お出掛け美術館展(降順)
2019年12月14日(土)12月半ば
2019年も後2週間余りとなり、何となくあわただしくなってきました。
皆様、ご機嫌いかがですか?
晩秋のうちにと思って、11月21日と、12月13日に2つの美術館に行って参りました。
21日はアトリエ教室がお休みだったので、上野の東京都美術館で開催されているコートールド美術館展(イギリス)に行きました。
印象派のオールスターで、マネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガン、モネ、ドガ、モディリアーニの代表的な作品が展示されていました。
午後3時半頃に入館したので空いており、ゆっくりと鑑賞出来ました。
帰りは5時を過ぎましたので、上野駅構内で早夕食をして帰りました。
12月13日(金)は三菱一号館美術館にて吉野石膏美術展に出掛けました。それは東京駅からほど近い便利な所にあります。
印象派から近代へと称して、ルノワール、セザンヌ、シスレー、ドガ、ミレー、ピサロ、モネ、マネ。
近代はユトリロ、ピカソ、マティス、ゴッホ、カディンスキー、ルオー、ミロ、シャガール等、とても見応えのある吉野コレクションが展示されていました。
三菱一号館美術館は格式が高く、部屋ごとに立派な額に入れられた絵が暖炉の上に設置されているものもあります。結構ぐるぐると廻って歩きましたよ。
やはり私の場合、3時半頃に入館したので空いていましたけどね。鑑賞者は各部屋数人位でゆっくりと落ち着いて見る事ができました。
真暗になった外に出ると、東京駅周辺のイルミネーションがひときわ輝き、黄色に色づいたポプラ並木が照らし出されています。超高層ビルが聳え立ち、窓々に明かりが灯り、キラキラとした美しさを照らし出しています。
東京駅隣の郵便KITEEビルに入るとブルーのイルミネーションツリーが天井まで高々とそびえていてクリスマスの雰囲気を出していました。
私はその地下一階に降り、やはり5時を過ぎていたので資生堂パーラーで夕食をしました。
スーツ姿の若い男性2人がそのパーラーに立ち寄り、私の隣席に座り、仕事の小話の後、イチゴとチョコのパフェを仲良く食べていたのが印象的でした。
大昔は自分も含めて若いOLが仕事帰りにパーラーに寄り、甘食しながらおしゃべりをしていたのが日常だったのに、
現代は男子の二人連れがパーラーに入り、甘食を楽しみながら疲れを癒すんだなと微笑ましく感じつつ、時代の流れを感じました。
さて、暮れも近いです。まだまだ予定は少々ありますが、大掃除も含めて、少しずつこなしていきたいと思っております。
2019年7月13日(土)松方コレクション展
今年は長梅雨ですね。
いくらか涼しいのは助かりますが、おふとんを干せないとか、大洗濯が出来ないとか、毎日すっきりしません。
それでも、昨日は西洋美術館に行って参りました。
国立西洋美術館開館60周年を記念して、松方幸次郎コレクション展が開かれています。
館内はお天気のせいなのか、いくらか空いていましたので、ゆっくりと鑑賞出来ました。
松方さんは1916年から1927年頃、神戸川崎造船所が好景気で莫大な財産を得た為、ロンドンやパリで大量の絵画を買い集めたのです。
日本人の為にこの素晴らしい絵画達を見せてあげようと試みた訳です。
しかし、第二次世界大戦の最中、美術品はフランス政府に接収されたり、絵を保管した倉庫が火災にあったりと、それらの絵画達は数奇な運命を辿ります。戦後、ようやくフランスから数百点の絵画が寄贈返還され、8000点もの美術品を集めたのに、日本に帰ってから、造船所の破綻で、売り払われた絵もあり、劣化も酷かったようですし、残った作品は僅か数百点だったようです。
その後、1959年に西洋美術館が建てられ、流転の運命を辿った美術品が漸くここに集結したそうです。
今回は、日本各地に散らばった絵も寄せ集められ、モネ、ゴーガン、ゴッホ、ロダンの彫刻、ルノアール、マティス、ドガ、ミレイ、セザンヌ、シスレー等の松方コレクションが150点ほどが展示されています。
この美術展は9月23日までやっています。
2019年6月14日(金)クリムト展
昨日6月14日は久々に東京都美術館に行って来ました。
今は『クリムト展』をやっています。
午後3時頃に入ったのですが、結構混んでいて、20分待ちでびっくりしました。
チケット売り場も結構並んでいましたよ。
若干若い方が多いように思いましたが、中に入ってからも混雑していました。
私はいつものように音声ガイドを借りて、ゆっくりと回りました。
今回は稲垣吾郎さんのお声で、説明を聞いていると大体の事は素人なりに理解出来、混雑しているので絵から少し引いて鑑賞しました。
クリムトさんの画家人生を通して、周辺の人物や家族の事が少しは分かったような気がします。
華麗で独特の表現と洒落た色使いや構図、個性がみなぎっています。その殆どが女性画で、男性や景色はあまり描かれていないようでした。
ある時、ウイーンの画壇から離脱し、分離派を結成して大胆な壁画なども制作しています。分離派の建物の中にはコの字型の壁画があり、ベートーベンの第9を歌った作品がありました。
これは凄く立派で印象に残りました。とにかく独特で圧倒されましたが。
かれこれ2時間近く中に居たのでしょうか?
気が付くとお腹が空いたので、いつもの如く美術館の2階でハヤシライスを食べました。コーヒーがとっても美味しかったです。
その後は上野駅構内の本屋さんに立ち寄ったり、新宿では京王デパートでちょっとお買い物をして帰りました。
のんびりゆっくりブラブラしていたので、何と、帰宅が8時近くになってしまいました。でも、久々の良い休日でした
2018年10月2日(火)漸くの秋晴れ
10月に入ってしまいましたね。昨日今日とやっとの晴れ間でお洗濯が忙しいです。夏の衣類も少しずつ洗ってしまったりとお天気に振り回されます。
9月16日は上野の東京都美術館「藤田嗣治展」に行ってきました。おかっぱ頭に丸メガネ、ちょぼ髭の人物ですね。日本人なのにフランス国籍を取って、フランスの画家として活躍した人です。
日曜日だと言う事もあったのですが、15時頃入館したのに、結構混んでいました。
作品は100点以上展示されており、第一世界大戦を挟んで描き続けた人ですから、画風も時代によって変化しており、リアルな絵もありますが、モダンで多彩な絵が数多くありました。
晩年は宗教画が多かったようです。ユニークな所も描かれており、並外れた個性をかんじました。
2018年6月2日(土)梅雨中休み
皆さん、大変ご無沙汰致しております。お元気ですか?
えっと、私は気だけが前のめりに元気で、歳柄あちこち痛に悩まされています。
一昨日は絵画教室がお休みだったので、東京都美術館に行って参りました。
現在はモスクワにある美術館『プーシキン美術館展』をやっています。
旅するフランス風景画と称して、フランスの中心部から南フランス郊外を描いた18世紀〜19世紀の作品になっています。
印象派クールベ、シスレー、コロー、モネの絵があります。また、バルビゾン派と呼ばれるゴーギャン、ルソーなどもあり、64点もの名画が集っています。
クロード・モネの「草上の昼食」は今回の展覧会の目玉作品であると聞いています。フォンテンブローの森で若い男女のグループがピクニック昼食を楽しんでいたのですね。
その後に数多く描かれたクロード・モネの睡蓮の中でもここに展示されていた『白い睡蓮』は希少価値が高いとの事です。
話は変わりますが、私は4月から小説教室にちょっと頭を突っ込んでいた為、いきなり「書け!」と言われ、5月始めから2週間掛けて原稿用紙30枚の短編を書いて、提出してみました。粗削り、取り急ぎだったのでどんな反応が帰って来るかかなり心配ですが、良し悪しは別として、無理をすれば取りあえずは書けるんだなと思いました。ワードで綴れるパソコン様のおかげです。
但し、他の参加者はもっと上級な文章を書いていらっしゃる方もおられ、自分自身の国語力、表現力の無さを痛感しつつ、穴があったら入りたい気分でもあります。
あぁ、時間が無い、年齢の後が足りない等‥。あと10年戻りたい。言い訳が一杯ですね(苦笑)。
2018年4月14日(土)花みずきが綺麗ですね
春は良いですね。色とりどりの花が次々と咲き乱れ、目を楽しませてくれます。
4月5日(木)は再度、お絵描きの教室が休みだったので、上野の西洋美術館に行きました。
プラド美術館展でベラスケスの絵画が日本に7点来ています。
時間帯が午後でしたから、人混み具合も程良く、絵画をゆっくり鑑賞できました。
宮廷画家であったベラスケスは皇帝や軍隊、臣従など、人物画をリアルに描いています。
隣り合わせる他の画家作品よりも一味違う描き方に感動、強いタッチなのに表現力が何処か柔らかい、押し寄せる重圧感と優しさが不思議ですね。
ここではいつも館内レストランで休憩します。窓ごしに計算しつくされた庭園が見渡せます。もはや芽吹きだした新緑の木々を眺めていると、ホッとした気分が過ぎります。
そして、その3日後、ニューヨークから息子一家が一時帰国しました。夏には本帰国になるとの事で、その準備の為に帰って来ました。
何かと忙しいらしく、会社に行ったり、細かな用事が盛り沢山で、昼食を共にして様子を聞くのみでしたが、久々に会えると嬉しいものです。
その他、私は医者に行ったり、お稽古が始まったりと、相変わらず忙しくしていて少々疲れ気味ですが、来週は観劇が2つあります。久々に楽しみです。
2018年3月30日(金)桜満開、春の一日
皆様、こんにちは!やっと暖い春を感じられるようになりましたね。
昨日はお絵描きのお稽古がお休みだったので、国立新美術館に行って参りました。
至上の印象派「ビュールレ・コレクション」です。
ルノワール、ドガ、コロー、クールベ、ドラクロア、シスレー、ピサロ、マネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ロートレック、ピカソ、モネ等。
印象派と呼ばれる代表的画家たちのオンパレード絵画はとても素敵なものばかりでした。
ところで皆さんは、美術館で音声ガイドをお借りになったことがありますか?
私は初めてなんですが、今回は何とあのミュージカルスターの井上芳雄さんがナビゲーターとして音声案内するんです。
500円とあらば、お借りようかな?と迷いつつも、自然と足が借りるカウンターの方へ向かっていました(実はナビゲータについては元々知っていたのですけどね)。機器の取り扱いについては少々不安が過ぎりましたけど、言われた通り絵の番号を入れると、聞き慣れた芳雄君の声が説明してくれるではありませんか。
ラッキー!解りやすく、歯切れよく、しっかりと解説してくれています。こんなに気分良く鑑賞できるなんて、最高!
まぁ、そんな訳で2倍楽しみ、いつもより丹念に絵をみる事が出来ましたとさ(笑)。
外へ出ると夕方近くになっていましたが、美術館付近の桜は満開、六本木ミッドタウンの桜もちょっと見て廻りました。
その後は大江戸線を使って、新宿まで戻り、ご飯をたっぷりと食べて帰宅しました。春の一日終わり
248アトリエ作品展
2013年8月27日〜31日八王子市イチョウホールにて
![]() 帆船(色鉛筆画) |
![]() 靴と鞄(水彩画) |