| 2002年8月10日 | |
| 本木克英 | |
| 作:やまさき十三、画:北見けんいち | |
| 山田洋次、浅間義隆 | |
| 林哲司 | 西田敏行、三国連太郎、浅田美代子、鈴木京香、加藤武、柴俊夫、小野寺昭、鶴田忍、さとう珠緒、 パパイヤ鈴木、笹野高史、中本賢、中村梅雀、岡本信人、小沢征悦、谷啓、奈良岡朋子、丹波哲郎、他 |
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スーさんこと鈴木建設社長・鈴木一之助が出勤すると、設計部のエース・桐山桂が駆け寄ってきた。
用件は富山県で建設する美術館の設計に関するトラブルで、発注主である富山の老舗薬問屋「天狗堂」の会長・黒部五郎が、周囲の景観に全く調和しない奇抜なデザインを送って来て、譲らないのだという。
実は黒部は、ハマちゃんこと浜崎伝助の釣り仲間で、その縁でハマちゃんが受けた仕事だった。
変わり者の黒部の機嫌を損ねてはこの仕事が御破算になってしまうが、鈴木建設の名にかけて、黒部のデザインは受け入れられない。
事態収拾のため、桂と共にハマちゃんも富山へ行くことになった。
早くも頭の中は釣りのことでいっぱいのハマちゃん・・・・。 富山の天狗堂に着き、会長室で黒部と面会するハマちゃんと桂。 黒部の迫力にびびるハマちゃんをさておき、堂々と自分の意見を述べる桂に、黒部は自らのデザイン画を斬り捨てて、「全て任せる」と告げた。 交渉が終われば、後はお楽しみの釣り。 ハマちゃんは誘われるままに、黒部の船で富山湾に繰り出し、釣りを満喫した。 その頃、桂は、彫刻を仕事とする青年・鮎川透と出会っていた。 実はハマちゃん、富山湾で黒部に、やっかいなことを頼まれた。 桂を気に入った黒部は、“だら息子”の嫁にしたいというのだ。 断れなかったハマちゃんは、しかし桂にも言い出せないままずるずると時は過ぎ、天狗堂の部長が結納(!)の打ち合わせのため鈴木建設にやって来て大騒ぎに。 あまりのことに会社を飛び出した桂は、銀座で個展を開いていた鮎川に再会した。 富山の美術館の起工式の日。 社長・スーさんと営業担当・ハマちゃんと設計担当・桂は天狗堂の会長室を訪ねた。 黒部は、いよいよ“だら息子”と桂を引き合わせるつもりでいるが、桂にその気はない。 絶体絶命のハマちゃん。 そこへ、“だら息子”が到着したのだが・・・・・・。 |
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面白いのはもはや当然のこと。
前作「12」と比較すると、今作は“すっきり”した感じです。 何と言っても、ハマちゃんとスーさんが釣りを楽しんでいること。 前作では好きな筈の釣りをしてもどこか投げやりだったスーさんが、今回は富山湾で大物を釣り上げ、これだけでもちょっと安心(?)、すっきりします。 ゲストキャラクターのラブストーリーも、陰が無く、すっきりしています。 今回の騒動の発端と決着を担う、黒部五郎役の丹波哲郎の怪演は、今作最大の目玉? 前作で妻子持ちになった八郎の悲劇は・・・・これも喜劇。 ところで。 ハマちゃんとみち子さんの息子・鯉太郎は、もう釣りに連れて行ってもらえるくらいの年齢に成長したようですが、とはいえまだ小学生。 毎日毎日友達の家で勉強すると言っては夜出かけて帰りが遅くなるのを、気にとめてない様子の、子煩悩でもある筈のハマちゃん。 良いのでしょうか? |