| 公開 |
2006年8月19日 |
| 監督 |
ブライアン・シンガー |
| 脚本 |
マイケル・ドアティー |
| 音楽 |
ジョン・オットマン |
出演 |
ブランドン・ラウス、ケイト・ボスワース、ケビン・スペイシー、ジェイムズ・マーズデン、フランク・レンジェラ、
エヴァ・マリー・セイント、パーカー・ポージー、サム・ハンティントン、カル・ペン、他 |
| 備考 |
|
| 物語 |
スーパーマン=クラーク・ケントの宇宙船が、ケント農場に着陸した。
天文学者が発見したというクリプトン星を求めて、結局何もみつけられなかった、5年間の宇宙の旅から帰ったのだった。
クラークは、ちょうど欠員が出た、メトロポリスのデイリ−・プラネット社に復帰した。
彼のいない5年の間に、ロイス・レインは「何故スーパーマンは必要ないか」という記事でピューリッツァー賞を受賞、1児の母にもなっていて、
その子が「パパ」と呼ぶ婚約者リチャード・ホワイトがいた。
クラークはショックを受ける。
アメリカ東部で、大停電が起きた。
ほどなく停電は終わったが、電磁波の影響で、スペースシャトルを高空まで運んで切り離す公開実験飛行中のジャンボジェットが、墜落の危機に見舞われる。
そのジャンボジェットには、取材のためロイスが乗っている!
クラークはスーパーマンに変身して、空を飛び、ジャンボジェットを野球場に不時着させることに成功した。
同時に、世界は、スーパーマンが帰還したことを知ることになった。
クラーク=スーパーマンは、息子ジェイソンと婚約者リチャードに囲まれたロイスの生活を垣間見る。
スーパーマンは5年前に地球を離れる時、別れが辛くてロイスに何も言わずに旅立っていた。
それをロイスは、スーパーマンに何も言わずに捨てられたと思ったのだった。2人の、すれ違いである。
傷心のスーパーマンは、しかし、世界中の助けを求める声を聞く。
平和を守るため、たとえ小さな事件や事故でも、彼は世界中を飛び回って人々を助けるのだった。
デイリー・プラネット社は、取材力の総力をスーパーマンに向けていた。
だがロイスは独断で、アメリカ東部の大停電を調べていて、原因に迫っていた。
そして偶然ジェイソンを連れて侵入したクルーザーは、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーのものだった!
ルーサーは、最大の証人であるスーパーマンの不在により、法廷で裁かれることなく自由の身になり、大富豪の老女を騙して莫大な遺産を手中にしていた。
さらに、北極にあるスーパーマンの「孤独の砦」を訪れて、クリスタルとそこに秘められた超科学を入手し、とてつもない計画を企てていた。
大西洋に新たな大陸を創造し、その余波でアメリカ大陸の大部を沈めて、土地を失う人々に新大陸の土地を売って、とてつもない富を得ようという計画を。
あの大停電は、その実験の影響だったのである。
ロイスとジェイソンを監禁したままクルーザーは大西洋上を進み、ルーサーは新大陸創造を開始する。
海に投じたクリスタルが、新しい陸地を生み出し、一方で今ある陸地は切り裂かれ始めた。
ロイスが監視の目を盗んでデイリー・プラネット社に送ったFAXで彼女の居場所を知ったクラークは、スーパーマンに変身、メトロポリスの壊滅を防いで、ロイスのいるクルーザーに急行した。
クルーザーは、ルーサーが放棄した後、船体が折れ、、スーパーマンがメトロポリスを救っている間に自家用水上機で先に着いたリチャードも含めて、水中に没しようとしていた。
間一髪、スーパーマンが到着して3人を救出、リチャードは意識を失ったロイスとジェイソンを乗せて、水上機で現場を離れる。
スーパーマンは、“新大陸”に着陸して、ルーサーと対峙する。
だが、狡猾なルーサーは、スーパーマンの能力を無力化する鉱物クリプトナイトを準備して“新大陸”を構成する物質に混ぜていた。
力の全く出ないスーパーマンは、クリプトナイトの棒を背中に突き刺されて、海に没してしまう・・・・。
スーパーマンを救ったのは、ロイスだった。
意識を取り戻したロイスは、リチャードに水上機を引き戻させ、海に沈むスーパーマンを救出した。
クリプトナイトの棒を抜いてもらったスーパーマンは、水上機から飛び出す。
高空で太陽光線を浴びてエネルギーを充填し、スーパーマンは大西洋の海底に潜る。
異変を感じたルーサーは、ヘリコプターで“新大陸“から離脱した。
その“新大陸“を、スーパーマンの渾身の力が、海底から引き離した。
クリプトナイトを多量に含む“新大陸”を、持ち上げたまま、スーパーマンが空高く昇って行く・・・・・・・・・・・
|
| 一言 |
故クリストファー・リーブ主演「スーパーマン4 最強の敵」(1987年)以来、19年ぶりの「スーパーマン」新作。
設定上、「スーパーマンII 冒険編」(1981年)の続編ということで、そこからは何と四半世紀が経過し、
たった5年後の世界というにはいろんなものが繋がらないのですが(例えば、デイリー・プラネット社にある物、昔タイプライター、今パソコン)、
とりたてて矛盾を感じさせるところはありませんでした。
スーパーマンのスケールの大きさのなせる技でしょうか。
体一つで空を飛び、至近距離から打ち込まれるガトリング砲弾すら弾き返し、大陸をも持ち上げる怪力の超人が、
その能力を「正義」と「平和」のために捧げて働く〜スーパーマンは、ヒーローの鑑!
あまりにも強過ぎて、身体が頑丈であるが故に、意外なところで滑稽なシーンになるところは、御愛嬌。
とにかく爽快で痛快で、とにかくワクワクする映画です。
今回クラーク・ケント=スーパーマン役を務めたブランドン・ラウスは、顔立ちが故・クリストファー・リーブにどこか似ていて、
旧作とのギャップを生まない要因になっていると思います。
それに何より、故クリストファー・リーブに負けず劣らずの、見事な体躯!
あの筋骨隆々たる肉体を青と赤の衣装で包んだ姿は、もうスーパーマンそのもの。
ブランドン・ラウス主演でシリーズが続くことを、望みます。
今作の続編が作られる場合、終盤で正体が明らかになったジェイソンの扱いが気になるところですが・・・・・・。
|