おちゃらけ8
雨の中、車に水を跳ねられたはずみに落とした郵便物を拾っていた青木淳子は、ずっと思いを寄せていた多田一樹に話しかけられたのをきっかけに、心が高ぶり、濡れた郵便物から湯気を立ち上らせた。多田に「そんな凄い熱あるわけ無いもんね、人間なら」と言われた時の表情からして、淳子の心は、さらに乱れたことに間違いはない。
ということは・・・
ポストに郵便物を押し込んで、淳子は、足早に会社に戻って行った。その姿を見送り、多田も会社へ向かって歩き出した。2人が去った後のポストからは、白いものが立ち上り続けていた。
郵便局の集配車がポストの側に停車した。運転していた職員が降りて、ポストを開いた。
「・・・・・・・・なんだ??」
ポストから引っぱり出した集配袋はボロボロに焼け焦げていて、空いた穴から灰がこぼれ落ちた。
という未公開シーンがきっとある・・・筈ないですよね。
失礼しました!
戻る
「おちゃらけ」TOPへ戻る
次へ