「20世紀少年 第1章」

公開
2008年8月31日
監督
堤幸彦
原作
浦沢直樹
脚本
浦沢直樹
音楽
白井良明
出演
唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士、宮迫博之、生瀬勝久、小日向文世、佐々木蔵之介、 中村嘉葎雄、石井トミコ、黒木瞳、池脇千鶴、徳井優、竹内都子、竜雷太、洞口依子、ベンガル、吉行和子、森山未来、 石橋蓮司、遠藤憲一、鈴木崇大、ARATA、三浦敏和、片瀬那奈、藤井フミヤ、中田敦彦、藤森慎吾、及川光博、佐野史郎、光石研、 藤井隆、山田花子、 布川敏和、石橋保、入江雅人、竹中直人、研ナオコ、 西山潤、松元環季、安西壱哉、矢野太一、上原陸、澤畠流星、小倉史也、吉井克斗、森山拓哉、清水歩輝、山田清貴、田辺修斗、 他
備考
  
物語
 1997年。ケンジは、ロックミュージシャンの夢を諦めて、母と一緒に家業の酒屋を改装したコンビニエンスストアを経営しながら、家出した姉の子・カンナを育てていた。
 旧友のマルオに誘われて、初めて小学校の同窓会に出席したケンジは、顔と名前が一致しない同級生の多さに戸惑う。 ケンジの周りで、いつしか話題は、最近起きている不可解な事件のことになっていた。 「ともだち」と呼ばれる教祖の率いる教団が関わっているらしい一連の事件は、小学生時代に原っぱに「秘密基地」を作ったケンジ達が、 遊びで作った「よげんの書」の内容とそっくりなのだ。 同級生の中に、顔と名前の一致しない、同窓会の出席者の中に、「ともだち」がいるのか・・・・?
 ある日、ホームレス集団の頭・カミサマとその仲間によって、ケンジは血まみれの男と会う。 「ともだち」教団に所属して、同級生ドンキーを転落しさせたらしいその男は、ケンジに「世界を救え」と言って事切れた。
 事態はエスカレートしていく。 羽田空港が爆破された日、ケンジのコンビニに教団の集団が押し寄せ、カンナを「運命の子」と呼んでさらおうとした。 ユキジが連れてきた麻薬犬をけしかけて防ぎ、カンナは守ったが、コンビニは全焼させられてしまう。 焼け跡でケンジは、行方の分からなくなっていた「よげんの書」がをみつけた。
 何故か、一連の事件の犯人にされて、ケンジはテロリストとして手配される身となり、カミサマ達ホームレスに混ざって、地下に潜伏する生活に。 「よげんの書」に書いたことは着実に現実のものとなり、世界の滅亡を示唆していた2000年12月31日が近付く。 ケンジは、「秘密基地」のメンバーに招集をかけた。 ヨシツネ、ユキジ、マルオ、モンちゃん、フクベエ、それにオッチョが集まり、一方でケンジはカンナを母と共に疎開させた。
 そして2000年12月31日。 「よげんの書」の通りに、巨大ロボットが東京に出現して、細菌をばらまき、破壊の限りを尽くす。 一人で東京に戻ってきてしまったカンナをカミサマに託して、ケンジ達7人は巨大ロボットに立ち向かうのだが・・・・・・・・・・。
一言
 何かが起きているが何なのかよく分からない、というところから始まって、あれよあれよという間に破滅的な事態にまで至る本作は、全3部作の第1章。 評判の割に全然面白くない、というのが、この第1章を見終えての感想。 原作を読んでないせいか、膨大な登場人物を把握しきれなかったし、展開が飛び気味に感じたし、クライマックスで何がどうなったのか、 謎だらけのまま終わっていて、いわば、“たらふく食べたのに食べ足りない”気分なのです。 もっとも、3部作を1本の作品と考えたら、冒頭の3分の1しか見ていないことになるので、本当の評価は全3部作を見終えた時に出来るものでしょう。 伏線もかなり張り巡らされているままだし。
 ただ、「デスノート」が前編だけでも十分に面白く、結末も、ちょっとした物によって想像させるものになっているのとは、対照的です。
 ともかく、第2章に期待です。



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