| 公開 |
2006年2月18日 |
| 監督 |
佐藤祐市 |
| 脚本 |
大野敏哉 |
| 音楽 |
佐藤直紀 |
出演 |
加東ローサ、藤井美菜、高橋真唯、星井七瀬、大泉洋、田中圭、高田延彦、松重豊、丸山智己、徳井優、山本浩司、
宇梶剛士、森下愛子、夏八木勲、他 |
| 備考 |
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| 物語 |
ホタテ貝とタマネギの他に何も無い・・いや、町の規模にしてはカーリング人口が多い、北海道常呂町。
明るさだけが取り柄の伊藤和子は、夢も希望も無く、高校生活を送っていた。
ある日、和子は、憧れのカーリング選手・加藤真人が凱旋試合に来ていると聞いて会場に行き、偶然真人に声をかけられて、成り行きでカーリングのチームを作ることになった。
チームのメンバーは、和子と、和子の親友・林田文江と、(牛舎をブラシで掃除する様から)文江が勧めた農場の娘・小野菜摘と、真人が用意した尾中美希の4人。
チーム名は、和子の提案で「シムソンズ」と決めた。
コーチは、真人が依頼した、漁師の大宮平太。
真人にコーチしてもらえるものと思っていた和子はガッカリするが、美希以外の3人はカーリング経験無しと知った大宮も愕然とする・・・・。
数日間の練習で臨んだ常呂町のカーリング選手権で、美希以外は素人のシムソンズは、大敗した。
和子は、「勝たなくてもいいから1点取ろう」と文江、菜摘、それに美希も引き込んで、大宮に改めてコーチを依頼し、北海道大会を目指すことにした。
伝説のカーリング選手で大宮のかつてのコーチ・石神保も見守る中、シムソンズは練習を続ける。
さらに数日後。シムソンズは、小学生相手の練習試合をするが、大苦戦。
最終エンドで美希が投じたストーンが1点を挙げたが、大負けした。
それでも初めての得点に和子ははしゃぐが、大宮があれは反則ショットだったと指摘、美希は反発する。
苛立つ美希は、文江に素質が無いと言い、チームはバラバラになってしまった。
石神に会った和子は、大宮がカーリングから離れるきっかけになった事件を聞かされた。
それは、大宮の最終ショットで勝った筈の試合で、彼自身が反則ショットだったと自己申告したために負けてしまい、チームメイトから「常呂町の恥」呼ばわりされるようになったというものだった。
大宮は、勝ち負けにこだわる以上に、反則を許せなかったのだ。
和子の、大宮を見る目が変わった。
カーリングの練習をやめて数日が経ち、和子達4人は、別々に同じ思いで集まっていた。
やっぱりこのメンバーでカーリングをやりたい・・・・シムソンズは再結集し、大宮のコーチを受けて練習を再開した。
北海道大会が開幕した。
洋裁店を営む和子の母が作ってくれたユニホームを着て、シムソンズは、快進撃して、決勝進出を決めた。
だが明日は決勝という日の夜、大会本部から、大宮にコーチの資格が無いと連絡が入る。
カーリングから離れていた間に規定が変わっていたことを、大宮は知らなかったのだった。
決勝戦当日。相手は強豪チーム。コーチ席に大宮はいない。
だが和子達は、もうかつての彼女たちではなく、接戦を繰り広げて最終エンドを迎えた。
ここで得点しなければ負けるという場面。
同点狙いで行くか、一発逆転を狙うか、和子達は作戦を練る。
そして、シムソンズの最後のストーンを、和子が投じた・・・・・・・・・・。
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| 一言 |
2002年のソルトレイクシティ冬季オリンピックにカーリング日本女子代表として出場した、実在のチーム「シムソンズ」をモデルにした、カーリング・青春群像映画。
(実在のシムソンズの内2人は、今年=2006年2月開催のトリノ冬季オリンピックにも「チーム青森」のメンバーとして出場。)
素人の少女達が、その楽しさに目覚めて、技量もチームワークも高まって・・・・というストーリー運びは、「スウィングガールズ」等に似て、どこかで見たような感もありますが、
本作にあってはシムソンズの4人の少女達の輝きによって、似た傾向の作品に埋没することなく、見ると元気になる映画に仕上がっていると思います。
冒頭は過剰なくらいにコメディタッチでしたが、終わってみれば、手段を選ばない勝利よりも、勝っても負けてもフェアプレーで楽しむことが大事、という
教訓が混ざりつつ、爽やかな感動が残っていました。
封切りは、トリノ冬季オリンピック開催中の2月18日ながら、全国一斉公開ではなく、鑑賞する機会を得たのが5月だったのが少々残念です。
冬季オリンピック開催中にこの映画を見ていたら、もっとオリンピックのカーリング競技を楽しく見られただろうから・・・・。
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