| 公開 |
2009年1月10日 |
| 監督 |
福島三郎 |
| 脚本 |
飯島早苗、いしかわ彰 |
| 音楽 |
河辺健宏 |
出演 |
大東俊介、袴田吉彦、戸田菜穂、遠藤憲一、佐津川愛美、北浦愛、中村まこと、中村麻美、瓜生明希葉、宮本侑芽、
川原和久、小林願作、ガリガリガリクソン、池田貴美子、歌川椎子、おかやまはじめ、村田雄浩、他 |
| 備考 |
FM山口バージョンを観賞 |
| 物語 |
名前が変わる2日前の泣き薬師駅に停車する列車。
車内には、人目もはばからず泣く“おっさん”がいて、乗り合わせた乗客と、ホームの駅員が、その姿を目にし、驚く。
龍一が降りると、列車は次の駅へと発車した。
妹の死を受け入れられずにさまよっていた龍一は、ホームのベンチに座っていたところへ突然現れた少女・ミカに誘(いざな)われて、
列車に乗り合わせていた人々をめぐる・・・・。
泣いていた“おっさん”が列車を降りる時、高校生の綾は後をつけた。
ファミリーレストランで、“おっさん”が逢ったのは、綾の同級生の麻里子・・!?
綾が2人の関係を推測しながら見張る中、“おっさん”は麻里子に、目下の悩み〜再婚相手の娘とうまくいかない〜を打ち明ける。
“おっさん”と別れた麻里子に声をかけられて、綾は戸惑う。
実は、麻里子は“おっさん”の前妻との間の娘で、“おっさん”の再婚相手の娘というのが綾。
義理の“姉”は、義理の“妹”にアドバイスをする。
次の日、思いがけぬ電子メールを受け取った“おっさん”は、また泣くのだった・・・・・・・・・・。
サラリーマンの洋介は、男が人前で泣くのはみっともないことだと、亡き父から教えられていた。
そんな洋介に、母の訃報が入った。
涙ひとつ流すことなく、喪主として葬儀を済ませた洋介を、2人の姉達が、母の得意料理だったナポリタンを作ってねぎらう。
姉達に、洋介が生まれた時に亡父が大泣きしたと聞かされて、信じられない洋介。
泣き虫だったから、男は泣くなと教えていたと亡父は教えていたと知って、洋介は・・・・・・・・・・。
アパレル会社につとめるエリカは、華々しく活躍した時代が過ぎて、年齢を重ねた今は閑職にある。
一人暮らしのアパートと会社の往復だけの生活で、友達は飼い犬のポン太だけ。
駅で主人を待つポン太に、動物駅長就任を頼んだのがきっかけで、駅員の竹野とエリカは、お互いの身の上を語り合う。
竹野は、30歳を過ぎてから、夢だった駅員になったものの、不器用で、夢と現実の違いに悩んでいた。
カジュアルな服で勤務しなければならない日に、着る服が無いという竹野に、エリカは大きな鞄の売れ残り商品から、似合いそうなものを選んでみせた。
竹野は大喜び。エリカも、仕事への情熱を取り戻す・・・・・・・・・・。
ミカに導かれるように、様々な人間模様を目撃した龍一は、なおも重い心のままでいた。
ミカは、スケッチブックに言葉を書いて、龍一に見せる。
その言葉は、ラジオ局のFAXに受信され、DJに読み上げられて電波に乗る・・・・・・・・・・。
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| 一言 |
FM放送のラジオドラマの映像化作品。
そのラジオドラマは聴いていないので、元々どういう構成だったのかは分からないのですが、この映画は、いくつものエピソードが並行して進む、
同時進行オムニパス作品になっています。
一つ一つのエピソードは、悪くないのですが、龍一とミカが全てのエピソードに立ち合ったとするには、作品の中の時間で2日間、
もの凄く忙しかったことになるのが、ちょっと気になるところ。
“御当地DJ”の声が流れるラスト近くで、龍一に電子メールを送り続けていた人物が誰であるのかが分かり、
不思議な少女・ミカの正体もそれとほのめかされて(予想通りだったけど)、終わり方はすっきりしていました。
DJの声を“御当地FMラジオ局”のアナウンサーが担当して、東京版を含めて全13バージョンあるという本作。
当然、DVD化される時には、DJシーンの音声を13通りの中から選択出来る仕様に・・・・なるのでしょうか?
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