和歌と俳句

後藤夜半

一 二 三

男の雛の黛暈をもちたまふ

鶯の啼き間違ひをして遊ぶ

燕のゆきちがひたる啼きにけり

童女ゐて頬杖をして涅槃像

秋の日に似て山桜咲きにけり

若草やぐいと首下ぐる癖の馬