ときどき日記 9
12月31日(月)
元気だったので、昨晩は、「ブルーノート東京」に行ってきました。
“ジャズ・オール・スター”ビッグ・バンド
〜デディケイティッド・トゥ・ディジー・ガレスピー〜
っていう、プログラムです。
スタープレイヤーぞろいの、ビッグバンドなので(詳しいメンバー表はここをおして)、
どうなるのかと思いましたが、力の入ったソロの連続で、楽しかったです。
Benny Green(p,38才)も、バリバリ弾いていましたが、
Frank Wess(sax,79才),James Moody(sax,76才),Jimmy
Heath(sax,75才),
Slide Hampton(tb,69才),などの大ベテランが、スゴかった。
特に、James Moody(sax,76才)は、
「Pennies From Heaven」(ガレスピー、この曲を演ってたんでしょうか?)で、
歌って、吹きまくって、大活躍してました。
9時半ごろ始まった二回目のステージですが、終わったのは、11時半。
大ベテランの力、おそるべし。
なんか、一年分のパワーを、貰った気がします。
来年もがんばるぞ!
12月30日(日)
も〜、二つ寝ると、お正月〜。
今週のギャラリーは、ちょっと早く、お正月気分です。ここをおして。
そういえば、こんなのも、ありました。
貧乏の、ぼう(棒)も次第に長くなり、
振り回される、年の暮れかな
誰が作ったか、知りませんが、コレ、大好きです。
12月29日(土)
休みになったとたん、今年は、何故か元気な深澤です。
それにしても、この1週間の銀座オリオンズは、スゴかった。
毎晩、満席状態です。
先週、「来週は、きっと静かな銀座」と書いてしまった私は、深く反省しました。
銀座オリオンズ、おそるべし。
これも、みな様のおかげです。
来年も、よろしくお願いします。
ところで、昨晩、BSでジャズコンサートを放映してました。
ケニー・バロンや、デイブ・マッケンナなど、いろんなピアニストが出ていて、
とても勉強になったのですが、
最後に今年亡くなったトミー・フラナガンがソロで、
ガーシュウィンの「Someone To Watch Over Me」を演っていました。
その音色といい、歌い方といい、素晴しい演奏でした。
生では7,8年前に、一度聞いただけだったので、もう一度聞いてみたかったです。
12月28日(金)
今日は、仕事納めの会社が、多いそうです。
私も今日の銀座オリオンズが、今年最後の仕事です。
一年を振り返って、反省の数々ですが、
自分の事はさておき、今日は、久し振りに、ジャズピアニストの話です。
前に、Spirituals,Hymns
and Folk Songs「1」というページにも書きましたが、
Benny Green というピアニストのファンです。
7,8年前にトリオで来日した時、一度、聞いただけなのですが、本当に素晴しかったです。
その頃、彼はたぶん20代、今は30代でしょうか(今、調べたら38才でした)、
今日から31日まで、青山の Blue Note に出演します。
大きい編成のバンドなので、ピアノがどの位聞けるか、わかりませんが、
他のメンバーも素晴しいので、寝込んでいなければ、聞きに行くつもりです。
聞きに行けなかった時は、CDを。
私のおすすめは、
「TESTIFYIN'」Benny
Green Trio
〜Village Vanguard でのライブ録音です。〜
「Dear Mr.Cole」John
Pizzarelli
〜ヴォーカル&ギターの John Pizzarelli のリーダーアルバムにメンバーとして参加、
ナット・キング・コールのナンバーを演っています。〜
2枚とも、とってもイイですよ。
12月26日(水)
昨日のオリオンズのバーカウンターでは、クリスマスの話が…。
23日の日曜日、何故かフリーだったバーテンダーのM氏、(なかなかの美形です。)
一人で友達のバーへ飲みに行きました。
つい、休日だという事を忘れて飲んでしまい、地下鉄の終電に飛び乗ろうとしたら、
休日ダイヤで出てしまった後。
しかたなく、JRに乗り、東京駅へ。
所持金280円(タクシーに乗るお金、なかったのです。)で、牛丼を食べて、腹ごしらえし、
トボトボ、1時間歩いて自宅へ帰ったそうです。
もちろん、頼めば車で迎えに来てくれる友達は、たくさんいるのでしょうけど、
クリスマス(イブイブの日曜日)の夜です。やさしいM氏は、電話できなかったそうです。
ふっと気がついて、「新木場まで、まだ電車で行けたんじゃないの?」と私。(こっちだったら徒歩30分です)
「でもなんか、駅の近くの公園、暗いから歩きたくないし…。」
そういえば、あそこは深夜、モーホのお兄さん達の集う名所でした。
美形のM氏ですもんね。
クリスマスって大変です。
前へ 次へ