箱根旅行・2007年7月

お局会のメンバーで恒例の夏の旅行に出かけました。今年は猛暑で、当初は東北方面へ行く予定が立っていたのですが、

日頃からの疲労の蓄積があまりにも多くて不参加宣言のメンバーが続出・・・(私もその一人(^-^；・・・)

それならば近場での～んびりできる場所でということで、久しぶりに箱根湯本に来ました。

今回はあまり観光もなく、とにかくのんびりの旅になりました。

　新宿発11：10の小田急ロマンスカー(スーパーはこね17号)に乗り、箱根湯本には12：36に到着。話をしているうちに本当にあっという間に着いたという感じです。

　ロマンスカー50周年ということで、車体にはこのようなデザインがされていました。

　ちょうどお昼だったので、車中でここに行こうと選んでおいた駅前のお店「直吉」に向かいました。結構並んでいて、だいぶ待った後にやっと入れました。食べたのは名物の"湯葉丼"(980円)でした。美味しかったですが、湯葉がどのくらい入っているのか、卵でとじてあるのでわかりにくかったです。

　とにかく暑くて・・・あちこちブラブラする気にならず、各自途中のコンビニで夜の飲み物だけ調達してから宿「吉池旅館」に直行しました。

　宿に着いてからは落ち着いてしまい、かなり休んだ後で宿の中庭を散歩しました。結構広い庭で、池には大きな鯉がたくさん泳いでました。

　散歩の後にお風呂に行き、のんびり入って来ました。お湯の温度が熱くもなく、ぬるくもなくちょうど良くて長く入っていても疲れませんでした。リニューアルしたてだという露天風呂も気持ち良かったです。湯上りに冷たい麦茶のサービスがあったりしてなかなか気が利いてました。少しのんびりしてから夕食。

　お品書きがなかったので、何かわからずに食べてしまったものもあります(笑)

　満腹で部屋に戻り、食休みをしてからまたお風呂へ。湯上りにまた飲み直す人も。テレビを見ながらおしゃべりをしているうちに1人寝て２人寝て・・・と、なかなか夜更かしができなくなりました(笑)

　７時に目覚ましが鳴るまでぐっすり寝ました。起きてすぐに朝風呂に行き、朝から気持ち良かったです。ちょうど良い感じにお腹が空きました。

　朝食が済んだ後、部屋に帰って荷造りをしてチェックアウト。１人が用事があって帰りました。残った私たちはそのまま荷物を預かってもらって歩いて行かれるという「玉簾の滝」と「箱根観音」を観光しました。

◇◆ 玉簾の瀧 ◆◇

　天成園という旅館の中庭にある湧水の瀧です。

◇◆ 延命の湧水 ◆◇

　玉簾の瀧の湧水です。弱アルカリ性でバランスの良いミネラルを含んでいる水です。

◇◆ 飛烟の瀧 ◆◇

　玉簾の瀧と並んである湧水の瀧です。

　かなり高台にあり、暑い中階段を上ってちょっとバテバテになりました。ご本尊の観音様は10月17日のみ開帳されるということで、今日は見られませんでしたが、上っていく途中にある「また木観音」は分身で、またいで自分の病症の所と観音様のおなじ所を撫でさすることをくり返しながら祈念すれば、次にお詣りに来る日までには身心の願いが円満成就すると言われています。

　アップダウンがかなりあり、すごい汗をかきながら旅館に戻りました。荷物を受取り、途中でお土産を買いながら駅前に向かいました。

　箱根湯本駅前の和菓子「菜の花」の3階にある「箱根そば切り・十六夜」というお店に入りました。食後にこの店で売っているお饅頭"箱根のお月さま"をひとつずつくれました。美味しかったので、職場へのお土産はこのお饅頭に決定。

　食事の後、また２人が帰りました。駅で見送った後に残った4人は箱根湯本の隣りの駅「入生田」で下車して、箱根の伝統工芸の組木細工の工房「本間木工所」に行きました。ここの体験教室で寄木細工のコースター作りをしました。(材料費込み800円)

　いろいろなパーツのセットの中から私が選んだのはこの模様。見本は真ん中の通りですが、自分のセンスで自由に組み替えても良いと言われてちょっと悩んだ結果、右のようになりました。木工用ボンドで貼り付けて、サンドペーパーで表面を磨いてから最後にラッカー塗装をして乾かして完成です。思ったよりも全然簡単で楽しかったです。

◎体験教室に参加した全員の作品

　私のは右側の奥から2個目。それぞれ個性的な作品になりました。

　電車の時間を見たらすぐに来そうだったので、駅に急ぎました。小田原までみんなで行ってから、小田原観光に残ったのは２人。私ともう１人は小田原から小田急線の急行電車でのんびりと帰って来ました。１泊２日の旅はこれで終了・・・