2013年 6月1日(土)入梅、、、『モンテ・クリスト伯』

皆様、ご機嫌いかがですか?
またまた書き込みをご無沙汰してしまっている管理人ユコです。
うかうかしているうちに梅雨の季節になってしまいました。
最近、腰痛の方はまぁ〜、気を付けていれば治まっているのですが、以前からの50肩の痛みが完全には治っておらず、痛い所が右腕だったり掌や指などあちこち移動し、何となく体調はいまいちです。
一応、医者にも行きながら、家事もゆるくやり、様子をみながらお稽古など何とかやっている次第です。
それでもまぁ〜、少し良くなると5月中は美術館のはしごやお花見なども適度に出掛けていました。

昨日31日は久々に東京宝塚劇場に行ってきましたし、帰りには銀座4丁目にある藤城清治による影絵横丁にも足を延ばしてみました。これはこれで、わくわくするような美しい影絵が沢山見れました。
帰宅はサラリーマンラッシュ時に差しかかり、混雑する電車に揺られて、目いっぱい疲れました(笑)。


さて現在、
東京宝塚劇場では、宙組の鳳稀かなめさん主演によるミュージカル『モンテ・クリスト伯』とレビュー『Amour de99!!』が上演されています。

ミュージカル『モンテ・クリスト伯』
は原作アレクサンドル・デュマ・ペール。脚本・演出は石田昌也先生です。
かなり重い作品ではありますが、限られた時間内に主要点を入れ込み、宝塚らしく表現されていました。興味本位で観に行ったのに最後に泣かされるのにはまいりました。

ストーリーは、幸せの絶頂からいきなり友人の裏切りによって孤島の監獄へ陥れられたエドモン・ダンテス。
14年の歳月が流れ〜、脱獄の末、「いざ復讐をせん!」とモンテ・クリストと名を変え、エドモン・ダンテスは立ち上がった。
復讐心のみに燃えたその後の人生を送っているうち、ある事をきっかけに『愛、そして寛容!』に気付かせられるエドモン・ダンテス。

大展開の壮大ドラマですね。ミュージカルとしてよくまとめたものだと感心致しました。

鳳稀かなめさんは一時期、星組で2年程(?)、柚希さんのトップお披露目から2番手に位置していた人でもあります。宝塚では美形の人で、宙組に移動してトップスターになり、本公演2作目です。今回は宙組の中心をしっかりと務めていた事に心から拍手です。
嫌みのない美しさと長身がものを言い、線は細いけれど見ていて非常に宝塚の男役らしい。100周年に向けて宝塚が期待する1人である事に間違いはない。
レビューの方はまるで着せ替え人形のように様々な衣装を着る。スタイル抜群故、どれもこれも良く似合い非常に美しい。とっておきの切り札は話題のパイナップル女王(その昔、寿美花代さんがやりました)は圧巻、慣れが手伝ってか結構自然。
一つ一つ体験を重ね、これからが楽しみな人ですね。



2012年5月5日(土)宝塚花組公演オリンパスホール八王子
4月30日(月)もまた観劇をしました。
実は何と、我が街八王子に宝塚歌劇がやってきたのです。
もう、20〜30年位前になるでしょうか?旧八王子市民会館に宝塚『ベルサイユのばら』公演がやって来たことはありますが、それ以来です。一昨年末に立派な劇場が出来たので、早速やって来てくれて住民としては嬉しいです。
花組のトップコンビ蘭寿とむさんと蘭乃はなさんに、花組の生徒さん半数程が公演しました。全国ツアーですからもう半分の花組メンバーは他の公演をやっていますのでね。
さて、その花組全国ツアーの出し物は『長い春の果てに』『カノン』でした。
開演30分前になると、いつもののんびりとした劇場周辺は何事かと言うほどに人が集まって来てびっくりです。ホールは3階席まで超満員で全く嬉しい限りです。遠くからやって来た方もいらっしゃるでしょうし、地元の方も沢山いらっしゃったのではないでしょうかねぇ。
さて、ミュージカル『長い春の果てに』が始まると、すっかり忘れていた記憶が蘇り、そうだ!これは当ホームページでも宝塚ページに書き残しているように、2002年に月組でやったではありませんか。そう、再演なんですね。
あの時のトップは紫吹淳さん、映美くららさん。そして、嫌みな悪役で死す間際は良い人と言う医者役が今回は壮一帆さんですが、以前は湖月わたるさんでした。あの時は本公演で月組全員がやっていました。懐かしいです。
メンバーが違うと大分違う感じがします。舞台で初めて見る蘭乃はなさんが思いのほか可愛らしく、精一杯演じているのが微笑ましかったです。
レビュー『カノン』の方は音楽のカノンの様に踊るは踊る、舞うは舞う、繰り返すは繰り返すと言った感じで歌い踊り、次々と変わる衣装や舞台背景もめまぐるしく展開していきました。
それこそ直ちゃんがいた10年位前は花組中心に観ていましたが、メンバーもすっかりチェンジしたものです。
そうだ、花組さんは群舞がお得意だったんだなと、ふと、伝統らしきものを感じました。(ちなみに組カラーってあるんですよ)
地方公演となると、トップさんからして客席に何度も降りてくるので、前方席だと更に真近かで見れて(笑)、ちょっとわくわく得した気分で嬉しかったです。
宝塚花組さん!八王子上演有難うございました!

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