| 1994年 | |
| 10曲 | |
| 45分32秒 | |
|
「名もない星」から約2年後、そして、村下孝蔵が亡くなる5年前に発売されたアルバム。
この後もベスト盤的なアルバムは発売されましたが、純粋なオリジナルアルバムとしては、本作が最後となってしまいました。 初めに3曲、女歌が続き、あとの7曲が男歌。 題だけを見ると幸せそうな「結婚式」(7曲目)は、村下孝蔵にかかると辛い歌に。 とりわけ悲しいのが、「帽子」(4曲目)。 初めの部分の歌詞、そしてそれ以上に最後の語りが。 (語りが入っている曲は、「帽子」が最初で最後。) 「〜僕は生きています〜」 ・・・・今、彼は、故人です。 |
|
| 「だめですか?」(1曲目) この人と決めていた主人公。その人に去られた主人公。 (多分心の叫び、)「私はだめですか?」 短い、たった一言から、主人公の切ない気持ちが溢れています。 「りんごでもいっしょに」(2曲目) 裕木奈江への提供曲。 (「この空が味方なら」のカップリング。「この空が味方なら」も村下孝蔵が作曲を担当。) アレンジを変えて、少しタンゴ風になっています。 歌詞は全て、主人公の語りかけ。 願い、励まし、望み、いたわり・・・・悪いことばかりではない、いいこともきっとある、リンゴでもいっしょに食べよう、と。 「リンゴでもいっしょに」食べることは、ありふれた日常の中にあるささやかな幸せの象徴だと思います。 「幸せの鍵」(10曲目) 独り言のような歌。 〜うまくいかなくても、くよくよしないこと。 よく休んで、またやり直せばいい。 気負いは捨てて、明るく生きるのだ。 誰かを幸せにしようとするのではなく、自分自身を幸せにしよう。〜 「愛されるために」と名付けられたアルバムの、最後を締めくくる「幸せの鍵」。 そしてその鍵とは、笑って過ごす明るさだと、優しく温かく歌われています。 |