| 公開 |
2008年7月5日 |
| 監督 |
吉田恵輔 |
| 原作 |
吉田恵輔 |
| 脚本 |
吉田恵輔 |
| 音楽 |
CKB−Annex |
出演 |
宮迫博之、仲里依紗、麻生久美子、濱田マリ、近藤春菜(ハリセンボン)、
ダンカン、和田聰、ミッキー・カーチス、斉藤洋介、他 |
| 備考 |
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| 物語 |
妻と別れて以来、磯辺裕次郎は肉体労働をしながら、高校生の一人娘・咲子と暮らしている。
しっかり者の咲子と比べて、だらしない裕次郎は、父の遺産が入るや、仕事にも行かなくなってしまった。
ある時、裕次郎は思いつきで喫茶店経営に乗り出す。
咲子の思いに反して、父が開店したのは、何ともあか抜けしない(と言うよりは趣味の悪い?)「純喫茶磯辺」。
閑古鳥が鳴くだけの店だったが、客として来た美人の素子の申し出を裕次郎が(下心ありありで)受けて、素子がアルバイト店員に。
さらに、裕次郎が制服として用意した(咲子が拒絶するような)ミニワンピースを素子が着てから、俄然繁盛するようになった。
純喫茶磯辺に集まるのは、一癖も二癖もある客ばかり。
貫禄があり過ぎてマスターに間違われる男、同じ質問を繰り返すばかりの男、やたら素子に触る男、水のおかわりばかりする自称作家の男・・・・等々。
裕次郎は、素子にメロメロで、再婚も考えている様子だが、それが娘の咲子には面白くない。
咲子のお気に入りの客=自称作家の男を、裕次郎は「ロリコン変態野郎」と言い捨てたが(それは誤りではなかった)、
咲子から見ると素子は「何も考えていないバカ女」なのだ。
ある日、裕次郎は、素子自身の口から、彼女の本当の姿を知らされ、衝撃を受ける。
そして翌日、彼女が関係を持ったという客を相手に取っ組み合いをし、店は滅茶苦茶、警察が出動する事態に。
この事件がきっかけで、素子は「純喫茶磯辺」を辞めた。
それからしばらくして。街で偶然素子に会った咲子は、彼女が故郷の北海道に帰ることを聞かされる。
咲子は裕次郎にそのことを話すのだが、裕次郎はそっけなく、仕事を続けて・・・・・・いたが、ギリギリの時間になってから、素子に会うべく自転車を走らせた。
しかし、裕次郎は素子に会えなかった。
あれから1年。咲子は街で、またしても偶然、素子に出会う・・・・・・・・・・。
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| 一言 |
父はちょっと人生の寄り道をし、娘はその間にいろいろな大人の人間模様を見た、という話。
全体を通して気になったのは、台詞の中の「あれ」の多さ。
明確に何かを指す「あれ」ではなく、明確な言葉の代わりに使われる「あれ」の多さです。
(「あれだから」とか「あれだし」というように。)
裕次郎の台詞に多用されるのは、彼のだらしなさを表すのに効果がありますが、他の登場人物まで同じように「あれ」を使うと、映画全体がだらしないように感じてしまいます。
だらだらとしただらしない雰囲気は、狙って作ったのでしょうが、「あれ」が耳に付いてしまいました。
コーヒーも軽食も、まともなものを出しているようには見えなかった純喫茶磯辺の行く末は・・・・だらしない映画世界の中でも、甘くはなかったようです。
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