| 公開 |
2008年2月9日 |
| 監督 |
中村義洋 |
| 原作 |
海堂尊 |
| 脚本 |
斉藤ひろし、藤田光治 |
| 音楽 |
佐藤直紀 |
出演 |
竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹、佐野史朗、ベンガル、野際陽子、ベンガル、
平泉成、国村隼、上田耕一、山口良一、上月佐知子、並木史朗、野波麻帆、他 |
| 備考 |
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| 物語 |
東城大学医学部付属病院の不定愁訴外来、通称「愚痴外来」の医師・田口公子は、院長から調査を依頼された。
成功率60%の心臓手術・バチスタ手術を、26回連続で成功してきた第一外科の、通称「チーム・バチスタ」が、27例目から3回連続で失敗したのだ。
執刀医の桐生助教授自身が、原因究明を院長に要請、院長が依頼しようとした有働診療内科部長の都合がつかず、田口に調査の任が回ってきたのだった。
田口は早速、チーム・バチスタのメンバー7人に、聞き取り調査を開始する。
助教授の桐生恭一の他に、第一助手の垣谷雄次、第二助手の酒井利樹、病理医の鳴海涼、麻酔医の氷室貢一郎、臨床工学技師の羽場貴之、看護師の大友直美・・・・
順番に面接したが、27例目から看護師が有能な星野響子から大友に交代して術中のリズムが変わったらしいこと以外、特に何も気付きはない。
子供の患者のバチスタ手術が、田口も立ち会って行われたが、これは成功した。
ただの事故としか思えなかった田口の前に、厚生労働省の大臣官房付技官・白鳥圭輔が現れた。
院長から調査を依頼されたという白鳥は、一連の術中死を殺人事件と断言し、チーム・バチスタの7人に改めて面接、攻撃的な質問をぶつける。
聞き取り調査を終えると、白鳥は、桐生と鳴海が共に学んでいたアメリカに飛んだ。
白鳥がいない間に、容態が急変した患者のバチスタ手術が緊急に行われた。結果は、またも術中死・・・・・。
そこへ帰国した白鳥は、反対を押し切って、遺体をMRIにかけさせる。
白鳥と田口は、院内の一室に桐生と鳴海を呼び出した。
白鳥と田口の一計にひっかかり、桐生と鳴海は、秘密にしていた事実を認める。
桐生は眼病のため、視野の株が欠損していたのである。
義弟の鳴海は、それをずっとカバーしていたのだった。
次のバチスタ手術では、桐生は、第一助手・垣谷を執刀医に指名し、自らはサポートに回った。
そうして行われた手術は、成功した。新体制のチーム・バチスタの誕生である。
その手術室に、白鳥が入ってきた。そして、MRIの結果から判明した、4例の術中死の「犯人」を名指しする・・・・・・・・・・・
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| 一言 |
連続して起きたバチスタ手術失敗の原因をめぐる、ほとんどの場面が病院内の物語。
一連の手術失敗を殺人事件と断定したのも、犯人を突き止めたのも、途中から登場した、阿部寛演じる厚生労働省の官僚・白鳥で、竹内結子演じる主人公は、
個性が強烈な登場人物達の間を動き回されるだけの狂言回し的な印象ですが(シリアスな物語の中で、演技的にもコメディ的)、こういう作り方もありかなと思います。
ただ、あくが強いといっていいくらい強い登場人物の個性に、話の展開が埋もれ気味で、真相が解明する過程でも、昂揚感がいまひとつでした。
又、ソフトボールのシーンは必要だったのかどうか?
手術失敗の原因が明らかになったと見せて、真犯人が存在することを明かす展開は意表を突かれました。
ただ、真犯人の動機はどうにも後味の悪いものでした。(人の命をそんな風に・・・・。)
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