| 1982年 | |
| 大林宣彦 | |
| 山中恒 | |
| 剣持亘 | |
| 尾美としのり、小林聡美、佐藤允、樹木希林、宍戸錠、入江若葉、他 | |
| ビデオレンタル中 DVD発売中(税別4800円) |
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| 尾道の中学生・斉藤一夫のクラスに、転校生が来た。
斉藤一美、かつての一夫の幼なじみだ。
その日、2人は帰り道、ふとしたはずみで神社の階段を転がり落ちてしまう。
一夫と一美は、それぞれの家に帰るが、2人は、体が入れ替わっていた! どうしてこんなことになったのか、また、元に戻る方法も分からず、2人は、家も家族も友達も入れ替えて暮らし始めた。 急に頭が良く、しかし、なよなよとした性格になった一夫(中身は一美)。 急に頭が悪く、しかし、悪ガキもちんぴらも蹴散らす頼もしい存在になった一美(中身は一夫)。 珍騒動を巻き起こしながら、一緒にいる時も、離れている時も、2人はお互いを案じあうのだった。 危機が訪れる。一夫の父が、本社へ転勤することになったのだ。 このままでは、一夫と一美は体が入れ替わったまま離ればなれになり、永遠に元に戻れなくなってしまう! 途方に暮れた2人は、家を飛び出して船に乗り、団体客に紛れて旅館へ。 翌朝、尾道に戻った2人は、あの神社に行った。そこで・・・・・・ |
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| 言わずとしれた、大林宣彦監督「尾道三部作」の第一作。 この映画の主人公は、一夫と一美の2人。 あえて順位をつければ、一夫が第一主人公。 一夫役は尾美としのり。 ところが、劇中で尾美としのりが一夫を演じているのは最初と最後の部分だけで、尾美としのりは大部分を(外見は一夫だが中身は) 一美として演じ、大部分の(外見は一美だが中身は)一夫を演じているのは小林聡美の方。 ・・・・至ってややこしい話です。 見た目では、女々しい一夫と、雄々しい一美。 劇中の2人だけでなく、見る方も混乱気味・・・・。 男のこと、男の気持ちは、女には分からない。 女のこと、女の気持ちは、男には分からない。 では、男と女が本当に入れ替わってみたら?というのがこの映画の筋。 本人の意思に関係なく男女が入れ替わったのだから、当事者はこれ以上は無いほど困惑するし、 周囲はそんなことは知らないから、急に変になった2人を不思議がり、時にはからかって、とっちめられ・・・・。 (とっちめるのは外見一美=中身一夫の役割。) 騒動は、突然入れ替わったのと同じように、突然元に戻り、ひとまず収まります。 元の体での生活に戻った2人。 一夫の引越で、離ればなれになる2人。 「さようなら、俺。」「さようなら、私。」 また会うことがあるのかないのか、その後の運命は分かりませんが、世界一お互いのことを知り、世界一お互いのことを理解し、 世界一お互いのことをいたわることが出来る2人です。 |
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・ 特典 |
ライナーノーツの一部がジャケットの裏側に印刷されていて、ケースの外側とビニールカバーの間に入ってて、そのままでは読めません。
必然的に取り出して読むことになります。
せっかくジャケットが保護されてるのに、わざわざ出さなければならないなんて・・・・。
ちょっと無粋に思うところ。 “こもん”のシーンで流れるBGMが、新尾道三部作の第一作のテーマ曲に差し替えられていて、ちょっとびっくりしました。 |