別れはいつも寂しい
−2001.8.3−

 今日はドニゼッチの送別会があった。やはりいつ何時でも別れは寂しい。。。

 今回は外国人にスポットを当ててみたいと思います。
 過去に遡ると、オジェック、フリント、ウーベ、ギド、トニーニョ、ブライアン、バジール、ケッペル、アルフレッド、チキ、ゼリコ、バウアー、ザップ、デモス、フェルナンド、アンジェー、アジエル・・・いっぱいいるなぁ。ケッペルとデモスは最悪だったのでとっとと帰ってって感じだったからどうでもいいや(もし解任でなく続投だったら本気で移籍先探してたけど)みんなほんと「いい奴だー!」って感じだった。サポーターの皆さんは選手(助っ人)という目で見ますからいろんな印象があると思うけど、僕にとってどの別れも非常に悲しくもあり寂しい気持ちでいっぱいだった。
 オジェックは厳しい人でしたが父親のような存在に思ってた、フリントは歳の離れた兄貴というか親しみやすかったし、ウーベは僕が今まで会った選手の中で最高のパサー、ギドの精神力には脱帽でしたね。ああ見えて2人ともイタズラ好きなのよ(笑)。トニーニョは最後ケガをしてかわいそうだった、不本意なポジションもやったけど不満を言わず黙々と自分の仕事をやり遂げたし、ブライアンも現役デンマーク代表でありながら自分の出番にはきっちり仕事をしてたし。バジールはかなりおかしかった、印象に残ってるのは遠征の帰りバスでの出来事で長い移動時間の為に催したのが我慢できなかったのか空き缶に・・・用を足してしまって(笑)それが急ブレーキで倒れてしまったのでそれは大変だった。もちろんプレーは凄かった!、特に身体能力は並じゃなかった。!
 ケッペルは消去して、、、アルフレッドにはオランダ語を教わった(笑)伸二に言うの今思い出した・・・。チキは「ちっちぇーなぁ」というのが第一印象(笑)でも体は凄かった!!トレーナーに「アンマお願いします」って言うんだよって教えたら結構使ってて笑えた。ゼリコとは試合中はよく言い合いになったりしたけど試合が終わればいつも仲直りしてた。バウアーはすぐ帰っちゃった・・・。ザップは僕が浦和に来てから初めて年下だったから不思議な感じだった。あいつには仕事以外にいろいろ抱えてる問題もありプレーに集中することが出来なくなっていって試合にも影響が出るようになっていき、それを見ているのもつらかった。。。デモスも当たり前のように消去!!
 フェルナンドは最初全然馴染まなかったなぁ、サッカーテニスの時とか本気で怒ってたし(笑)でも打ち解けていくと結構こいつもシャイなんだなぁと思った。J2開幕戦のゴールは個人的にも嬉しかった、あれで本人もレッズの一員になったって気がしたと思う。あと忘れられないのが昇格決まった時の涙。。。抱き合った時の顔。。。今年も一緒に戦いたかった。アンジェーは仕事中は言いたい事は山ほどあったけどグランドを離れたら苛々を忘れるくらい明るかったし、アジエルは子供みたいだった(笑)技術がしっかりしてておもいっきりブラジル人を感じさせた。アジエルとはある約束をしてたんだけど急遽帰国が決まり果たせなかったけどあいつはすごい残念がっていてそれだけでも嬉しかった。。。
 そして今日ドニゼッチとも会うのが最後になった・・・。
 ケガが多くて満足な仕事が出来なかったことを本人が1番残念に思ってると思う。自分も今シーズンもケガが多く、お互い「フェイオ!!」(ポルトガル語で「ブサイク」という意味らしい(笑))と声を掛け合いながら必死にリハビリしてた・・。ケガの辛さは本人にしかわからない。けどドニはいつも笑顔、、、それを見るのが逆につらかった。
 最後2人で写真を撮った。思い出は心の中にそっとしまおう。人生は出会い別れの繰り返しだと思う、始まりがあれば必ず終わりがある、生まれてくれば必ず死ぬわけだし。。。ふと、そんなことを考える。その中でどれだけ充実したものが作れるか、どれだけ満足できることがあるかが大事なのかなぁと思う。
 別れは寂しいけどいつまでも悲しんでるわけにもいかない、前を向いて今、自分が何をすべきかかんがえないとね!


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