれました。

見上げるとT-4が単機、コンバットピッチで着陸の途上にあります。その正体は・・・ 後程。
15:07、写真のCH-47(489)が離陸。
4つ星の札を掲げていました。

次いで15:09、CH-47(487)が離陸。
札のような物が見えましたが、白く光って何か確認できませんでした。傾いていたので、何らかの冊子かも知れません。(写真は割愛)
お待たせしました。先程上空を通過したT-4ですが、15:11に着陸しました。

地元第305飛行隊の機体でした。機番は643。第501飛行隊隊舎前を通過するところを捉えました。

「60」を構成した1機でしょうか。今までずっと上空で待機していたのか。それともどこか別の基地に下りて待機していたのか。
15:25、今度は陸自のCH-47(JG-2908)が離陸。

この機体は、撮影場所を移動して来た直後に着陸。「迎車」ならぬ「迎ヘリ」だったようです。

 

帰投 4 ・・・ 交感・交歓・好感
15:26、滑走路南端付近に駐機していたブルーインパルスが目の前を通過し始めました。離陸のために北端に向かいます。

写真撮影に熱中するファンも多い中、熱心に手を振り見送るファンもいます。4・5番機が通過する際のそんな光景を切り取ってみました。
ファンにパイロットたちも手を振ります。写真は5番機です。4番機の排気で滲んで写っています。画質の悪さはご容赦ください。

 

帰投 5 ・・・ F-4 その1
15:29、ブルーインパルスの背後、滑走路上をこちらに向かってくる機体が目に飛び込んできました。

地元、第302飛行隊のF-4が2機、ストレート・インで立て続けに着陸しました。機番は着陸順に333434です。写真は434。

 

帰投 6 ・・・ ブルーインパルス
15:35、1〜4番機は展示飛行のように編隊で離陸。
5番機も展示飛行のように地を這うように・・・
6番機は展示飛行よりも大人しめの離陸。
展示飛行と違うのは、予備機も上がること。

前の6機に気を取られていたら、気づいた時にはもう目の前に来ていました。そして人垣に視界を遮られ、やっと撮れたのがこの後姿。

寂寥感を表現してみました。(笑)

 

帰投 7 ・・・ U-4
16:01、スカイマーク B737-800(JA73NA)が21Rに着陸。写真のU-4(254)が少し遅れて21Lより離陸。

F-4は「Fよん」、T-4は「Tフォー」など、外国製機型式の数字は日本語読み、国産機では英語読みのようなので、「Uよん」と読むのかな?少なくともUFOで無いのは確かですが・・・

 

帰投 8 ・・・ F-4 その2
16:06、再び第302飛行隊のF-4が2機、ストレート・インで立て続けに着陸しました。機番は着陸順に391415です。写真は415。

背景に同じ飛行隊のF-4T-4、基地仲間のRF-4が "HYAKURI AIR BASE" の文字と共に写っていました。

 

帰投 9 ・・・ 迫る夕闇
16:09、F-2(507)が離陸。

やはり戦闘機は違いますね。轟音が轟きました。
16:13、スカイマーク B737-800(JA73NH)が着陸。

16:17、UH-1AH-1が離陸。これぞ編隊と見える位置を飛んでくれました。

暗くなったせいか、機番は判読不能でした。
16:22、P-3C(79)が離陸。

ゆったり悠然と上がって行く姿に心惹かれます。右に写っているのはJA73NAの尾翼です。
16:24、SH-60(75)が離陸。

「秋の日は釣瓶落とし」とはよく言ったもので、陽も大分傾いてきました。地上展示機も粗方飛び去り、会場には無人の観覧席が残されています。
16:32、E-2C(457)が離陸。

意外と急角度で上がって行く姿に驚きました。

暗くなってきたので、これにて撤収。

 

本日のおまけ ・・・ 民間機も
上記春秋航空機の離陸シーンです(15:45)。

同機を見送り、空港ターミナルに移動しました。残念ながら、この日、日本国際航空(NIA)の離発着はありませんでした。(笑)

 

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