世の中が世知辛くなってきました。航空業界も生き残りを賭けて経費削減に勤しんでいます。その結果、よくサーヴィスの低下が話題に登ります。乗務員の態度や、食事の質、座席の良し悪し等で、がっかりされた方も多いと思います。でも、私はフライトに失望したことはありません。先述のサーヴィスについては全て付録だと思っているからです。
飛ぶこと自体がエキサイティングであり、物理学的な小さな発見が毎回のようにありますし、乗務員とのコミュニケーション(特に国際線で異文化に触れるとき）などをじっくり味わえば、楽しみ(突き詰めれば自己満足できること）は尽きません。そんな楽しみ方をご紹介しましょう。