月組公演編

2008年6月13日(金)月組東京公演『Me and My Girl』

梅雨の晴れ間でしょうか〜、宝塚月組東京公演『Me and My Girl』を観て来ました。

これはロンドンで初演された大ヒットミュージカルで、日本では東宝や、宝塚でも再演を重ねたお馴染みの作品ですね。
イギリス、ロンドンにある大富豪邸宅(ヘヤフォード伯爵家)を舞台に世継ぎを巡って人1騒ぎ、2騒ぎ…。しかし最後は丸く納まると言う複雑そうで軽いタッチな仕上がり、とても楽しく愉快な作品です。音楽ナンバーも歌い継がれたお馴染み深いものですよ。

『Me and My Girl』における月組3代目トップコンビは瀬奈じゅんと彩乃かなみが主演を勤めています。遺言による世継ぎの第1候補であるビル役の瀬名さんは快活な動きの良さ、ユーモアセンス、お茶目さ、成りきり度に申し分なし。
ビルの恋人役彩乃かなみさんは柔軟な歌いっぷりとよく通る美声で客席を圧倒、うっとりと聞き入ってしまいます。
ヘヤフォード家の女主人マリア役の出雲綾さんは宝塚でもベテラン選手で歌に定評があります。その安定した歌唱力はさすが見事です。
お家の弁護士役パーチェスターは未沙のえるさん。この方も宝塚ベテラン選手で器用な役者さんです。小技が効き、とても楽しい人です。
マリアの姪にあたるジャッキー役はダブルキャストなのですが、この日は新人の明日海りおさんでした。美形で注目の生徒さんだけあって、堂々と役をこなしていました。

出演者全員が客席通路を通り、観客を巻き込んで大騒ぎする所も親しみが涌きますね!私はちょうど通路側だったので、いい思いをしたかなぁ〜?です(笑)。

この日私は、珍しくもご近所の友人2名を連れて出掛けた訳ですが、なかなか好評でしたよ。

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