伊央里直加さんの思い出

2011年9月9日(金)伊央里直加さんのお別れ会

あの猛暑からやっと開放され、漸く爽やかな秋の訪れを感じます。

9月4日、日曜日は、宝塚を卒業された後もファンの立場で長年、親しみ応援してきた伊央里直加さんの芸能界引退お別れ会が東京銀座で行われました。

四国、中国、近畿地方に凄まじい爪跡を残した台風12号が翌朝まで交通機関を乱したと言うのに、いつもの如く、神戸、大阪、京都、名古屋、金沢‥とファンの方々がやって来ました。
大変久しぶりの方もいらっしゃいましたが、にぎやかで和気藹々、所狭しと大勢の仲間の集う中、伊央里直加さんご家族が到着致しました。1人娘のルーシーちゃん、今回はパパもいらっしゃいましたよ。

皆で乾杯の後、直加さんは、8月末に東京と大阪で行われたさよなら公演「ジュビリー」を振り返って、色々なエピソードも交え、面白おかしくたっぷりと話して下さいました。
この度、芸能界を引退され、御主人様の実家であるアメリカに移住なさる事を決意した直ちゃん!全米に通用する資格を持つヨガの先生として、子育てをしながらご活躍なさるとの事です。

お話の後は全員で記念写真を撮り、個々に直ちゃんと記念写真も撮りました。プレゼントの交換や歌のプレゼント2曲もありました。心に響く懐かしの「エンドレス・ラブ」をとても大切に歌って下さった折には、胸にぐっと来るものがありましたし、静かに涙を拭う方もいらっしゃいました…。やはり、別れは寂しいもの…、ここに集まった十数人の仲間達は直ちゃん思いが熱いんだなぁ〜と改めて実感致しました。
全員個々にお手紙を渡し、とても丁寧にお別れをし、1本づつ赤い薔薇も手渡しました。会の締めくくりがきちんとしていて、この場に参加出来て良かったなとつくづく思いました。
その後も親しい仲間とお茶して帰宅しましたが、今度はいつ会えるか判らない仲間達、寂しいけれどほんわかとした温かな気持ちが残る一日でした。

直加さんは9月半ばに旅立たれると聞きました。元気はつらつ、頑張り屋の直ちゃんの事です。これからもきっと素晴らしい人生を送られることでしょう!直ちゃん、どうぞお元気でお幸せにお暮し下さい!長い間、沢山の楽しかった事に感謝です!!

2011年8月1日(月)伊央里直加ラストステージ

この度、伊央里直加さんがご家族と共にアメリカに移住される事になり、芸能活動を引退なさると聞きました。
そこで、Esp企画・製作により東京と大阪で伊央里直加ラストステージ、
”Gratitude”『Endless Love』を上演する事になったそうです。

7月30日(土)に東京吉祥寺、前進座において第一回目が行われ、私も久々に直加さんの舞台を拝見させていただきました。
懐かしい直加さんファンがあちらこちらからやって来ました。客席には直加さんファミリーはもちろん、宝塚のOGさんの姿もありました。
出演者は15〜16人程で私の知る宝塚OGさん、大鳥れいさんや男性歌手の方、手品師も出演、何処かで確か観たミュージカルのお兄さん??そう〜、「砂の戦士」で最初に天然痘になった幸村さんも出ておられました(笑)。
宝塚チックにショーを繰り広げたり、手品コーナーがあったり、世界チャンピオンとか言う人の凄い曲芸もありました。子役を含む短い反戦劇もありました。
ショーになると直ちゃん中心です。宝塚時代の歌、卒業後のミュージカル出演の歌などを本当に沢山歌ってくれました。毎回素敵な衣装を身に着け、とても綺麗でよく似合っていましたよ。歌声も大変良く出ていましたしね。

日本を旅立つ直加さんにとって、これだけの華やかなステージは幸運であると共に、4〜500名の観客を前に芸能生活思い残す事の無い程、惜しげもなく提供されました。私もその観客の一員としてその場にいられた事がほんとに良かったなと思います。
それでも、まだまだ様々な舞台に出て欲しかったし、様々な役柄も見たかったけれど、時の流れでしょうか〜〜。
最後に直加さんらしいステージをたっぷり見れ、正式なご挨拶も聞けました。それに、私としては直加さんのおかげで知り合った貴重な仲間達との出会いもありました。直加さんにはほんと大感謝です。
トイレタイム無しの2時間半は体力的に結構きつかった事を覗けば、サービス精神旺盛な直加トップステージさよならショーは素晴らしかったです。これが開催される事を教えて下さった方にも感謝です。有難う!

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