星組『ベルサイユのばら』フェルゼンとマリーアントワネット偏

当時のおしゃべりルーム観劇日記を紹介

2006年3月18日(土)星組ベルバラ

またまた幸運なかぶりつきお席で、星のベルバラを観ました。何と、今更のようにベルバラってこんなに美しかったかしら?と思うほど、夢夢しく、数々の衣装の素晴らしさ、皆がとっても可愛らしく、美しく見えました。事に湖月わたるフェルゼン様は何を着せても良く似合い、これぞ宝塚!と改めて思った位に素敵でした。要所要所では泣かされましたし、久々に大感動して帰ってきました。後1回観れるチャンスがあるので、それが終わったら、改めて感想を纏めたいと思います。


2006年3月16日、23日(東京宝塚劇場)観劇記

湖月わたる率いる『ベルばら』を観て、「いやぁ〜ベルバラってこんなに美しく綺麗だったの?」と今更のように感動しました。

昔観た、ネッシーさん(日向薫)のフェルゼンとマリーアントワネット偏も素敵でしたけれど、湖月わたるフェルゼンもソフトなイメージで、「ベルばら」とっておきの衣装は全て似合い、スタイルといい、文句無しに素敵でした。
それに1回目は幸運にも最前列センターブロックにて観劇出来ましたから、これぞまさしく宝塚!を堪能させていただきました。(笑)

マリーアントワネットは白羽ゆりさん。娘役トップになられて、初めて観せて頂きましたけど、華やかなお顔立ちなので、あの立派なドレスに負ける劣ることなく、落ち着いた立ち居振舞いと言い、芯のある演技には感心しました。やはり、大輪の花ですね〜。
オスカルは安蘭けいさん、いつもながら、歯切れの良い台詞回し、伸びやかな歌声が良いです。
アンドレは立樹遥と柚希礼音の役代わりを観ました。其々の持ち味が違い、立樹さんの方はスッキリとしていて力強い暖かさを感じました。
甘いマスクの礼音さんは健康的な美形男役です。ダンスもピシッ!と決まり、黒髪がよく似合っていました。若手故に真剣に取り組んでいる所が興味深く、今後が楽しみですね!
役代わりのスエーデンダンスは両人とも其々に素敵でした。

1幕最後、フェルゼンが身を切る思いで、スペイン帰国を申し出る国王の御前場面では、その真剣さと立派さに思わずハラハラと涙がこぼれました。わたるちゃん、本当に格好良く立派でした!!
バスティーュの攻撃、アンドレが撃たれる場面は、昔から何度観ても泣けます。(ここでは偏が違うので、大分省略してありますけど…)

そして、フェルゼン偏ならではの牢獄場面、ステファン人形が戻ってくる所…。人知れず味方をしてくれていたベルナール、ロザリー…。マリーを救わんが為に命がけで駆けて来るフェルゼン!マリーアントワネットの凛とした物言いに心打たれます。
これらはベルバラとっておきの見所で、わたるさんの成りきり度と真剣さが素晴らしく、白羽さんも上手に演じられていますし、その他、主要メンバーがしっかりと演じている所に更なる迫力を感じます。

フィナーレナンバー大階段、(小雨降る径)ブルーカラーのデュエット。わたるさんの相手役は涼紫央さんだけかな?と思いきや、次なる観劇では麻尋しゅんさんだったので若手故に驚きました。若干弱いかな?と思いましたけど、可愛らしかったです。この時のわたるさんの表情が何とも言えなく色気があります。
エトワールのタキちゃん(出雲綾)の伸びやかな歌声は絶品!この位歌える人が宝塚に、もっと居てほしいなぁ〜と思います。パレードで見掛けたピンクドレス姿のロザリー、陽月華さん!まるでお人形さんのように可愛らしかったですね。

久々に観た『ベルサイユのばら』ーフェルゼンとマリーアントワネット偏ー、ベルばらの良さは、やはり生で観るもの!!と実感した星組公演でした。

2006年4月2日yuko記

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