| 2002年5月11日 | |
| サム・ライミ | |
| マーブルコミック スタンリー&スティーブ・ディトゥコ | |
| デビット・コープ | |
| ダニー・エルフマン | トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、他 |
| ピーター・パーカーは、叔父夫婦と暮らす、高校3年生。
頭はいいが要領が悪くて同級生にバカにされ、幼なじみのメリー・ジェーン・ワトソンに好意を抱きながら声もかけられずにいる内気な、目立たない少年。
そんなピーターの唯一の友は、軍需企業オズコープの経営者にして天才科学者ノーマン・オズボーンを父に持つ同級生、ハリー・オズボーンだけだった。 ある日、課外授業で訪れた研究所で、ピーターは、あらゆるクモの遺伝子情報を組み込んだスーパースパイダーに噛まれ、体調を崩す。 だが、一夜明けるとピーターは、視力が良くなり、驚くべき身体能力、そして、手首から糸を射出する能力を得ていた。 自らの能力に、戸惑い、驚くピーター。 この能力を利用して、ピーターは、賭けレスリングに出場、見事勝利する。 が、約束の賞金を払わないプロモーターに腹を立て、そのプロモーターを襲った強盗を、傍観し見逃してしまう。 帰り道、ピーターは、自動車強盗に銃で撃たれ、瀕死の叔父をみつけたが、叔父はまもなく息絶えた。 怒りに駆られたピーターが追いつめた自動車強盗は、先ほどピーターが見逃した強盗だった。 ショックを受けるピーター。 卒業後、ピーターもハリーもメリージェーンも、それぞれの夢を抱いてニューヨークに出た。 ピーターは、カメラマンを目指す傍ら、「スパイダーマン」として、持てる能力を駆使し、市民を悪漢から救う生活を送っていた。 だが、スパイダーマンを敵視するマスコミもいた。 そんなピーター=スパイダーマンの前に、強敵・グリーン・ゴブリンが現れる。 グリーン・ゴブリンの正体は、自らが軍事用に開発した新薬を飲んだ副作用で二重人格化し、同じく自らが開発したパワースーツを装着した、ノーマン・オズボーンだった。 グリーン・ゴブリンは、街を破壊、どんなに市民のために戦っても嫌われるだけだと、スパイダーマンに手を組むよう誘いをかける。 しかし、スパイダーマンは拒否した。 スパイダーマンの正体をピーターと知ったノーマン=グリーン・ゴブリンは、ピーターの叔母を襲い、さらには、メリー・ジェーンを人質に、スパイダーマンをおびき出す。 メリー・ジェーン、そしてグリーン・ゴブリンがケーブルを切断したゴンドラの子供達を、市民の協力を得て救い出したスパイダーマンは、グリーン・ゴブリンとの決戦に臨む・・・・。 |
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この映画の第一の名台詞は、ピーターの叔父ベン・パーカーがピーターに言った「大いなる力には、大いなる責任が伴う」です。
ベンは、ピーターが超人的能力を得たことを知らなかったし、この数時間後に起きる事件を知り得ません。
彼はあくまでも、大人になっていく甥に、親代わりとして教訓を授けたのです。
対するピーターは、親みたいなことを言うな、という反抗的態度。
・・・・その夜、ベンが強盗に殺されてしまったことで、あの台詞は“遺言”になりました。
しかも、ピーターが「大いなる力」を正しく使っていれば、事件は防げたものを・・・・。 “正義のヒーロー・スパイダーマン”が誕生するきっかけとなった事件、その中でとてつもない重みを帯びた言葉。 たとえスパイダーマンのような超人的能力でなくても、自らの持つ力には、力相応の責任を伴うという一般的な教訓としても通用する言葉だと思います。 全体としては、あまり小難しく考えずに楽しむ娯楽映画。 中でも傑作なのが、「スパイダーマン」のデビュー(?)シーン。 賭けレスリングにピーターがエントリーしたリングネームは「クモ人間(Human Spider)」。 しかしそれを格好悪いと思った司会が勝手に「スパイダーマン」とコール! 「違う」と抗議したが、小突かれてリングに飛び出したピーターのコスチュームは、映画を見る前からお馴染みのものではなく、赤い靴、青いズボン、赤いトレーナーに赤い目だし帽・・・・! 試合には勝つのですが、意表を突かれ、笑うのも忘れるくらい唖然としてしまいました。 「スパイダーマン」がまだ普通の少年だった頃から始め、ヒーローの誕生、そして活躍と、多くを盛り込んだため、展開がちょっとめまぐるしく、スパイダーマンの活躍が少し物足りない感じもしますが、 これから何作も続くであろうシリーズの第1作だと考えれば、こんなものでしょう。 第2作が制作・公開されたら、見たいと思います。 |